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SEMとは?検索エンジン全体を使ったWebマーケティング

インターネットマーケティングについて調べていると、SEMという言葉を目にした方も多いと思います。

SEMは、検索エンジン全体を使ったマーケティングのことを言い、SEMを実施することで、ホームページの訪問者数を大きく高めることが可能です。

当ページでは、SEMとは何かや、メリット、デメリット、効果的な対策法を解説します。

SEMとは

SEMとは、Search Engine Marketingの頭文字を取った略語になり、日本語では、検索エンジンマーケティングと言います。

検索エンジンマーケティングとは、検索エンジンの検索結果でマーケティングを行うことを言い、すなわちSEOリスティング広告を使ってホームページの集客対策を行うことを言います。

Webマーケティングの中にSEMがあり、SEMの中にSEOとリスティング広告がある

SEMを実施する方は、闇雲に行っても費用対効果の高い対策にはならず、SEOとリスティング広告のそれぞれの特徴を理解して、適切な対策を行うことによって、ホームページの集客数が最大化されます。

SEMのメリット

SEMを実施することで3つのメリットがあります。

集客の効率が向上する

SEMを実施することで、ホームページの集客効率を高めることが可能です。

SEMは、SEOとリスティング広告のことを指しているので、このページはSEOで、このページはリスティング広告で集客すると言うように、ページごとに対策法を分けることが可能です。

例えば、100ページあるホームページで、30ページをリスティング広告から集客するのであれば、残り70ページがSEOになり、30ページ分のSEOが不要になるので、効率的な集客対策を実施することができます。

SEOはキーワード次第では難易度が高く、多くの時間と労力がかかってしまうので、SEMに取り組むことで、集客効率を最大化することが可能です。

早く集客効果が生まれる

SEMの最大のメリットと感じるのが、ホームページの集客効果を出す時間の早さです。

SEOは、SEOを行い始めてから最短でも4ヶ月以上の期間が必要になり、さらに期待通りの成果となると年単位が必要になっています。

しかし、リスティング広告では、適切に出稿さえすれば、当日から見込み顧客を集客することが可能になるので、より早く集客効果を生み出すことが可能です。

SEOとリスティング広告でシナジー効果が生まれる

SEOとリスティング広告に取り組むことでシナジー効果を生み出せます。

SEOもリスティング広告も対策法は異なっているのですが、実はキーワード選定という点では同じリサーチが必要になります。

すなわち、SEOのためにキーワードをリサーチして、難易度が高いとすぐには上位表示が難しいので、SEOでリサーチしたキーワードの情報をリスティング広告に活用することができます。

このシナジー効果により、SEOとリスティング広告の対策効率が高まり、スムーズな集客対策とできます。

SEMのデメリット

SEMにはデメリットが2点あります。

予算がかかる

SEMを実施するには多くの予算が必要になります。

SEMを内製する場合は人件費が、外注する場合は委託費用が必要になります。

さらに、SEMではリスティング広告への出稿が必要になるので、ランディングページ作成料金と毎月の広告予算が必要です。

ランディングページ作成では50万円以上というのが相場になっており、さらに広告予算は毎月10万円以上を見ていなくては成果を出せません。

このように、SEMの実施には多くの予算が必要になっており、SEMに取り組む方は、予算の確保から行わなくてはなりません。

SEOとリスティング広告の知識が必要

SEMの実施ではSEOとリスティング広告の知識が必要になります。

SEMの知識は、通常業務の合間を使ってでは十分に身に着けることは難しく、SEMを実施する前に半月ほどは知識を身に着けるための時間が必要になります。

また、半月では完璧にマスターすることができませんが、あとはSEMを実施しながら勉強していくことによって、十分な知識量を得ることが可能です。

特にSEMを内製する場合で高い成果を実現するには、多くの知識量が必要になっているので、そのための勉強時間を十分に確保していくことが求められています。

効果的なSEMの対策法

最後に、効果的なSEMを行うための対策法を紹介します。

集客効果が出るまでの期間を考える

SEMを実施する際には、いつごろまでに集客効果を出したいかを考えましょう。

集客効果が出るまでの期間は、サイト全体で考えるのではなくページ単位で考えて、即効性が欲しいページはリスティング広告、時間がかかっても良い場合はSEOを実施します。

すべてのページでリスティング広告に出稿してしまうと、広告予算が高くなりすぎてしまうので、重要度に応じてSEOかリスティング広告のどちらで集客するかを考えましょう。

ランディングページは必須

SEMでは、リスティング広告への出稿が必要になるので、ライディングページの作成が必須です。

ランティンぐページを作成することによって、リスティング広告のコンバージョン率が最大化されるので、費用対効果が高いリスティング広告へと成長します。

リスティング広告予算は最低でも月10万円以上を見る

昨今では、SEOの難易度の高さから多くの会社がリスティング広告に出稿しており、その結果キーワード単価が高くなっている傾向が見られます。

そのため、数年前のように、月額5万円では十分に効果を発揮することができず、最低でも月に10万円以上の予算が必要です。

中途半端な予算でリスティング広告へと出稿してしまうと、まったく効果が出なかったという事例も多く見たことがあるので、最低10万円の予算を見る必要があります。

効果測定はSEOとリスティング広告で分けて考える

SEMを単に検索エンジンからの集客として効果測定をするのではなく、SEOとリスティング広告で分けなくては、ホームページの改善に活かせる数値データを閲覧できません。

そのため、SEOではGoogleサーチコンソールを、リスティング広告ではGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用して、それぞれに対しての効果分析を行って、適切な対応をする必要があります。

SEMのまとめ

SEMとは何かや、メリット、デメリット、効果的な対策法を解説しました。

SEMとは、検索エンジンマーケティングの略称で、SEOとリスティング広告のことを言い、ホームページの集客力を最大化するためには必要なマーケティング手法です。

SEMって何?とお思いの方の参考になれば幸いです。

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