- 2024.02.13
アクセス解析を使ったEFOでホームページの成果を高める方法
EFOを実施することにより、ホームページの成果を高めることが可能です。
EFO対策は、ウェブマスターの勘や経験で行っても効果が出るかは運次第になっているので、アクセス解析を使って数値データに基づくことが重要です。
当ページでは、これからEFOを実施される方に向けて、アクセス解析を使った対策法を紹介します。
EFOでアクセス解析を使う重要性
EFOは、問い合わせやショッピングカートなどの成果ページをユーザーに最適化することで、成果に繋がるアクション寸前で離脱した訪問者を成果に繋げるための対策になります。
ホームページの成約率を高める対策として、EFOの効率は高いですが、多くのお客さまが行われるのが、ウェブマスターの目視でユーザーの使いやすさを評価することです。
EFOにおいては、ウェブマスターの感覚で成果ページを改善しても、成果が出る可能性はありますが、感覚だけだと対策対象のページや方法が間違えている可能性が存在してきます。
そこで必要になるのがホームページの訪問者の足跡が見れるアクセス解析です。
アクセス解析を利用することで、数値データとして成果ページの状態を確認することが可能になるので、具体的な問題点を明確にすることが可能です。
ただしアクセス解析は、数値データを提供してくれますが、具体的な改善方法を提示してくれるものではないので、数値データを見たうえで、ホームページが抱える問題点を改善する方法は自分で検討しなくてはなりません。
アクセス解析を使ったEFO対策
滞在時間が長いページの改善例
成果ページと言っても、問い合わせが目的のホームページであれば、フォーム>確認>サンクスと3ページがあります。
また、ECサイトであれば、カート>個人情報の入力>決済方法の選択>配送方法の選択>確認>サンクスと5ページが存在しています。
それぞれのページの滞在時間をチェックして、極端に長いページは何かしらの問題点を抱えている可能性が高いです。
滞在時間が長いページと言うのは、自分でそれぞれのページにアクセスをして、情報を入力した時間をベースに考えると分かりやすくなります。
滞在時間が多いページの原因は、入力すべき項目が多いや、入力内容が分かりづらい、エラー文言を理解できないなどになり、訪問者がなぜそのページを長く表示させているのかを考えてEFO対策を実施しましょう。
離脱率が高いページの改善例
成果ページの離脱率が高い場合は、そのページ自体に大きな問題を抱えている可能性があります。
例えば、入力ページでの離脱が多いホームページでは、入力項目が多すぎて、ユーザーが途中で入力を諦めてしまった可能性や、入力ミスを何度もしてしまっているなどの原因が推測されるので、入力項目数の厳選と入力ミスを減らすための対策、ミスしてしまった場合のサポートが必要です。
また、確認ページでの離脱が多いホームページでは、送信ボタンが分かりづらい可能性があるので、ユーザーが直観的にこのボタンを押せば送信ができると理解できるレイアウトを採用します。
まとめ
アクセス解析を使ったEFOを実施することで、ホームページの成果を最大化しやすくなります。
ただしウェブマスターの勘でEFOを行うのではなく、アクセス解析が示す数値データを見て、どの成果ページにどんな問題点を抱えているかを検討することが重要です。
ホームページの成果向上を検討されていて、EFO対策をお考えの方の参考になれば幸いです。