- 2023.03.06
無料ブログだけで成果を出した事例を紹介
当社の実績ではありませんが、あるお客さまからの相談事例です。
始めはホームページ制作を検討されていましたが、大阪の複数の業者に相談すると、安くても50万円、一般的には100万円前後と言われたそうです。
当社も100万円前後でホームページ制作を提案していましたが、予算が厳しいということで、無料ブログ運用サポートの提案へ切り替えました。
ホームページ制作でなく無料ブログを活用
クライアントは、大阪にある複数のホームページ制作会社に相談をしていましたが、やはり最大のネックは料金になっていたそうです。
と言うのも、昨今では、スマホ対応のレスポンシブWebデザイン作成やワードプレスを実装したホームページ制作が当たり前になり、業者の作業量が増えています。
料金は作業時間で算出され、かかる労働時間が増えると当然予算も向上します。
50万円くらいであれば、予算は持っていたそうですが、あまりに価格が安いと不安という理由から検討を繰り替えしていたそうです。
そこで当社は、まず予算をかけずに、毎月20万円の利益を出せる仕組みの構築を提案しています。
その対策法とは、noteとアメブロを活用した情報公開で、無料ブログで利益を上げて、予算を確保してからホームページ制作を行います。
もちろん、オリジナルでホームページを制作したほうが絶対に良い結果を得られるとは思いますが、予算の関係ではどうしようもありません。
そのため、戦略的な活用法を提案して、まずは毎月問い合わせ数を5本、売上を20万円と定め、実際に、どんな活用法を提案したかを紹介します。
現在は、新規ホームページ制作を実施していて、クライアントの狙い通りとは言えませんが、目標値は達成することができています。
成果が出た無料ブログ活用法
どう考えて開設したら効果を出したかを紹介します。
良質を意識
投稿する内容は、すべてを良質にしていただきました。
ウェブマスターは代表者が兼任され、時間が空くのが17時以降でしたが、そこから3時間をかけて毎日1記事の作成をお願いしています。
昨今のホームページ制作は、ページ数やボリュームよりも品質が重要視され、タイトルタグに対して、どれほど詳しく分かりやすい情報配信ができているかが重要です。
SEOライティングは不要で、タイトルを見たユーザーが、本当に知りたい情報だけに限定した役立つコンテンツ作成に全力で取り組んでいただきました。
ただ、そこで大変な作業が、ホームページ制作後のルールである毎日の運営で、お客さまは成果が出るならとやりきりました。
実際に、問い合わせ内容には、いつも記事を読んでいて一度相談してみたいなどの相談があったそうで、それが嬉しくて何とか継続できたと思います。
当社も書いた原稿を読んでみたところ、まったくの素人が見ても、文章が良いと感じられるくらい、初心者にも分かりやすく丁寧な文章作成が行われていました。
ちなみにその経営者は、これまで無料ブログを開設した経験もないですし、長文を書いたこともほとんどない方です。
大切なポイントは、プロのライターや大ベストセラー小説家みたいな文章ではなく、素人でも分かるくらい丁寧な原稿作成と言えます。
ソーシャルメディアがメインの集客
ホームページ制作は、集客と成約で成功します。
成約は上記の良質で対応ができるとして、集客は確かに品質が高いと成功しやすいですが、確実性は一切ありません。
さらには、確実ではありませんが、運用経験で見ても、恐らくSEO効果は比較的弱いと感じます。
そこで、グーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビング、ダックダックゴーなど、日本主要なサーチエンジン以外になるソーシャルメディア運用を提案しました。
記事作成だけでも毎日1記事を公開するとなると結構な時間がかかります。
そこで、仕様上の問題で文章量が少ないツイッターとフェイスブック、インスタグラム、ビジネスプロフィールの運用を提案しています。
先日ツイッターは上限文字数を増やしていますが、それでも大した量ではなく、さらに大半の利用者は少ない文字数で投稿しています。
そのため、基本は140文字以内の原稿作成で、意識したポイントは以下です。
- 140文字前後で投稿
- 画像はできる限り利用
- ユーザーとコミュニケーションを取る
- 投稿内容はニーズをソーシャルメディア検索で調べる
実際に話をしたときには、大変過ぎて無理かもと言われていましたが、やってみると短時間でできたと言われています。
サブと考えるSEO
当社では昨今はSEOライティングは無くなったと感じるため、ユーザーフレンドリーな記事作成を継続しています。
検索順位が上がってくれという期待はありますが、それほど高い効果は期待していませんでした。
それよりも、無料ブログやソーシャルメディア内でユーザーとコミュニケーションを図り、そこからの流入がメインになります。
事例として、SEOを考えないケースはない当社では、適切な提案ができるか不安でしたが、お客さまもサブでのSEOを納得いただいています。
クロージング
こればかりは当社ではどうしようもありませんが、開設前に多くの問い合わせ数は難しいため、その後のクロージングレートを最大化させて欲しいと依頼しています。
と言うのも、やはり無料ブログだけでは集客限界があり、さらにはホームページ制作料金を稼ぐ必要があるので、1件でも問い合わせがあれば確実な成果に繋げる必要があります。
そのため、社内で営業会議を開かれ、今よりも高い成約率にするフローの最適化を行い、数値はお伝えができませんが、開設前後で比べると数パーセント向上しています。
ホームページ制作料金から無料ブログ活用を選択肢に
上記事例は無料ブログで成果を出した後、新規ホームページ制作を行っています。
確かに、サポートをしていて大変そうと感じましたが、当社を信じてやりきっていただき、結果、飛躍的に高いとは言えませんが、十分にカバーできる予算の獲得に成功しています。
昨今の集客はどんどん良質であるというポイントが重要視され、品質さえ高ければ、どの対策を行ってもある程度の成果は保証されていると言える事例です。
現在、ホームページを制作したいけど予算が厳しいという場合は、無料ブログなどをうまく活用していくことを推奨します。