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ホームページの成果に重要なコンテンツマーケティングの基礎知識
コンテンツマーケティングとは、インターネットに良質なコンテンツを公開して、高い成果を得るための手法のことを言います。
昨今のホームページ制作では、SEOやSNS運用などの単体での手法だけでは、すぐに訪問者数や成果数が頭打ちしてしまうので、コンテンツマーケティングの重要性が言われるようになりました。
当ページは、コンテンツマーケティングとは何かや、よく見る対策の基本を紹介します。
目次
コンテンツマーケティングとは
コンテンツマーケティングとは、インターネット全体を使ったマーケティング手法のことを言います。
ホームページに限らず、さまざまな媒体を活用して、良質なコンテンツをインターネットにアップロードすることにより、御社の期待を超える成果を生み出せる手法です。
コンテンツマーケティングで重要なことは、例えば、当記事を見た人には30%割引などのように、御社がユーザーに対してアプローチを行うような手法ではなく、ユーザーが御社のコンテンツを閲覧して、自発的に行動してくれることが重要です。
すなわち、御社のビジネスに関する高いノウハウをインターネットにアップロードし続けることで、ユーザーから専門知識の高い良い企業を見つけたと感じてもらうことができ、理想的な営業体制を構築できることを言います。
以下でコンテンツマーケティングの手法をご紹介しますが、いきなりすべての対策を同時並行する必要はないにしても、中長期期間をかけて、すべての対策に取り組むことが推奨されます。
1つや2つの対策では、成果を出せたとしても、訪問者数や成果数が頭打ちしてしまう恐れがあったり、多くを手法を利用することで、シナジー効果を生み出すことが可能になり、より高い成果を実現することが可能です。
ホームページ制作でよく見るコンテンツマーケティングの基本
ホームページにSEOを実施
ホームページの集客対策として、多くの方がご存知なのがSEOになると思います。
SEOを行うことで、検索エンジンの検索結果に御社のホームページが表示されるようになるので、多くの見込み顧客を集客することが可能です。
SEOを行う際には、トップページの検索順位を高めることは重要ですが、コンテンツマーケティングにおいては、下層ページでの上位表示を狙うようにしましょう。
昨今のユーザーは、さまざまな検索ワードを利用する傾向があるので、ビジネスに関するあらゆるキーワードで御社のホームページが上位表示できていれば、多くの訪問者数を集客することが可能です。
さらに、ニーズの広いキーワードよりも、ニーズが絞り込まれているキーワードの方が成約率も高くなる傾向があるので、集客力だけではなく、期待以上の成果の出るホームページへと成長します。
オンラインセミナーの開催
従来は、セミナーと言うと、会場の手配を行う必要があったので、予算のかかる対策と言われ、費用対効果に高い意識を持つことが一般的でした。
しかし、現在では、Zoom Webinarsなどのオンラインセミナーが主流になっており、もちろん費用対効果への意識は必要ですが、講師の人件費だけでセミナーを開催することが可能になっています。
オンラインセミナーでコンテンツマーケティングを行う際には、集客戦略の構築と、セミナー開催後の適切なフォロー体制の構築が必要です。
集客戦略の構築では、ホームページやSNS、セミナーポータルサイトなどを使って良質なコンテンツを作成して告知することで、より多くの見込み顧客がセミナーに参加してくれるようになります。
また、セミナー開催後に、参加者に対してアンケートを配布したり、興味がある方へのフォローを行い、成約を獲得することも重要な施策と言えます。
SNS運用
コンテンツマーケティングにおいて、SNS運用の重要性はかなり高いと言わざるを得ません。
当社が制作したホームページでよく利用するSNSは、XとFacebook、Instagramの3点になっており、すべての業界に効果があるのがX、BtoB企業ならFacebook、BtoC企業ならInstagramがおすすめです。
SNSは、利便性の高さから、着実にユーザー数を増やし続けており、制作実績のホームページでSNS運用に成功している企業では、短期間だけで見ると、検索エンジンや広告からのアクセス数よりも、SNSからの訪問者数の方が多いほどです。
SNSの運用では、コンテンツの品質だけで評価される傾向があるので、良質を意識した投稿に注力しなくてはなりません。
ホワイトペーパーの活用
昨今のホームページでは、ホワイトペーパーを利用するケースが増えています。
例えば、資料請求フォームを利用して、最低限の個人情報を入力してもらい、サンクスページやサンクスメールでホワイトペーパーのダウンロードURLを掲載するパターンです。
ホワイトペーパーでは、資料をダウンロードしてもらうことが目的ですが、ダウンロードしたユーザーが印刷することを想定して、資料に社名やホームページのURL、電話番号を記載しておきましょう。
高い品質のホワイトペーパーであればその効果は絶大なものになり、御社の期待を超える成果を出すことが可能です。
無料ブログの活用
無料ブログを活用するコンテンツマーケティングも人気です。
当社の制作実績のホームページで利用する無料ブログは、アメブロかnoteのどちらかになっています。
アメブロであれば、アメーバポータルからのアクセスを稼ぐことが可能になり、自社のホームページへのリンクを掲載したり、アメブロ内で問い合わせ方法を掲載するのが良いでしょう。
また、noteであれば、良質なページを作成して、有料記事にすることや、自社のホームページへのリンク、note内で問い合わせ方法を掲載するのが良いでしょう。
無料ブログは更新に多くの時間がかかりますが、ホームページと同様に集客や成約を考えた運用を行うことで、多くの成果を実現することが可能です。
コンテンツマーケティングでよくある失敗
Google対策だけに注力している
コンテンツマーケティングを行っているホームページで失敗してしまう可能性が高いのが、Google対策だけに取り組んでしまうことです。
Google対策だけに注力しているホームページと言うのは、仮にSEOで成功することができたとしても、成果数を増やすことができないので、コンテンツマーケティングとしては失敗です。
コンテンツマーケティングで大切なのは、Googleに気に入られるホームページとすることではなく、訪問者に気に入られるホームページとすることになるので、ユーザーへの意識に力を入れた施策を継続するようにしましょう。
自社の商品やサービスの宣伝ばかりをする
コンテンツマーケティングで失敗してしまう事例でよく見かけるのが、自社の商品やサービスの宣伝を行い過ぎてしまうことです。
もちろん、コンテンツマーケティングを実施する目的は、自社の商品やサービスを販売することではありますが、段階的に宣伝することが大切です。
例えば、「効果的なホームページを制作します」という営業よりも、「集客力と成約力を高めることで、高い成果を実現できるホームページを制作します」の方が魅力を感じます。
このように、単に自社の商品やサービスにはこんな機能があり、こんな結果を得ることができると営業するよりも、その根拠を明確にしながら宣伝したほうが高い成果を実現できるのです。
自社の商品やサービスを宣伝することは大切ですが、なぜ自社の商品やサービスがおすすめなのかの根拠も含め、ユーザーに適切なコンテンツを提供することで、コンテンツマーケティングは成功します。
質より量を意識してしまう
コンテンツマーケティングでは、質よりも量を重視してしまうケースが多く見られます。
コンテンツマーケティングを実施するためには、新規ページ作成やSNSの運用、ホワイトペーパーのアップロードなど、さまざまな対策が必要になります。
そのため、多くのコンテンツをインターネットに公開することに注力した結果、低品質なコンテンツになってしまい、まったく成果を出すことができないのです。
確かに、コンテンツマーケティングでは、量も重要ですが、それ以上に質が大切になっているので、毎日少しずつ最高の品質のコンテンツを公開することに取り組みましょう。
まとめ
コンテンツマーケティングの基礎知識を紹介しました。
コンテンツマーケティングにおいては、1つの対策を行うのではなく、全体的にバランス良く行うことで相乗効果を生み出すことが重要です。
単体での対策でも成果を発揮することは可能ですが、訪問者数や成果数の頭打ちになってしまう可能性があるので、コンテンツマーケティングを行う際には、すべての対策を実施するための計画を立てましょう。