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直帰率とは?ホームページから成果を出すには改善が必要
当社では、ホームページから成果を出すためには、直帰率の改善の重要性が高いと考えています。
直帰率を改善することにより、ホームページの訪問者が、複数ページを見てくれるようになり、より深い情報提供を行った結果、ホームページの成果数を大きく高めることが可能です。
当ページでは、直帰率とは何かや、ホームページへの影響、改善法、平均について紹介します。
目次
直帰率とは
直帰率とは、入口ページだけを見て離脱した訪問者の割合のことを言います。
直帰率の計算方法は、「直帰数÷入口数×100」で算出することが可能です。
例えば、トップページを入口にした訪問者が5名いたときに、2名が別のページを閲覧したとすると直帰数は2になり、直帰率は2÷5×100で40%になります。
直帰率が高いホームページは、成果数に問題を抱えてしまう傾向があるので、直帰率を下げることを意識した改善を繰り返すことで、ホームページの成果を最大化することが可能です。
直帰率が与える影響
ホームページの成果数
直帰率は、ホームページの成果数に大きな影響を与えます。
サーチエンジンやSNSから見込み顧客が訪れて、該当ページだけを見て直帰しているということは、訪問者に情報提供を行っただけの状態になります。
ホームページを制作した目的は、見込み顧客を集客することではなく、成果に繋げることになるので、直帰を改善して単なる情報提供から、問い合わせや商品購入をしたいホームページへと改善することが大切です。
また、過去にあるアクセス解析会社が公表したデータによると、直帰者を含めて1人がアクセスするページ数は7ページが平均になるそうですが、直帰者を除くことで10ページ前後になるというデータもあります。
ホームページは、訪問者を説得するために、多くのコンテンツを見てもらい、成果に繋がるアクションを行ってもらうことが重要になるので、ホームページの成果と直帰率は密接な関係にあると言えます。
SEO効果
サーチエンジンから訪問したユーザーが直帰をして検索結果に戻ってしまうことは、SEOで大きなマイナス影響になります。
Googleは、個人情報保護の観点から、ホームページに実装しているGoogleアナリティクスのデータは見ていないそうですが、Googleサイトのアクセス解析のデータは見ています。
すなわち、検索結果からホームページに訪れて、ブラウザバックで検索結果に戻っているユーザー数を把握しているのです。
サーチエンジンは、良質なページを高く評価しているので、検索結果に戻って新たなホームページで情報収集を行うことは、訪問者が訪れたホームページが良質ではないと判断をしています。
そのため、直帰されてしまうことは、SEOで大きなマイナス影響を与えるものになり、直帰率を下げることで、SEO効果の最大化を実現することができるのです。
直帰率の改善法
直帰率の改善法は、サイト次第になるので、一概には言えず、当ページで紹介するのは、一般的な直帰率の改善法としてご覧ください。
流入経路とコンテンツの確認
これまで多くのホームページの直帰率の改善をサポートしてきた経験から、直帰率の原因で多いのが、流入経路とコンテンツがイコールになっていないケースです。
例えば、サーチエンジンからの訪問者の例で言うと、ユーザーは検索結果でページタイトルとmeta descriptionを見て、ホームページへと訪問します。
ページタイトルとmeta descriptionで記載した文章が、ホームページの内容と異なってくると、当然ユーザーが直帰してしまうのです。
そのため、ホームページで直帰率が高いページを改善する際には、まずはページタイトルとmeta description、本文の内容が一致していることを意識しなくてはなりません。
内部リンクを設置して訪問者を誘導
直帰率が高い原因で次に多いのが、ページに内部リンクがないケースです。
ユーザーは、グローバルナビゲーションやサイドナビなどにあるリンクではなく、本文に自然と含まれているリンクをクリックする傾向が高いです。
すなわち、本文に一切リンクがないと、すべてとは言いませんが、多くの見込み顧客が直帰してしまう可能性があるのです。
特にPDFをアップロードしているホームページでは、PDFにも必ずURLの記載を行わないと直帰率を高めるだけになってしまいます。
そのため、ホームページで直帰率が高いページを見つけたら、そのページに関連するページへの内部リンクが設置されているかを確認して、内部リンクがなければ、設置することが重要です。
直帰率の平均はいくつ?
直帰率の平均は、当社では50%弱程度と考えていますが、あくまで当社の感覚的な話になっているので、具体的な調査データを見たいと考える方も多いと思います。
そこで、海外のホームページですが、Bounce Rate Benchmarks: What’s a Good Bounce Rate, Anyway?というページに直帰率の平均が掲載されていたのでご紹介します。
業界別平均直帰率
飲食 | 65.62% |
IT | 62.24% |
アート・エンターテインメント | 56.52% |
法・行政 | 55.06% |
コンピューター・電子機器 | 54.54% |
インターネット・通信 | 53.59% |
金融 | 51.71% |
不動産 | 44.50% |
業界別の平均直帰率は上記で、全体的に高い数値になっています。
特に直帰率の平均が高い飲食やIT業界は、1ページでユーザーが満足できるだけのコンテンツを提供している可能性があるので直帰率の平均が高くなっています。
例えば、飲食店であれば、アクセスマップだけを見たいや、メニューだけを見たい訪問者が、知りたい情報が掲載されているページだけを見て離脱している可能性があります。
これらの訪問者が直帰をしていたとしても、実際に予約の獲得や来店に繋がっていれば問題がないと判断できますが、もし期待通りの成果を出せていない場合は、直帰率の改善に取り組むことが大切です。
ホームページの種類別直帰率
辞書・ブログ・ポータルサイト | 65~90% |
ランディングページ | 60~90% |
BtoB商材のサービスサイト | 25~55% |
EC・小売 | 20~45% |
種類別直帰率では、辞書・ブログ・ポータルサイトとランディングページが高くなっています。
辞書・ブログ・ポータルサイトでは、情報配信コンテンツが大半になっているので、知りたい情報のページに直接アクセスをして、知りたい情報だけを得て離脱しているので、直帰率の平均が高くなります。
ただ、ホームページの成果を考えた場合は、辞書やブログ、ポータルサイトだから直帰率は高くても問題がないと考えるのではなく、ユーザーに価値ある内部リンクを設置して、複数ページを閲覧してもらうようにしましょう。
また、ランディングページは、1ページですべてのコンテンツを見てもらうことが目的になっているので、直帰率が高くても、問い合わせ数があれば問題ないでしょう。
まとめ
直帰率とは何かや、ホームページへの影響、改善法、平均について紹介しました。
直帰率は、もったいないユーザーの割合と言えるので、ホームページから高い成果を実現したいのであれば、直帰率の改善に取り組むことが大切です。
当社では、これまで多くのホームページに対して直帰率の改善に取り組んできた経験があるので、お困りのことがあれば、お気軽に問い合わせください。