- 2023.07.23
ワイヤーフレームとは?ホームページ制作に必須
成果が出るホームページを制作するには、ワイヤーフレームが必須です。
ワイヤーフレームとは、デザインを作成する前の段階で、各ページの要素や大まかな原稿を定めるための線画になっていて、一般的にはWeb制作会社が作成してくれます。
当ページでは、これからホームページを制作する方に向けて、ワイヤーフレームとは何かや、作成する前に知っておきたいポイントを紹介します。
ワイヤーフレームとは
ワイヤーフレームとは、デザインを作成する前に作成するホームページの線画のことを言い、一般的にはWeb制作会社が作成をして、お客さまは確認を行います。
なぜ、デザインを作成する前にワイヤーフレームを作成するかと言うと、デザインで確認をするとぱっと見のデザイン性の良し悪しが影響してしまい、冷静な判断を行うことができないからです。
すなわち、デザイン要素をすべて削除したワイヤーフレームで、各ページに訪問したユーザーに有益なコンテンツが何になるのかを考えることができるのがワイヤーフレームになっています。
また、単に掲載するコンテンツだけではなく、情報の位置も確認することが可能です。
ホームページでは、モニターでコンテンツを読むため、上部から順にページを閲覧していて、ユーザーは左から右にコンテンツを読むので、重要なコンテンツほど左上に配置することが大切です。
ここでもデザイン要素がないことで、各コンテンツの配置を冷静に判断することが可能になり、ユーザー目線のページへと成長させることができるので、高い成果を実現するホームページとなるのです。
このようにワイヤーフレームは、良質なホームページ制作には必須になっており、成果を求めているのであれば、必ず作成しなくてはならないと言えます。
ワイヤーフレームを確認する前に知っておきたいポイント
ワイヤーフレームはページ構成を把握するもの
これまで多くのホームページにワイヤーフレームを提案しましたが、お客さまの中にはワイヤーフレームを確認したときに、イメージが付かないと言われることがあります。
ワイヤーフレームはイメージを付けるものではなく、ページ構成を把握するものになっているので、該当ページにどのようなニーズを持った訪問者が訪れるかを考えながら、適切なコンテンツが配置され、順番に間違いがないかをチェックするものになります。
デザイン案で確認をしても良いのですが、デザイン要素を含めてしまうと、ぱっと見の良し悪しが影響を与えて、適切な判断が行えない可能性が高いです。
そのため、ワイヤーフレームは、ページの構成を把握するためのものであり、イメージを持つものではないと理解しましょう。
原稿を用意した方が良い
完ぺきなものでなくても良いですが、ワイヤーフレームの段階で、原稿を作成するようにしましょう。
ワイヤーフレーム段階で原稿を作成していないと、デザインの完成やテストアップが完了した後に、いざ原稿を作成すると、想定していたよりも、原稿が多くなったり少なくなったりする恐れがあります。
この原稿の変化は、ワイヤーフレームとしては問題がありませんが、デザインで大きな問題になる可能性があります。
せっかくホームページを制作するのであれば、綺麗なデザイン性が良いのは当然だと思うので、デザインの品質を高めるためにも、大体の原稿は作成をしておいて、長さや内容を定めることで、よりユーザー目線のデザイン作成が行えるようになります。
ヘッダーやフッターにも意識を向ける
ワイヤーフレームの確認では、コンテンツだけではなく、普段は訪問者もあまり見ないようなヘッダーやフッターにまで注意を払いましょう。
ヘッダーは、訪問者がブラウザでホームページを開いたときにまず目に入るので、魅力的なロゴやブランドメッセージ、重要なページへの内部リンクがあるグローバルナビゲーションなどの適切な要素を実装しなくてはなりません。
また、フッターは、コンテンツを読んだ訪問者に表示させる箇所になっているので、会社名や連絡先、グローバルナビゲーションに含まなかったページへの内部リンクの設置が必要です。
さらには、ヘッダーもフッターも全ページで共通個所になっているので、重要な文言を含めることによって、どのページに訪れたユーザーにも適切に情報提供が行えるようになります。
ヘッダーやフッターは、お客さまからすると、重要性ではコンテンツのほうが上だと考えてしまい軽視されることがありますが、適切に利用することは、成果が出るホームページ制作において重要な要素になっています。
まとめ
ワイヤーフレームとは何かや、確認する前に知るべき内容を紹介しました。
成果が出るホームページ制作では、デザイン要素を抜いたワイヤーフレームの作成が必須になり、ワイヤーフレームでページの構成をしっかりと定めることで、よりユーザーフレンドリーなホームページへと成長します。
ホームページ制作中やワイヤーフレーム確認中の方の参考になれば幸いです。