- 2022.09.25
良質なはてなブログからの被リンク効果は高い
昨今のホームページ制作ではあまりはてなブログを提案しなくなりましたが、10年くらい前は鉄板的に提案をしていました。
理由は、現在も健在ですが、はてなが提供するのはブログだけではなくブックマークがあり、これをうまく利用すればホームページ制作の効果が最大化するからです。
今回は、これまでの経験から現在も効果的なはてなブログを使った被リンク対策を紹介します。
はてなブログとは
はてなブログとは、株式会社はてなが提供するサービスです。
基本的にはアメブロなどと被リンクの成果としては大差がないと思いますが、実ははてなブックマークの存在があり、その効果が非常に高いです。
現在は、グーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビング、ダックダックゴーなど、日本国内で主要なサーチエンジンは、被リンクに対してかなり厳しい目でチェックをしています。
そのため、あまり言われなくはなりましたが、それでもホームページ制作後のSEOでまだまだ効果的な対策と言えるのです。
はてなブックマークとは、単純に言うと、気になるウェブページを発見したら、一般公開されたお気に入り機能になります。
このお気に入りは、ページにリンクとして掲載され、nofollowもないですが、スパムの温床になることを恐れ、10ブックマーク未満だとnofollowが付与される仕様に変更されています。
そのため、ホームページを制作する企業としては、この恩恵を受けるには、10ブックマーク以上の獲得が必達目標になりました。
では、どうすれば獲得ができるかですが、ホームページ制作と同様な考え方で、とにかく記事の質を高める対策が重要です。
品質が高いと閲覧者は、後でもう一度しっかりと読もうやURLアドレスを管理しようと考え、その際にブックマークを行ってくれるという流れです。
一般的にホームページ制作後に提案されるナチュラルリンクと比べたときにも、実はかなりハードルが低くなっています。
と言うのもナチュラルリンクの基本は、サイト運用者であり、さらには自社を紹介する記事作成を行う必要があります。
しかし、お気に入り登録であれば、ワンクリックで終わり、ユーザーは手軽に行うことが可能です。
そしてブログとブックマークは、両方をはてなが運用し、当然連携できる仕組みが構築されています。
そのため、ホームページ制作後に開設すれば、ブックマークがついて多くの被リンクを獲得したページからのリンクになり、高い効果を発揮できます。
はてなブログの被リンク効果を高める
では、実際に、当社がホームページ制作後に成果を高める提案内容を紹介します。
良質な記事を作成
記事を公開する際には、必ず良質さを意識しなくてはなりません。
最近ホームページを制作した企業であれば、業者から口を酸っぱくして言われていると思いますが、現在では低品質はまったくSEOも成約の意味でも意味がありません。
そのため、今更かもしれませんが、制作するホームページと同様に品質を徹底管理し、良質であるほど、ブックマークが獲得できる確率が高まります。
クライアントによりますが、はてなブログの閲覧者の半数程度がポータルサイトからの流入で、ブックマーク機能を利用している確率は高くなります。
もちろん、1記事を公開しただけでは意味がなく、制作したホームページと同様に、毎日の作業ボリュームは少なくても継続に力を入れることで効果が発揮できます。
コミュニケーション
他のはてなユーザーとコミュニケーションを取るのも効果的な手段です。
例えば他のはてなユーザーに対して、ブックマークをしたり、コメント機能をONにしているようであれば、そのコメントにレスをしましょう。
意外と馬鹿にできないこのコミュニケーションは、実際に大手ホームページ制作会社などもお客さまに提案している内容になります。
まったく面識がない人に対してブックマークをする方よりも、知っている人だから行うというユーザーの方が多い可能性があります。
ホームページ制作後、自社サイトの更新だけでも結構ウェブマスターの時間を奪いますが、必死に交流を図る必要はなく、常識の範囲内で対応していけば、良い結果を得られるでしょう。
ホームページ制作後はてなブログも選択肢
何か良い集客対策が無いかと検討中の方にはぜひとも開設を推奨します。
もちろん、ブックマークを増やす対策を中心に考えた運用が必要で良質への意識が必須ですが、良質ならば、被リンク効果により、御社が制作したホームページのランキングは向上します。
昨今のホームページ制作では被リンクの提案があまり行われなくなりましたが、それは効果がないからではなく、自演では高い品質のものを獲得がしづらいからです。
そして自演でも計画やスケジュールを立てて、計画的で戦略的に運用を実施すれば、必ずはてなブログは効果的なものへと成長します。
もちろん、大切なポイントは本体サイトとの運用時間配分で、もし時間的に運用が難しい場合は、開設しない方が良い結果を生み出します。