- 2023.11.12
ホームページの成約率を高めるにはアクセス解析だけに頼らない
ホームページを制作後には、Googleアナリティクスなどのアクセス解析を実装することが一般的です。
アクセス解析を利用することは、ホームページの成果を高めるためには必須ですが、アクセス解析だけに依存することは絶対にいけません。
今回は、ホームページの成約率を高めるには、アクセス解析だけに依存しないという点を紹介します。
ホームページの成果を高めるにはアクセス解析が必要
制作後に実装されるアクセス解析は、ホームページの成果を高めるためには必要な要素です。
というのも、闇雲にホームページの問題点を探して、改善を行ったとしても、数値データを見ていないので、成果が出ているポイントを改善してしまい、逆に成果数を減らしてしまう恐れがあります。
そのため、アクセス解析を確認して、数値データを活用してホームページを改善することで、効果を発揮することが可能になります。
ただし、アクセス解析は、あくまで問題点の提示までになっており、改善策は数値データとウェブマスターの経験から検討していく必要があります。
ただ、少なくともどのページのどのあたりを改善すれば良いかが分かっているので、成果が向上する可能性は飛躍的に高くなるのです。
実際に、成功している企業の多くはアクセス解析を利用したホームページの運営を実施しています。
もし仮に、アクセス解析に効果がなければ、それらの企業は利用していないことが一般的でしょう。
アクセス解析だけだと見えてこないポイント
アクセス解析は、ホームページの成果数を最大化するためには必須のツールですが、以下のようなポイントは、アクセス解析以外で把握していく必要があります。
訪問者数は社内アクセスの可能性
アクセス解析が示す訪問者数は、社員がパソコンやスマートフォンでホームページを閲覧した回数も含んでいます。
そのため、訪問者数が多いと思っても、実は大半が社内からのアクセスというケースも見られます。
特に社員数が多い企業では注意が必要になり、その場合は、会社のホームページになるべくアクセスしないや、Googleアナリティクスオプトアウトアドオンなどのプラグインの実装、または有料のアクセス解析を利用している場合は、業者に社内からのアクセスを除外して欲しいと伝えなくてはなりません。
ライバルサイトが優れたコンテンツを作成している
アクセス解析は、御社のホームページの解析データだけを提供してくれますが、ライバルサイトの状態などは一切見えないものになります。
そのため、ライバルがどんなコンテンツを作成して、効果を得ているかは不明です。
そこで、ウェブマスターは、定期的にライバルサイトのチェックを行うようにしましょう。
ライバルが優れたコンテンツを作成していれば、御社も参考にして、コンテンツを作成することにより、御社のホームページの成約率を高めることが可能です。
コンバージョンレートが高いかどうか
アクセス解析を利用して、コンバージョンレートを抽出している方は、自社のコンバージョンレートが高いか低いかが気になると思います。
このコンバージョンレートが高いかどうかは、ホームページの状態に依存しており、作成ページ数やホームページ全体のテーマが影響を与えます。
アクセス解析は、コンバージョンレートは表示してくれますが、その数値が自社にとって最適な数値かどうかは教えてくれません。
そのため、自社のホームページのテーマやページ数を加味したうえで、自社サイトのコンバージョンレートが最適かどうかを検討する必要があります。
まとめ
アクセス解析はホームページの成果を高めるためには必須と言っても過言ではありません。
ただ、だからと言って、アクセス解析だけに依存することは推奨されず、他にもさまざまな調査や検討を行い、それらの結果を踏まえたうえで、アクセス解析を利用しなくてはなりません。
アクセス解析だけにこだわらず、ホームページ全体の情報を収集して、適切な対策を行うことで、御社の期待する以上の成果を発揮できるでしょう。