ホームページでSEOに取り組んでいても、狙ったキーワードで上位表示できず、訪問者数が伸び悩んでいませんか。競合が強いキーワードほど、中小企業や個人商店のホームページでは上位表示の実現が難しくなります。そこで役立つのが、競合の少ないキーワードで検索上位を狙うずらしキーワードです。
当ページでは、ずらしキーワードの意味やメリット、具体的な探し方、利用する際の注意点をわかりやすく解説します。
ずらしキーワードとは
ずらしキーワードとは、上位表示を狙うキーワードを、検索数はやや少なくても競合サイトが少ない言葉に置き換えるSEOのキーワード選定法です。
例えば【エステサロン おすすめ】で上位表示を狙う場合、大手チェーンや口コミ数の多いホームページが並ぶため、地域の個人サロンでは太刀打ちできません。そこで「おすすめ」を「人気」や「評判」といった言葉に言い換えると、検索数は減るものの競合サイトの数も減り、上位表示を実現しやすくなります。
多くのホームページがSEOに取り組む中、後発のホームページほど上位表示の難易度は高くなっており、ずらしキーワードを活用したページ作成が検索エンジンからの集客とコンバージョン獲得につながる点が特徴です。
特に、公開から日が浅く実績の少ないホームページや、更新頻度が限られる個人商店のホームページほど、ずらしキーワードを意識したページ作成の効果を実感しやすくなります。
ずらしキーワードを使うメリット

ずらしキーワードを使うことで、SEOにおいて複数のメリットが得られます。ここでは、上位表示のしやすさやサイト全体への好影響まで3つのポイントを解説します。
ライバルが少なく上位表示を狙いやすい
検索数の多いキーワードほど、大手企業や実績豊富なホームページが上位に並び、新しく公開したホームページや情報量の少ないホームページが割り込むことは容易ではありません。
しかし、ずらしキーワードを選ぶと、同じ言葉で対策しているライバルサイトの数自体が少なくなるため、コンテンツの質を高めるだけで上位表示を狙える可能性が高まります。開業して間もない店舗や、更新できる記事数に限りがあるホームページほど、この効果を実感しやすい傾向があります。
ドメインパワーが低いホームページでも成果を出しやすい
ドメインパワーとは、検索エンジンがそのサイト全体に対して持つSEO評価の強さを指し、数値が低いほど検索結果で上位に表示されにくくなります。
ホームページの各ページは、狙うキーワードごとに検索エンジンから評価されており、キーワードの難易度が高いほどドメインパワーの影響を強く受けます。そのため、開設したばかりでドメインパワーが育っていないホームページが、検索数の多いキーワードに挑んでも上位表示は困難です。
一方、ずらしキーワードを選べばキーワード自体の難易度が下がるため、ドメインパワーの影響を受けにくくなり、早い段階から検索エンジンからの流入を獲得できる可能性が広がります。
サイト全体の評価が高まりトップページにも好影響を与える
トップページの評価は、個々のページがどのキーワードで上位表示されているかよりも、サイト全体としてどれだけ質の高いページを持っているかによって左右されます。
そのため、ずらしキーワードを使ったページで上位表示を実現し、そのページ数を増やしていくと、サイト全体に対する検索エンジンからの評価が高まり、トップページの検索順位にも良い影響を与えます。公開直後のホームページほど、ずらしキーワードを使ったページを積み重ねることが、サイト全体のSEO評価を底上げする有効な対策になります。
なお、トップページのSEOについて詳しくは、トップページSEOとは?の記事をご覧ください。
ずらしキーワードの探し方

ずらしキーワードは、思いつきだけで選ぶと精度にばらつきが出ます。ここでは、AIツール、サジェストツール、Googleサーチコンソールという3つの探し方を紹介します。
ChatGPTなどのAIツールで探す
ChatGPTのような対話型AIは、ずらしキーワードの候補を素早く洗い出すのに向いています。
例えば【エステサロン おすすめ】のずらしキーワードを10個挙げてほしいと質問すると、言い換え候補が一覧で返ってきます。AIが提示する候補が必ずしも正解とは限らないため、内容を確認し、納得できるものがなければさらに候補を出してもらいましょう。
自分ひとりで言い換えを考えるよりも短時間で複数の候補を比較検討できるため、優先的に活用することをおすすめします。
サジェストキーワードツールで探す
サジェストキーワードツールを使うと、実際に検索されている関連語からずらしキーワードを見つけられます。
ラッコキーワードなどのツールに狙っているキーワードを入力すると、関連する複合キーワードが一覧で表示されます。表示された候補の中から、検索数が極端に少なくないものを選ぶと、記事公開後にアクセスが見込めるずらしキーワードとして活用できます。
ツールが提示する候補をそのまま使うのではなく、自社サイトの内容と合っているかを確認したうえで選ぶことが大切です。
Googleサーチコンソールの検索クエリから探す
Googleサーチコンソールを使うと、既存ページが実際にどのような言葉で検索されているかを確認でき、そこからずらしキーワードを見つけられます。
表示回数はあるもののクリックされていないクエリや、想定していなかった検索クエリが見つかれば、それらは読者が実際に使っている言葉である可能性が高く、有力なずらしキーワードの候補です。
すでに公開しているページがあれば、定期的にサーチコンソールのデータを確認し、こうしたクエリを見つける習慣をつけましょう。
ずらしキーワードを使うときの注意点

ずらしキーワードは効果的な手法ですが、使い方を誤ると狙った効果が得られません。ここでは、押さえておきたい注意点を解説します。
言い換えただけでは評価されないと理解する
現在のGoogleは、キーワードの一致だけでなく、検索意図に応えられているかどうかでページを評価しています。
そのため「クレジットカード」を「決済カード」に言い換えただけで、本文の内容が元のキーワードを想定したままだと、上位表示にはつながりません。ずらしキーワードで検索するユーザーが何を知りたいのかを考え、そのキーワードに合わせて本文の構成や説明の切り口まで作り直すことが欠かせません。
単なる単語の置き換えではなく、検索意図に沿った内容へ作り替える姿勢が求められます。
不自然な文章にならないよう注意する
ずらしキーワードを本文に盛り込もうとするあまり、文章が読みにくくなってしまっては本末転倒です。
不自然な言い回しが増えたページは、読者の離脱を招くだけでなく、検索エンジンからの評価も下がりやすくなります。現在のSEOでは、ユーザーにとって読みやすく理解しやすいページであることが重視されるため、ずらしキーワードを使うかどうかは、自然な文章で書けるかどうかを基準に判断しましょう。
無理に組み込むよりも、文章の質を優先する姿勢が結果的にSEO効果につながります。
まとめ
ずらしキーワードとは、検索数はやや少なくても競合サイトの少ない言葉に置き換えるSEOのキーワード選定法です。
ライバルが少なく上位表示を狙いやすいことに加え、ドメインパワーが低いホームページでも成果を出しやすく、ページ数が増えればサイト全体の評価向上にもつながります。探し方としては、ChatGPTなどのAIツール、サジェストキーワードツール、Googleサーチコンソールの検索クエリという3つの方法があります。
ただし、キーワードを言い換えるだけでは検索意図に応えたことにならず、不自然な文章になっては読者にも検索エンジンにも評価されません。
