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  • 2024.02.20

ホームページの原稿をAIが作成したときのSEO上の問題点

昨今のホームページ制作や運営では、AIが原稿作成を行う機会が増えました。

AIが原稿を作成しているとしても、ユーザー目線であれば、SEO効果を発揮できたり、ホームページの成約率を高めることが可能であるため、多くの企業がホームページの運営効率を高めるために、AIを活用しています。

しかし、制作実績のホームページが、AIが作成した原稿でページを公開していると、SEOでさまざまな問題が発生してしまいました。

当ページでは、AIが作成した原稿を公開すると、どんなSEOの問題が発生するのかを紹介します。

AIが作成した原稿にあるSEO上の問題点

クロール済み - インデックス未登録が急増した

制作実績のホームページで、AIが作成した原稿をアップロードしていると、当初は問題がなかったのですが、ある日突然、クロール済み - インデックス未登録が急増してしまいました。

ここで大きな問題になったのが、AIが原稿を作成したページ数が増えてから、クロール済み - インデックス未登録が急増したことであり、改善するには多くの時間が必要になります。

さらには、ページタイトルなども自社にノウハウがあるかどうかを検討せずに作成しているので、リライトを行うにしても、各ページタイトルに関するノウハウの蓄積をしなくてはならず、数日で改善できるレベルではありませんでした。

しかし、クロール済み - インデックス未登録の改善は、ホームページのSEOで重要な要素になっているので、スケジュールを立てて、毎日少しずつ改善に取り組まれています。

トップページの検索順位が落ちる

昨今のサーチエンジンは、Googleヘルプフルコンテンツアップデート以降、低品質なページ数が多いホームページは、サイト全体で検索順位を引き下げています。

AIが作成したページはクロール済み - インデックス未登録になっていることから、その大半が低品質と認識されており、制作実績のホームページは、サイト全体の検索順位を下げられてしまいました。

その結果、トップページやカテゴリートップページの検索順位が大きく落ちてしまい、ホームページの訪問者数が激減してしまう結果となりました。

AIが作成した原稿でホームページのSEO効果を出すために

今回紹介した制作実績のホームページでは、AIが作成した原稿だけで新規ページを作成しています。

ただし、闇雲にAIに原稿を作成してもらったわけではなく、指示書きになるプロンプトを検討しており、具体的にホームページの業種についてや、作成して欲しい原稿の注意点などをまとめたプロンプトでの原稿作成を行ってもらっています。

ただし、確認作業が不十分になっていて、AIを使い始めた数回は作成された原稿を確認して、自分の理想通りのプロンプトの雛型を作成しており、自分の理想通りの文章が生成されるようになった段階からは、作成された原稿の読み直しは行っていませんでした。

AIが作成する文章は、年々自然な文章に近づいてはいると思いますが、テーマによっては、不自然な日本語を利用していたり、同じ内容を繰り返したり、間違えた情報を掲載している可能性があります。

その結果、お客さまのホームページは、サーチエンジンから低品質なコンテンツと認識されてしまい、SEOで大きなマイナス評価を受けたのです。

では、どうすればAIを活用した原稿作成が行えるのかと言うと、プロンプトも大切ではありますが、作成された文章を読み直して、必要に応じて人間がリライトすることです。

サーチエンジンはAIが文章を作成しているかどうかはSEOに影響がなく、ユーザー目線の原稿であれば高い評価をしていると発言しています。

そのため、AIが作成した文章を人間がユーザー目線でリライトすることによって、高品質な文章へと成長して、ホームページのSEO効果を高めることができるのです。

AIが作成した文章を読み直してリライトするのであれば、自分で1から作成するのと大差がないと思われるかも知れません。

しかし、別の制作実績のホームページでは、AIを活用することによって、1ページの作成を20分程度で行え、高いSEO効果を発揮しているので、1から自分で作成するときと比べると、ホームページの運営効率は高くなってきます。

まとめ

AIがホームページの原稿を作成したときのSEO上の問題点を紹介しました。

AIでホームページの原稿を作成すること自体は問題はありませんが、そのまま公開するのではなく、人間が読み直しを行い、ユーザー目線のページになるように必要に応じてリライトが必要になります。

AIが作成したページの最大の問題点は、ある日突然クロール済み - インデックス未登録が急増することになっており、いきなり膨大な数のクロール済み - インデックス未登録を改善することはできないので、改善には数ヶ月単位での運営スケジュールが必要です。

後から、クロール済み - インデックス未登録の改善を行うのであれば、当初から品質を意識したページを作成した方が効率的と言えるので、ホームページの原稿をAIが作成する場合は、読み直しと必要に応じたリライトは必須と認識しましょう。