はてなブログは、被リンクを通じて本体サイトのSEO効果を高められるサービスとして知られています。一方で、最近はSEOに弱くなったという声も聞かれ、本当に効果があるのか気になっている方もいるでしょう。
この記事では、はてなブログの被リンクが本体サイトのSEO効果を高める理由から、今でも効果があるといえるのか、効果的な使い方、注意点まで解説します。
はてなブログとは
はてなブログは、株式会社はてなが提供する無料のブログサービスです。専門知識がなくても直感的に操作でき、初心者でも簡単に記事を書き始められる設計になっています。
タイトルタグやメタディスクリプションを記事ごとに設定できるほか、パンくずリストの表示やスマートフォン対応のレスポンシブデザインにも標準で対応しており、基本的な機能が最初から整っている点が特徴です。
また、はてなブログには「はてなブックマーク」や「はてなブロググループ」といった、株式会社はてなが提供する他のサービスと連携できる仕組みも用意されています。同じテーマに関心を持つユーザー同士がつながりやすく、投稿した記事が読者の目に留まる機会を得やすいのも、はてなブログならではの特徴といえるでしょう。
無料で始められる手軽さと、運営元によるサーバー管理やセキュリティ対策の安心感を兼ね備えたサービスとして、個人利用から企業の情報発信まで幅広く活用されています。
はてなブログの被リンクにSEO効果が期待できる理由

はてなブログから貼られた被リンクは、単なるリンクの数以上の価値を持つといわれています。その理由は、ドメインパワー、被リンクの獲得しやすさ、拡散力という3つの観点に整理できます。
はてなのドメインパワーが高い
検索エンジンは、リンク先の評価を判断する際、リンク元のドメインがどれだけ検索エンジンから信頼されているかも加味します。
はてなブログのドメインは、何万人もの利用者が日々記事を投稿する巨大な共有ドメインであり、その積み重ねによって高いドメインパワーを獲得しています。つまり、ドメインパワーの低いホームページからリンクを受けるよりも、はてなブログから本体サイトへリンクを受けたほうが、検索エンジンから見た評価の受け渡しが大きくなりやすいのです。
これが、はてなブログの被リンクが本体サイトのSEOに効果的といわれる理由の一つです。
はてなブックマークで被リンクを獲得しやすい
はてなブログには「はてなブックマーク」という独自の機能があり、読者が記事を手軽に共有できます。
ブックマーク数が10件を超えると、はてなブックマークのリンクはnofollowが外れてdofollowとなり、検索エンジンにリンク先への評価が渡る仕組みになっています。
つまり、10件以上のブックマークを集めた記事の中に本体サイトへのリンクを設置しておけば、多くの支持を集めたページから直接評価を受け渡せることになり、高いSEO効果を期待できます。特別な被リンク対策をしなくても、読者に支持される記事を書くだけでこの効果を得やすいのが、はてなブックマークの強みです。
はてなブロググループでの拡散もSEOに好影響を与える
はてなブログには「はてなブロググループ」という機能もあり、同じジャンルに関心のあるユーザーが集まる場が用意されています。
新しく記事を投稿すると、グループ内で自動的に可視化されるため、フォロワー以外のユーザーの目にも触れやすくなります。こうして記事の露出が増えるほど、他サイトやSNSでの言及・引用のきっかけも増え、結果として本体サイトへの被リンクやアクセスにつながる可能性が高まります。
露出を増やす工夫も、被リンクによるSEO効果を後押しする要素の一つです。
はてなブックマークの被リンクは今でも効果があるのか
結論から言うと、基本的にはてなブックマークで10件以上のブックマークを獲得できれば、被リンクとしての効果は今でも期待できます。理由は大きく2つあります。
はてなブログはもともとSEOに最適化されたブログサービスで、タイトルタグの設定やレスポンシブデザインなど、検索エンジンに評価されやすい基本構造があらかじめ整っています。この土台のうえで、ブックマーク数が10件を超えるとリンクがdofollowに切り替わるため、10件以上を集めたページは被リンク効果を持つページとして本体サイトへ評価を渡せる状態になります。
さらに、10件以上のブックマークを集められるページは、多くの読者に支持された良質なページだと検索エンジンから判断されやすくなります。検索エンジンは評価の高いページからのリンクほど強い評価を渡すと考えられているため、技術的にdofollowになるというだけでなく、ページ自体の評価が高いことによっても、リンク効果がより発揮されやすくなります。
被リンク効果を高めるはてなブログの使い方

はてなブログを使って被リンク効果を高めるには、記事の作り方にいくつか意識したいポイントがあります。テーマ選びと、読者に支持される記事作りという2つの観点から、具体的な使い方を解説します。
本体サイトと関連性の高いテーマで記事を書く
検索エンジンは、被リンクの評価を判断する際に、リンク元のページと本体サイトのテーマがどれだけ関連しているかも重視します。
はてなブログで本体サイトと無関係なテーマの記事ばかり書いても、そこに設置したリンクは検索エンジンから高く評価されにくいのが実情です。たとえば、美容室であれば、はてなブログでもヘアケアやスタイリングに関するテーマを扱い、記事の文脈に沿った箇所で自然に本体サイトへリンクを設置することが望ましいでしょう。
テーマの一貫性を保つことで、はてなブログの記事自体が読者にとって専門性の感じられるコンテンツになり、被リンクとしてのSEO評価も高まりやすくなります。
ブックマークされやすい記事作りを意識する
前述の通り、はてなブログの被リンク効果を十分に発揮させるには、10件以上のブックマークを集めてdofollowの状態にすることが重要です。
そのためには、読者が思わず保存したくなる記事作りを意識する必要があります。具体的には、読者が抱える悩みに対して具体的な解決策を示すこと、他では得にくい実体験や独自データを盛り込むこと、見出しだけで内容が伝わる構成にすることなどが効果的です。
はてなブログはコミュニティ性が高く、良質な記事は同じ関心を持つユーザーの目に留まりやすいため、地道に読者目線の記事を積み重ねることが、結果的に被リンク効果を高める近道になります。
はてなブログからの被リンクを利用してSEO効果を高める時の注意点

はてなブログの被リンクを活用する際は、効果を狙うあまり見落としがちな注意点もあります。以下の3点を意識しておきましょう。
低品質なページは作成しない
被リンク獲得を急ぐあまり、内容の薄いページや他サイトの情報をそのまま寄せ集めただけのページを量産するのは避けましょう。
検索エンジンは近年、リンクの数よりもコンテンツそのものの質を重視する傾向を強めており、低品質なページは検索エンジンからの評価が低く、ブックマークも集まりにくいため、被リンクとしての効果もほとんど期待できません。それどころか、低品質なページが増えることで、はてなブログのアカウント全体、ひいては本体サイトの評価にも悪影響が及ぶ可能性があります。
被リンク効果を得る近道は、結局のところ読者にとって価値のあるページを地道に作ることに尽きます。
自作自演のブックマークはスパム判定のリスクがある
10件以上のブックマークを早く集めたいからといって、複数のアカウントを使って自分の記事を繰り返しブックマークする、いわゆるセルクマを不自然に行うのは避けるべきです。
はてな側でスパム行為とみなされると、対象のページやアカウントに対してブックマークの効果が無効化されたり、リンクにnofollowが強制的に付与されたりする可能性があります。
ブックマーク数を人為的に操作しようとする行為は、短期的に数字を増やせても、長期的にはアカウントの信頼性を損ない、被リンク効果そのものを失うリスクがあることを理解しておきましょう。
被リンク目的ではてなブログを運用しない
はてなブログから本体サイトへ大量にリンクを設置したり、被リンクを稼ぐことだけを目的に記事を量産したりする運用は避けましょう。
検索エンジンは、検索順位を操作する目的で意図的に構築されたリンクを不自然なリンクとみなし、評価の対象外とする方針を明示しています。被リンクはあくまで、読者にとって価値のある記事を書いた結果として自然に得られるものであるべきです。
はてなブログを運用する際は、被リンクを目的化せず、本体サイトの認知拡大や読者との接点作りといった本来の目的を意識しながら記事を書くことが、結果的にSEO効果にもつながります。
まとめ
はてなブログは、もともとSEOに最適化された構造を持つブログサービスであり、その被リンクは本体サイトのSEO効果を高める有効な手段です。特に、ブックマーク数が10件を超えるとnofollowが外れてdofollowに切り替わる仕組みがあり、条件を満たしたページからの被リンクは今でも十分に機能します。
効果を高めるには、本体サイトと関連性の高いテーマで記事を書き、読者に支持されブックマークされやすい記事作りを意識することが重要です。一方で、低品質なページの量産や自作自演のブックマークによるスパム、被リンク獲得の目的化といった行為は評価を損なうリスクがあるため注意が必要です。
読者にとって価値のある記事を積み重ねることが、結果的に安定した被リンク効果につながります。
