- 2023.12.09
ホームページのURLにあるwwwの有無はどちらでも良い
さまざまなホームページのURLを見ていると、wwwがある場合とない場合が存在しています。
wwwの有無によって、ホームページの成果が変わるのであれば、効果的な方に統一したいと考えるお客さまもいると思いますが、成果とは一切関係がなく、単に見栄えだけの話になります。
当社のホームページ制作では、wwwがない方が良いと判断しているので、当ページでは、なぜwwwがない方が良いと考えているかを紹介します。
ホームページのURLにあるwwwとは
wwwとは、World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)の略になり、Webに関する情報が保管されたサーバーのことを指します。
従来のホームページ制作では、URLにwwwを付けることが一般的でしたが、現在ではwwwが存在しないurlの場合はWebに関する情報が保管されたサーバーを見に行く仕様になっています。
そのため、現在では、ホームページのURLにwwwがあろうがなかろうが、どちらでも良く、自社の好みで選択することが可能です。
当社が制作するホームページのURLではwwwがないことを推奨
wwwの有無は、クライアントの好みで選択すれば良いですが、当社のホームページ制作では、wwwを記載しないことを推奨しています。
理由は、wwwを付けるとURLが長くなってしまうので、他のホームページがURLをアンカーテキストにリンクしたときに、文字列が長くなってしまい、スマートフォンの閲覧者では改行が不細工に見えてしまうことがあります。
また、名刺にホームページのURLを記載することが一般的ですが、ここでも文字数が多くなると、名刺のレイアウトを行いづらくなってしまいます。
このように、URLをどこで利用するかによって選択することが重要で、これまでの制作経験で見ると、短いことが問題になるケースはほとんどなく、URLにwwwを付けて、長くなった場合に弊害になるケースが多いように感じます。
ホームページのURLにあるwwwは統一が重要
ホームページのURLにwwwを付けるかは、最終的にはお客さまの判断で良いでしょう。
ただし、wwwの有無よりも大切になるのが、ホームページ内のすべてのページでwwwの有無を統一することが重要です。
同じホームページなのにこのページはwwwがあり、このページはwwwがないとなってくると、サーチエンジンはURLでSEO評価を定めているので、複雑な構造のホームページと認識される恐れがあり、検索順位が落ちてしまう可能性があります。
そのため、wwwの統一化を図ることが大切になり、そのためには、.htaccessを使って、301リダイレクト設定を行いましょう。
wwwありで統一する場合は、以下のタグを記述します。
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^sample\.com
RewriteRule ^(.*) http://www.sample.com/$1 [R=301,L]
wwwなしで統一する場合は、以下のタグを記述します。
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.sample\.com
RewriteRule ^(.*) http://sample.com/$1 [R=301,L]
一般的にはホームページを公開する直前に、Web制作会社が記述を行ってくれると思いますが、今後のサイト運営で利用するかも知れないので、お客さま自身でも記述方法の把握だけはしましょう。
まとめ
ホームページのURLにあるwwwの有無は、どちらでも良く、お客さまの好みで選択しましょう。
ただ、wwwの有無はサイト公開後に.htaccessを使って統一することが重要であり、統一していないホームページでは、サーチエンジンに複雑な構造だと判断されて、SEO効果を下げてしまう可能性があります。
当社としては、URLが長くなるのでwwwを付けないことを推奨しており、現在wwwの有無でお悩みの方は当ページを参考に判断してはいかがでしょうか。