株式会社セブンデザイン SEOに強い大阪のホームページ制作会社

  • 2023.08.24

ワードプレス制作のメリットとデメリットとは

ワードプレスはホームページ制作で多くの方々に愛用されています。多機能性やカスタマイズのしやすさが魅力ですが、全てがメリットだけではありません。当社が実際の制作で感じたワードプレスの真価、そしてその良さと課題を、率直にお話しします。適切な選択で、制作の質と効率を格段に上げるヒントをお伝えします。

ワードプレス制作とは

ワードプレス制作に触れると、その魅力と幅広さに驚かされます。そもそも、ワードプレスとは何なのか。深く掘り下げると、このオープンソースCMSの真骨頂は、利用者のニーズに応じて進化してきた手厚いサポートと豊富な機能にあります。

私たちがホームページ制作を手がける中で感じるのは、ワードプレスが持つ多機能性と柔軟性です。コンテンツを更新・管理するためのシステムが組み込まれているため、手軽にホームページ運営が行えるのです。さらに、その制作過程で生まれるコストの効率化は、クライアント様からも高く評価されています。

また、多くのデザイナーや開発者の手により成熟してきたワードプレスのエコシステム。それは、豊富なプラグインやテーマの提供という形で私たちの制作活動を後押ししてくれます。しかし、これだけの利点がある一方で、注意が必要な点も確かに存在します。特にセキュリティ面でのリスク管理は欠かせません。専門的な知識が求められる独自のカスタマイズも、時として頭を悩ませることがあります。

そのため、ワードプレス制作を進める際には、専門家のアドバイスや意見を取り入れることが大切です。ワードプレスの可能性を最大限に引き出すために、適切なアプローチと知識を活かし、ビジネスの成功を目指してまいりましょう。

ワードプレス制作のメリット

ホームページを低価格と短納期で制作できる

ホームページ制作の際、予算や納期の制約は常に頭の片隅にあります。私たちが日々制作を手掛ける中で、特に新しくビジネスを始める方やリニューアルを考える企業から頻繁に耳にするのは、これらの課題の解消方法です。

ワードプレス制作が注目される大きな理由は、まさにこの問題を効果的に解決する点にあります。既製のテンプレートや豊富なプラグインの活用で、フルスクラッチの開発を必要とせず、素早く機能豊富なサイトを実現できます。このアプローチは、納期を大幅に短縮し、さらに予算を抑える助けとなるのです。

その一方で、単に既製のものを使うだけでは、そのサイトの魅力や独自性が失われることも。しかし、ワードプレスの真価は、既存の機能を基盤にしつつ、それをカスタマイズし、独自の魅力を加えることができる点にもあります。この組み合わせによって、予算と納期の制約を感じつつも、高品質なホームページの制作が可能となるのです。

さらに、私たちの経験上、ワードプレス制作ではSEOやユーザビリティの最適化が鍵となります。専門知識を持ったパートナーと連携し、お客様の期待を超えるホームページ制作を目指しています。

サイト運営を行えばSEOに強い

ホームページを制作する上で、デザインや使い勝手の追求は当然のことながら、それと同じくらい、もしくはそれ以上にSEOの対策は必須となってきます。その理由は明確で、素晴らしいコンテンツがあっても、検索エンジンで適切に評価されなければ、その価値は半減してしまいます。

そこでワードプレスの役割が非常に重要になります。ワードプレスは多数のSEOプラグインやツールを備えており、制作段階でSEOの最適化をスムーズに進めることが可能です。だからといって、ワードプレスを使用するだけで一発でSEOが完璧になるわけではありません。

実際のSEO効果は、サイトが制作された後、どれだけ効果的にサイト運営を行うかに大きく左右されるのです。ユーザーにとって魅力的な情報を定期的に更新し、それを継続的に提供することが、検索エンジンからの評価を高めるカギとなります。

ワードプレスが提供するのは、しっかりとしたSEOの基盤です。しかし、その上での運営や内容の更新、そしてユーザー目線のコンテンツ提供が欠かせません。継続的なサイト運営と、ワードプレスの機能を最大限に活用することで、検索エンジンでの評価を高め、多くのユーザーの訪問を促すことが可能になります。ワードプレスはその過程で、強力なサポート役として私たちのサイト運営を後押ししてくれます。

サイト更新がスムーズ

ホームページの制作後、サイトの活力を保つための大切なステップは、コンテンツの定期的な更新です。これにより、訪問者に新鮮な情報を提供し、そのリピート率やSEOの評価を高めることができます。

ワードプレスがこの部分で非常に魅力的なのは、サイト更新作業のしやすさです。特に、ワードプレスの管理画面は直感的で初心者にも親しみやすく、複雑な操作なしでテキストの追加や画像のアップロードができます。大手企業のような大規模なサイトでも、個人ブログのような簡潔さで更新作業を行うことが可能となっています。

また、ワードプレスは柔軟性が高いため、企業や団体の特定の要望に合わせて管理画面をカスタマイズすることもできます。例えば、特定のページフォーマットでの更新が多い企業であれば、その業務を簡略化し、更に効率的な運営をサポートします。

この使い心地の良さが、多くの企業や団体にワードプレスを選ばせる大きな理由の一つです。日常の更新業務がストレスなく、迅速に、そして継続的に行われることで、企業の情報発信力を一段と高めることができます。ワードプレスは、その高い実用性と利便性で、情報発信の最前線をサポートしてくれます。

バックアップが簡単

ホームページ制作の過程で、特にデータの安全性や保全は非常に重要なテーマとなります。ワードプレスを選択する多くの企業や個人が、この点に特に注意を払っています。

ワードプレスの一番の魅力は、確かに「バックアップの簡単さ」にあります。全世界で利用されているCMSだからこそ、サイバー攻撃のリスクは高まりますが、それを軽減する手段として、バックアップが非常に役立ちます。

定期的なバックアップは、サイトの安全性を確保する基石です。何かトラブルが発生した場合でも、以前の状態への復帰が迅速に行えます。ワードプレスには、多様なバックアッププラグインが存在し、それらを活用することで、手軽に全てのデータを保全することができます。例えば、特定のタイミングでの自動バックアップ機能や、ワンクリックでの手動バックアップが可能です。

このようなツールを活用することで、ワードプレスサイトの運営は、より安心して行うことが可能です。しかし、このツールの利用に当たっては、その操作方法や適切な活用法を理解し、実践することが大切です。

締めくくりとして、ワードプレスを用いるすべての運営者には、定期的なバックアップの習慣を持つことを強くおすすめします。それが、ホームページ制作とその後の運営の安全網となるのです。

ワードプレス制作のデメリット

テストサイトが必須

ワードプレス制作における一つの大きな課題は、本番環境での直接の変更リスクです。新しいデザインの適用や機能の追加を考える際、直接実施すると、訪問者にとっては予期せぬ変化となり、サイトの使い勝手やブランドイメージに影響を及ぼす恐れがあります。

そんな中、テストサイトの活用が重要性を増してきています。特に、ワードプレスの定期的なバージョンアップは、新しい機能やセキュリティ強化をもたらす一方で、新たなトラブルの元となる場合も。例えば、アップデートによるデザインの崩れや、プラグイン間の競合が発生することも考えられます。

テストサイトでの事前検証を行うことで、これらの問題点を前もってキャッチし、解消することが可能です。公開前の段階で問題を発見・修正できるため、結果として制作のコストや時間を削減することができます。また、予算オーバーのリスクも低く抑えられるのです。

このように、ワードプレス制作にはテストサイトの利用が不可欠となっています。それにより、安心してサイト運営を継続することができ、制作パートナーやクライアントとの信頼関係も築きやすくなるでしょう。

バージョンアップにコストがかかる

ワードプレスを活用することは、多くの制作会社やクライアントにとって、その手軽さや自由度から魅力的な選択となっています。しかし、制作後の「バージョンアップ」という課題が、運営コストを押し上げる要因となっているのも事実です。

ワードプレスの開発元は、ユーザーにとってより良い体験を提供するため、セキュリティの強化や新機能の追加を目的として、頻繁に新しいバージョンをリリースしています。これは一見良いことのように感じられるかもしれませんが、実際には既存のサイトにどんな影響を及ぼすか、必ずしも予測は難しいのです。

専門的な知識が求められるこの作業には、制作業者への依頼が一般的となり、これが継続的なコストとして発生してしまいます。例えば、年間で考えると、10万円程度の追加予算を想定することが多いでしょう。この費用は、バージョンアップだけでなく、セキュリティの確保やプラグインの更新、そして突如として現れるトラブルの解決など、多岐にわたる作業に起因しています。

ホームページ制作を進めるうえで、ワードプレスの利点を存分に享受するためには、制作後も継続的なサポートやメンテナンスが必須となります。初期の制作費用だけでなく、ランニングコストも考慮することで、長期的なサイト運営がよりスムーズに進行します。

操作ミスで不具合が発生すると修正費が高いケースも

ワードプレスの制作には確かにその利便性やカスタマイズの容易さが魅力として挙げられます。しかし、その自由度が高い故に、一歩間違えば大きなトラブルへと繋がる可能性が潜んでいます。

ホームページのメンテナンスやコンテンツの更新は、便利さを享受する一方で、細心の注意が必要となる部分でもあります。ワードプレスの管理画面は、多岐にわたる機能を持ち合わせており、初心者が独自に操作すると、知らないうちにサイトのデザインや構造を崩すリスクがあるのです。

例として、プラグインの誤った追加や削除が挙げられます。これらの操作によって、意図せずにサイトのデザインやSEO効果に悪影響を及ぼしてしまう可能性が高まるのです。実際に、クライアント様の中には、操作ミスから生じるトラブルに直面するケースも散見されます。

当然、軽度の問題については無償でのサポートを行っていますが、大きなトラブルが発生した際には、修正にかかるコストが発生することも避けられません。そうしたトラブルを未然に防ぐためにも、操作に不安を感じたら、すぐに当社にご連絡いただくことをおすすめします。ホームページは、クライアント様の価値ある財産。それを守るためにも、適切な操作と、制作会社とのしっかりとした連携が重要となります。

まとめ

ワードプレスは、現代のホームページ制作において、その存在感を強く示しています。このツールの背後には、高いSEO効果やカスタマイズ性など、数々のメリットが隠れています。しかし、すべてが良いわけではありません。ワードプレスを利用した際、真の価値はすぐには浮かび上がらず、時間とともにその効果が徐々に明らかになります。

制作初期には、一定のコストや労力が求められることも事実。例えば、制作費やレスポンシブデザインの導入など、初期投資として100万円程度の予算を考える必要があります。しかし、この初期投資は、長期的な視点で見れば、十分に回収できるものです。

結果的に、ワードプレスは長期的な視野での投資価値が高いツールと言えるでしょう。そのため、これからのウェブ制作において、ワードプレスの利用を考慮している方々にとっては、その機能を存分に活用し、事業の成功へと繋げていく手段として最適です。ワードプレスの機能を最大限に引き出し、事業のさらなる発展を目指してください。