- 2022.12.05
成果を求めるならホームページ制作目的を定める
ホームページ制作前に必ず提案するのが目的になり、かなり成果と密接に関わり、しっかりと定めなくてはなりません。
ホームページ制作目的を定めれば、運営方針、すなわち成果へのルートを導き出すことが可能であり、適切な設定は必須と言えます。
今回は、ホームページ制作時に行う目的設定と達成をどう考えるべきかを紹介します。
ホームページ制作目的とは
ホームページ制作目的は成果と密接に関わり、必ず設定する必要があります。
クライアントに確認するとコーポレートサイトやブランドサイトなら問い合わせを得たい、ネットショップなら商品を販売したいと言われます。
確かに、これらも重要ですが、それは業者も基本的には理解していて、もっと突っ込んだ回答を貰う予定の質問になります。
業者は、企業サイトなら問い合わせの獲得、ネットショップなら販売計画を立てます。
そのうえで確認をしてるので、問い合わせを得たいならメールフォーム、商品を売りたいならカートシステムの構築くらいしか思いつきません。
これでは効果的なヒアリングとは言えず、もっと突っ込んだ情報を聞く意味で確認しています。
詳細は以下で紹介しますが、簡単に言うと、お客さまが言う問い合わせや商品販売のルートを明確に示せる情報が必要です。
そうすれば、新規ページ作成やリライトで一気に効果的なコンテンツ作成が可能になり期待以上の成果へと成長します。
では、実際にどう定めれば効果を発揮するかを紹介します。
ホームページ制作目的の定め方
効果に繋がる定め方を紹介します。
公開理由は根拠を明確にする
ゴールを問い合わせや商品販売ではなく、具体的な根拠を付けて検討しましょう。
例えば、新規であれば、ホームページを制作する以前の時点で、なぜ相談が来るかを考え、その内容をコンテンツ化してしまえば、当然成果を出すことが可能です。
さらに、リニューアルなら、既存サイトでなぜ成果を出せているかを、アクセス解析が示す数値データを確認しながら検討すれば、より良いコンテンツ作成が可能です。
この理由の策定は本当に重要で、これらを踏まえれば、一気に御社サイトは効果を発揮できる可能性が高まると言えます。
もちろん、クライアントだけで実行が難しい場合は、業者にサポートを依頼するのも重要です。
理由や根拠を含めなければ、まったく役に立たないので、必ずこの情報を含めて検討し、価値ある対応が必須と言えます。
運営の対策法が具体的
策定する際には、必ず運用を含まなくてはならないと理解しましょう。
継続した運営を行わないと、集客と成約力で効果が向上せず、成果を出せない仕様になっています。
例えば、SEOならブログなどのコンテンツで新規ページ作成ですし、ツイッターやインスタグラムなどのソーシャルメディアならプラスアルファでそれぞれの投稿作業が必須です。
従来なら、公開しただけでもSEO効果を出し、見込み顧客を集客できましたが、現在はどのルートを選択しても更新していないと人が集まりません。
そのため、更新が必要であると理解をした上で策定し、さらには継続できる内容で定めなければハードルが高くなります。
リニューアルなら現状分析も含む
リニューアルを実施するなら、グーグルアナリティクスなどのアクセス解析が示す数値データも確認しましょう。
数値データがない検討は、どこまでいっても仮説からは抜け出せず、ウェブマスターや業者の勘と経験によるものになります。
もちろんアクセス解析がない新規ドメインは、この効果測定は不可能ですが、ドメインが同じリニューアルであればぜひとも活用する必要があります。
どのコンテンツが人気があるやないだけでも、業者であれば適切な判断を提案することが可能で、明確化には非常に重要な要素と言えます。
継続した実行が可能
先述の通り、昨今は成果を出すには継続が大切で、言い過ぎですが突発的な作業は一切不要です。
毎日の作業は少ないボリュームでも、10年でも20年でも継続できることの方が効果的なので含めた検討を行いましょう。
一度定めた目標は、もちろん運営の中でマイナーチェンジを繰り返す必要はあり、微調整を行いながら最適化を行えば、より効果的な内容へと成長します。
この微調整は、もちろん思い付きや勘、経験ではならず、できる限り具体的な指標を持って検討することが重要になります。
公開後はホームページ制作目的の達成を目指す
ホームページ制作を行い、公開後は目的達成を目指しましょう。
そのためには、定められたゴールがあり、道筋になる運営ルールが存在し、ウェブマスターが行う内容は継続した確実な実行になります。
もちろん、ゴールを達成するにはそれなりに時間がかかりますが、これまでの経験では、最短で3ヶ月、最長で1年あれば取り敢えず期待通りの成果を得れている事例が多いです。
その後は、ゆっくりと時間をかけながら継続して、ゴール値をはるかに超える目標設定を行います。
ゴールが明確ではないホームページ制作では絶対に期待通りにも効果を得られず、目的を定めて、そして達成ができる施策を継続しましょう。