- 2022.10.10
オールインワンSEO!ワードプレスの制作におすすめなプラグイン
オールインワン(All in One)SEOとは、ワードプレスのプラグインになっていて、ワードプレスを実装したホームページ制作では必須になっています。
実際に、ホームページ制作では、オールインワンSEOを導入するケースが多く、それは非常に便利なプラグインと認識しているからです。
今回は、当社がホームページ制作時によく実装するオールインワンSEOとは何かや、メリットとデメリット、お客さまが行う内容などをご紹介したいと思います。
オールインワン(All in One)SEOとは
オールインワン(All in One)SEOとは、ワードプレスのプラグインになっています。
2020年より前は、オールインワンエスイーオーパックという名称で、多くのユーザーに利用されていて、インストール数としては、2百万回を超えるくらい有名なプラグインになっています。
もちろん、プラグインの評価についても、4.5を獲得していて、かなり効果的なプラグインであると言えます。
オールインワンSEOを入れたホームページを制作することで、さまざまなメリットを受けることが可能で、主に検索順位を高めれるようになっています。
もちろん、グーグル検索を行うと、評判は賛否両論で、当社も多少は問題を抱えているプラグインであるとは思っています。
しかし、総合的な判断を行ってみると、現状では、オールインワンSEOより優れたプラグインはないと考えていて、ホームページ制作では、ほぼ必須として導入しています。
では、実際に、メリットとデメリットをご紹介したいと思います。
また、オールインワンSEOの公式サイトはこちらからご覧いただけます。
オールインワンSEOのメリットとデメリット
オールインワンSEOのメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
まずメリットは、Webサイト制作会社を利用することで、お客さまの作業は、新規ページを作成する際に、メタディスクリプションを作成するだけになります。
ホームページ制作時で言えば、カノニカルタグを自動吐き出ししてくれたり、グーグルアナリティクスのトラッキングコードも非常に簡単に導入ができます。
また、バックアップや、XMLサイトマップの吐き出しなども、追加機能で行ってくれ、必要以上にプラグインを導入しなくて良いというのも魅力です。
さらに、複雑なホームページ制作であれば必要になる、OGPやnoindex、nofollow、カノニカルタグの変更なども、手軽に行え、クライアントのサイト運営作業の効率化も可能です。
このように、ホームページの集客や検索エンジン対策に大切なポイントを手軽に実装ができるのが最大のメリットであると思われます。
もちろん、弊社ホームページ制作では利用経験が多く、煩わしい手間のかかる作業が軽減でき、ホームページ制作料金も安くすることが可能です。
このように、当社としても、クライアントとしても、さまざまなメリットが存在していて、ぜひとも導入を検討したいプラグインになっています。
デメリット
デメリットとしては、当社が考えるに、不具合が発生する可能性が高いという点です。
昔から、ちょくちょく同業他社などの話を聞いていると、複雑なホームページ制作では、ちょくちょくバージョンアップで不具合が起こったという事例は耳にしていました。
しかし、決定的だったのが、2020年だったと思いますが、ワードプレスとプラグインのバージョンアップで一気に検索順位が落ちた事例があります。
検索順位が落ちたと気が付き、すぐに調査をすると、ワードプレスのバージョンアップではなく、オールインワンSEOの不具合が発生していました。
主な問題点としては、カノニカルタグは、パーマリンクで指定されたものが自動吐き出しされるはずが、なぜかタイトルがそのままカノニカルタグに入っていたのです。
すぐ問題が見つかり、最適化を行ったところ、翌日には検索順位を戻すことに成功しています。
この問題は、ソースコードの確認が必要で、クライアントでは難しく、Webサイト制作会社でなければ、見つけられないと思います。
また、そのタイミングで、ツイッターなどで多くの方が同じ現象になっていて、完全にバージョンアップの仕様ミスだと思われます。
このように、バージョンアップを行う際の不具合が最大のデメリットになっていて、これさえ気を付けていれば、他に目立ったデメリットはありません。
ホームページ制作時に行うオールインワンSEOの設定
具体的な設定方法ではなく、これからワードプレスを実装したホームページを制作される方が、オールインワンSEOで意識したいポイントをご紹介します。
基本的な確認方法は、ウェブページを見ていても意味がなく、ソースコードを表示しなくてはいけません。
カノニカルタグ
オールインワンSEOを実装後、どのページでも良いですが、しっかりとカノニカルタグが含まれているかを確認しましょう。
カノニカルタグとはURLの正規化になっていて、カノニカルタグがないと重複コンテンツ扱いになりSEO効果が出なくなります。
恐らくインストールするだけで、実装されると思われますが、しっかりと確認をして、パーマリンクの内容が正しく導入されているかを確認しましょう。
OGP
OGPとは、Open Graph Protcolの頭文字を取った略語です。
フェイスブックとツイッターなどのソーシャルメディアで、シェアされた際に、該当のウェブページのタイトルや概要、イメージ画像などがソーシャルメディアカードとして表示されます。
昨今、ホームページ制作時にソーシャルメディア運用を希望されるお客さまも増えていて、必ずOGPを実装しなくてはなりません。
実際にOGPがあるとないでは、まったくソーシャルメディアからの流入数が異なっていて、しっかりと設定を確認しましょう。
XMLサイトマップ
当社では、XMLサイトマップは、オールインワンSEOが吐き出すXMLサイトマップを推奨しています。
その理由は、プラグイン数が増えるというのは、実はセキュリティー的にも検索エンジン的にもあまり良いものではありません。
もちろん、当ページをご覧の方が、何かしら意図があって、別プラグインを導入するのは、特に問題がないと思います。
メタディスクリプション
オールインワンSEOを実装後に、メタディスクリプションが適切に導入しているかをチェックしましょう。
よくあるミスとして、ページのソースコードを見ると、ワードプレスが吐き出すものと、オールインワンSEOが吐き出すものが二重で入っているケースを見かけます。
当社の考えであり、Webサイト制作会社によって異なりますが、オールインワンSEOのメタディスクリプションだけが良いでしょう。
二重で入っていても、検索エンジンは、上に入っている内容を重視はしてくれますが、もしかしたらスパム行為と思われる可能性もあり、チェックは必須になっています。
ちなみに実は、タイトルも重複する恐れがあり、メタディスクリプションをチェックする際には、タイトルも二重になっていないかを確認しましょう。
noindexとnofollow
一般的には関係がないかもしれませんが、noindexとnofollowが正常に動作するかも確認しましょう。
弊社のホームページ制作では、複雑な構造は、検索エンジンにとって良くないと判断をしていて、noindexやnofollowをクライアントが利用するケースはありません。
しかし、絶対に利用するケースがないとも言えず、一応正しく動作するかだけをチェックするのが良いでしょう。
お客さまはオールインワンSEOでメタディスクリプション作成
ワードプレスを実装したホームページ制作が終われば、お客さまにホームページが引き渡され、そこから自社でサイト運営を行うのが一般的です。
このサイト運営のフェーズでは、お客さまは何か特殊な作業は不要で、新規ページ作成時にメタディスクリプションを導入するだけです。
タイトルについては、実は、ワードプレスの管理画面で本文の上部のタイトルを入れるだけで問題がありません。
そのため、オールインワンSEOを入れた結果、お客さまの作業が増えるのは、メタディスクリプションの作成だけになっています。
このメタディスクリプションは、検索順位を上げる効果はありません。
しかし適切なメタディスクリプション作成は重要で、検索結果のクリック率に大きな影響を与えます。
総合的にオールインワンSEOに満足している
ワードプレスを実装したホームページ制作では、99%ほどがオールインワンSEOを実装していて、そして満足いく結果を得れています。
もちろん、Yoast SEOに変更した経験もありますが、最終的には、オールインワンSEOに戻しております。
もちろん、先述している通り、バージョンアップを行うと不具合が発生するケースがあります。
ただ、ホームページ制作後に、クライアントに「勝手にバージョンアップはしないで欲しい」と伝えていて、これまで大きな問題になった経験はありません。
もちろん今後も、ワードプレスを実装したホームページ制作では導入していく予定です。
ただ、今後のことは分からず、今後さらに優れたプラグインが出てくれば、乗り換える可能性は十分にあります。
現在、プラグインをご検討の方は、ぜひ候補の1つとして、オールインワンSEOを含めて検討してみてはいかがでしょうか。