セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2024.02.27

ホームページを整理する際に気を付けるべきポイント

ホームページ運営期間が長くなってくると、似たテーマのページが増えてきたり、迷路のようなホームページになることがあります。

その場合に、ウェブマスターはサイト全体をユーザーが見やすく分かりやすいホームページとするために、整理を考えることが多くあります。

ホームページを整理する際には、闇雲に行ってはならず、気を付けるべきポイントが存在してくるので、当ページでは、どのような点に気を付けてホームページを整理する必要があるのかを紹介します。

ホームページを整理するときに気を付けるポイント

ページを削除しすぎるとSEO効果が落ちる

ホームページを整理する際に、情報が古くなってしまい不要と感じたページを、大量に削除すると、SEO効果を落としてしまいます。

削除対象のページは、ウェブマスターが、御社のビジネスとして不要と判断したページであり、サーチエンジンは異なる認識を持っています。

すなわち、SEOで少しでも評価されていたページを大量に削除すると、もともとは評価されていたページが突然0評価になってしまうので、サイト全体の検索順位が落ちる可能性があるのです。

そのため、ホームページを整理する際には、削除対象のページを見つけたら、まずはリライトができないのかを判断して、もしリライトができない場合は、関連ページに301リダイレクトを行う、リダイレクト先ページがない場合のみ削除しなくてはなりません。

301リダイレクトを行えばSEO効果が落ちないは嘘

301リダイレクトとは、訪問者とサーチエンジンを関連ページへと転送させる設定のことを言います。

一般論として、301リダイレクトを適切に行っていれば、SEO効果が落ちることはないと言われていますが、これは嘘です。

実際に、TwitterなどでWeb制作会社やSEO会社が301リダイレクトを行ったのに、クライアントのホームページの検索順位が落ちたという事例を多く紹介しています。

さらに、当社の制作実績のホームページでも、301リダイレクトを行っていたのに、検索順位が落ちてしまい、元の状態に戻すまでに2,3ヶ月かかった事例もあります。

そのため、301リダイレクトは、必ずしもSEO効果が落ちないとは言い切れないので、まずはリライトで対応できないかを考えて、どうしてもリライトができない場合のみに301リダイレクトを行いましょう。

低品質っぽい被リンクを解除する

サイト内部ではありませんが、ホームページの整理でよくやってしまうのが、低品質な被リンクを解除することです。

例えば、被リンクのSEO効果が高かった時代に、自分で無料ブログを開設して、そこから被リンクを行っていたホームページが解除してしまう事例があります。

過剰な被リンク対策を行っていて、Googleから手動ペナルティを付与されている場合を除き、被リンクの解除は、検索順位が下がることはあっても上がることはありません。

と言うのも、昨今のサーチエンジンは、低品質な被リンクは検索順位を落としておらず、自動的に無効化処理をしています。

そのため、自作自演の被リンクであったとしても、効果を出している可能性もあるので、それを解除することで、逆にホームページのSEO効果が落ちるのです。

闇雲なリライトを行い成約率が落ちてしまう

類似しているページがあった場合に、どちらか一方のページを削除して、もう一方のページを闇雲にリライトしてしまうケースが多くあります。

しかし、リライト対象のページが成果に繋がっていないかを調査していないと、訪問者から高い評価を受けていたページをリライトしてしまい、ホームページの成約率が落ちてしまう可能性があります。

そのため、ホームページを整理する際には、リライトが必要にはなりますが、その際には、Googleアナリティクスの結果を確認して、平均エンゲージメント時間がどうなっているかから、リライトすべきかどうかの判断をしなくてはなりません。

まとめ

ホームページを整理する際に、気を付けるべきポイントを紹介しました。

ホームページの整理は重要ですが、意識しなくてはならないポイントを理解していなければ、逆にSEO効果を落としたり、成約率が下がってしまう可能性があります。

ホームページの整理を検討中の方の参考になれば幸いです。