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公開日:2026.06.26最終更新日:2026.06.26

リンク否認とは?被リンクの調べ方からツールの使い方まで解説

悪影響リンクを否認してSEOを守る

ホームページを運営していると、意図しない低品質な被リンクが増えることがあります。こうした被リンクはSEOに悪影響を与える可能性があり、対処法のひとつがリンク否認です。

このページでは、リンク否認の概要とSEO効果、被リンクの調べ方、低品質な被リンクの判断基準、リンク否認ツールの使い方まで解説します。被リンクの管理やリンク否認への対応を検討している方はご覧ください。

リンク否認とは

リンク否認とは、自社のホームページに向けられた被リンクのうち、低品質なものや悪影響を及ぼす可能性があるものを検索エンジンに無効化してもらうための手法です。

被リンクは本来、外部サイトから自社のホームページへの評価として機能し、SEOにプラスの影響を与えます。

しかし、スパム的なホームページや無関係なホームページからのリンクが増えると、サイト全体の評価に悪影響を及ぼすリスクがあります。リンク否認はこうした不要な被リンクを削除できない場合に、Googleに対して「このリンクを評価に含めないでほしい」と申告する手段です。

リンク否認はGoogleが提供するリンク否認ツールを使って行います。テキストファイルに否認したいURLやドメインを記載し、サーチコンソールからアップロードすることで申請できます。ただし、リンク否認はあくまでも最終手段であり、まずはリンク元への削除依頼を試みることがGoogleの推奨する手順です。

リンク否認のSEO効果

リンク否認のSEO効果は、必ずしも高いとは言えません。現在のGoogleは低品質な被リンクを自動的に無視する仕組みを持っており、多くのケースでは否認しなくても検索順位への悪影響は生じません。

それでも、リンク否認が有効に働くケースがあります。過去にSEO業者による大量のスパムリンク施策を行っていた場合や、Googleから手動ペナルティを受けている場合など、明らかに不自然なリンクが大量についている状況では、否認によってホームページの評価回復が期待できます。

ただし、こうしたケースは限定的です。通常の運営の中でついた被リンクについては、Googleが自動処理している可能性が高く、否認の効果はほとんど見込めません。リンク否認は効果を過信せず、本当に必要な状況かどうかを慎重に見極めることが重要です。

リンク否認ツールを使う時の注意点

リンク否認ツールを使う際に最も注意すべきことは、良質な被リンクを誤って否認してしまうリスクです。

被リンクは検索順位に影響を与える重要な要素であり、否認対象を誤ると本来得られていたSEO効果が失われます。否認するリンクは一つひとつ丁寧に確認し、本当に低品質かどうかを慎重に判断することが重要です。

被リンクの調べ方

被リンクの調べ方

リンク否認を検討する前に、まず自サイトにどのような被リンクがついているかを把握する必要があります。被リンクの調べ方には、Googleが提供する無料のサーチコンソールを使う方法と、サードパーティツールを使う方法があります。

まずはサーチコンソールで被リンクを確認する

サーチコンソールでは、自サイトへの被リンク状況を無料で確認できます。

左メニューの「リンク」をクリックすると、上位のリンク元サイトやリンクされているページの一覧が表示されます。リンク元のドメインをクリックすることで、具体的にどのページからリンクされているかまで確認が可能です。データはCSVやExcel形式でエクスポートできるため、リストを整理して精査する際にも役立ちます。

まず被リンクの全体像を把握する手段としては、サーチコンソールで十分です。

さらに詳しく調べたい場合はサードパーティツールを使う

サーチコンソールで確認できる被リンクはGoogleが公開している一部に限られます。

より網羅的に被リンクを把握したい場合は、AhrefsやMozといったサードパーティツールの活用が有効です。これらのツールでは被リンクの増減推移や競合サイトとの比較など、サーチコンソールでは確認できない詳細な分析が可能です。

ただし多くは有料であるため、サーチコンソールで把握しきれない場合の補助的な手段として活用するのが現実的です。

否認すべき低品質な被リンクの判断基準

低品質な被リンクかどうかを正確に見抜く方法はなく、あくまでも総合的な判断が必要です。ただし、以下のような特徴を持つホームページからのリンクは低品質である可能性が高いため、否認を検討する対象として精査しましょう。

  • まったく関係のないジャンルのホームページからのリンク
  • 意味のわからない海外サイトからの大量リンク
  • 被リンクを増やすことだけを目的に作られたと思われるホームページからのリンク
  • スパム的な内容のページからのリンク

たとえば、飲食店のホームページに対して金融系や海外の無関係なホームページからリンクが集中している場合は、低品質な被リンクを疑うべきです。

ただし、これらに該当するからといって機械的にすべてを否認するのは危険です。Googleは多くの低品質リンクを自動で無視しており、判断に迷う場合はひとまず様子を見ることも選択肢のひとつです。

リンク否認ツールを利用する前に行いたいこと

リンク否認ツールを使う前に、まずはリンク元のホームページ管理者に削除を依頼することをGoogleは推奨しています。否認ツールはあくまでも最終手段であり、リンクそのものを削除してもらう方がより確実な対処になります。

管理者への連絡はホームページに記載されている問い合わせフォームやメールアドレスを通じて行うのが一般的です。削除依頼に応じてもらえた場合はリンク否認の必要はありません。対応してもらえない場合や、そもそも連絡先が見当たらない場合に、リンク否認ツールの利用を検討しましょう。

リンク否認ツールの使い方

リンク否認ツールの使い方

リンク否認ツールを使った否認は、大きく3つの手順で進めます。

STEP1. 否認する被リンクをリストアップする

サーチコンソールのリンクレポートから、否認したい被リンクのURLやドメインを抽出します。

リンク元のホームページを実際に開いて内容を確認しながら、低品質と判断したものをリストにまとめていきます。特定のURLだけ否認するのか、ドメイン全体を否認するのかもこの段階で判断しておきましょう。

サーチコンソールだけでは把握しきれないと感じる場合は、AhrefsなどのサードパーティツールでリストをCSVとしてエクスポートし、補完する方法も有効です。

STEP2. テキストファイルを作成する

否認するリンクをテキストファイルに記述していきます。テキストファイルを作成する際には、Googleが定めた形式に従う必要があります。形式が正しくないとGoogleが正常に処理できないため、以下のルールを確認したうえで作成してください。

  • ファイルはUTF-8または7-bit ASCIIでエンコードする
  • ファイル名の末尾は「.txt」にする
  • 否認するURLまたはドメインは1行につき1つ記載する
  • ドメイン全体を否認する場合は「domain:example.com」の形式で記載する
  • URLの最大長は2,048文字
  • ファイルの最大サイズは100,000行かつ2MB
  • コメントを追加する場合は行の先頭に「#」を付ける

ファイルの詳しい作成ルールやリンク否認ツールへのアクセスはGoogleの公式ページ「サイトへのリンクを否認する」をご確認ください。

STEP3. ファイルをアップロードする

Googleのリンク否認ツールにアクセスし、対象サイトのプロパティを選択してファイルをアップロードします。

アップロード後は否認数が表示されるので、想定通りの件数が反映されているか確認しましょう。既存の否認リストがある場合は新しいファイルで上書きされるため、過去の否認内容も含めて一つのファイルにまとめておく必要があります。

リンク否認に関するよくある質問

リンク否認に関してよく寄せられる質問をまとめました。本文で触れられなかった疑問点について解説しています。

検索順位が伸び悩んでいる場合はリンク否認ツールは必ず必要ですか?

基本的には必要ありません。

検索順位が伸び悩む原因は、コンテンツの質や内部リンク構造、ページの表示速度など、被リンク以外にあるケースがほとんどです。Googleは低品質な被リンクの多くを自動で無視しており、否認ツールを使ったからといって検索順位が改善されるとは限りません。

まずはコンテンツの改善やサイト構造の見直しを優先して取り組みましょう。

正確に低品質な被リンクを見抜くにはどうしたらいいですか?

低品質な被リンクを正確に見抜く方法は基本的にありません。

ただし、判断する手段がまったくないわけではありません。一度リンク否認ツールで否認してみて、その後に検索順位が下がった場合は、否認したリンクが良質だった可能性が高いと判断できます。

ただし、否認リストからそのURLを除いて再アップロードしても、必ずしも元の順位に戻るとは限りません。試行錯誤を繰り返すことでホームページの評価に悪影響が出るリスクもあるため、この方法を過剰に繰り返すことはお勧めしません。

リンク否認ツールの効果はいつ頃出ますか?

Googleが否認リストを処理してインデックスに反映されるまで、数週間から数ヶ月程度かかる場合があります。

効果が出るまでの期間はホームページの規模や状況によって異なるため、否認後はしばらく様子を見ながら検索順位の変動を確認しましょう。

まとめ

リンク否認は、低品質な被リンクを検索エンジンに無効化してもらうための手段ですが、多くのケースではGoogleが自動で処理しており、必ずしも必要な対応ではありません。むやみに否認ツールを使うと、良質な被リンクまで無効化してしまうリスクがあるため、本当に必要な状況かどうかを慎重に見極めることが重要です。

リンク否認を検討する場合は、まずサーチコンソールで被リンクの状況を確認し、低品質と判断したリンクのリストを作成したうえで、リンク元への削除依頼を試みることが先決です。それでも対応してもらえない場合にはじめて、リンク否認ツールの利用を検討しましょう。

このページでは、リンク否認の概要とSEO効果、被リンクの調べ方、リンク否認ツールの使い方について解説しました。
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