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SEOでホームページのheadタグ内に記述すべき内容
SEO効果が出るホームページは、headタグの最適化を行っています。
なぜ、headタグの最適化を行えば、ホームページのSEO効果が高まるかは、サーチエンジンは、ページのソースコードを上から順番に閲覧しているので、headタグに不要な情報が少ないほど、コンテンツの情報収集速度が速くなるからです。
当ページでは、これまでSEOに強いホームページ制作を行ってきた経験から、headタグに記述すべき内容を紹介します。
目次
SEOに強いheadタグとは
SEOに強いheadタグとは、必要な情報だけが記述されたheadタグになります。
サーチエンジンは、クローラーと呼ばれるプログラムを活用して、ホームページのソースコードを自社のデータベースに格納して、そこでアルゴリズムを適用することで、検索順位を決定しています。
クローラーは、一度ホームページにあるページに訪問しただけで、ページすべてのソースコードを自社のデータベースに格納しているわけではなく、1度の訪問では、ソースコードの上から2,3行しかデータベースに持ち帰ってくれてません。
すなわち、不要な情報が多いheadタグは、肝心のコンテンツをデータベースに格納してもらうには、クローラーが何度も訪問しなくてはならず、SEO効果が発揮するまでに時間がかかってしまいます。
さらに、不要な情報が多いheadタグは、サーチエンジンから不要な情報を含めたSEO評価を行われてしまうので、SEO効果も出しづらいと言わざるを得ません。
そのため、headタグには必要な情報だけに限定した記述を行うことが大切になります。
では、次にSEO効果があるheadタグに書くべき内容を紹介します。
SEO効果があるheadタグに記述すべき内容
文字のエンコード
<meta charset="utf-8" />
文字のエンコードを指定することで、ホームページのテキスト情報が文字化けすることを回避できます。
SEOにおいて文字化けをしていると、ユーザー満足度の低下から検索順位が落ちることや、さらにはSEOだけではなく、文字化けしているホームページでは、訪問者が成果に繋がるアクションを行ってくれることもないので、文字のエンコードをheadタグに記述することは必須です。
日本をターゲットにしているホームページであれば、utf-8を記述しておけば問題がなく、他の文字のエンコードになる、shift_jisは文字化けが起こる可能性があったり、euc-jpはテキストエディターに対応されていないことがあります。
viewportタグ
<meta name="viewport" content="width=device-width,initial-scale=1">
viewportタグとは、ユーザーが閲覧する媒体のコンテンツ幅ごとにホームページの表示を切り替えるための記述です。
昨今では、パソコンだけではなく、スマートフォンやタブレットを利用してホームページに訪問するユーザー数も増えていて、ユーザーの閲覧媒体のコンテンツ幅に合わせた表示の切り替えが必須と言えます。
ユーザーの閲覧媒体ごとのコンテンツ幅に対応する方法には、スマートフォンやタブレットサイトを制作する方法もありますが、Googleはレスポンシブデザインを推奨しており、レスポンシブデザインでは、viewportタグの実装が必須です。
また、当社のホームページ制作では、100%がレスポンシブデザイン作成を行っているので、現在のホームページではheadタグにviewportタグを記述することは必須と言っても良いでしょう。
titleタグ
<title>ページのタイトル</title>
titleタグとは、書籍のタイトルと同じ扱いになり、すなわちtitleタグの記述によって訪問者数が劇的に変わります。
titleタグが表示されるのは、サーチエンジンの検索結果やSNSでURLが拡散されたときなどになっており、ユーザーが魅力的に感じるtitleタグを設定することで、より多くの訪問者をホームページに集客できるようになります。
また、SEOにおいても重要なタグになっており、サーチエンジンはtitleタグに記述された単語がそのページで重要なキーワードになっていると判断をしているので、適切なtitleタグの記述はSEOにおいても重要な要素になります。
headタグにtitleタグを実装することは、ホームページ制作会社であれば100%行ってくれていると思うので、お客さまはSEOと訪問者数を考えた文言作成に力を入れることが大切になります。
descriptionタグ
<meta name="description" content="100文字前後の要約文" />
descriptionタグとは、サーチエンジンの検索結果に表示されるtitleタグの下の2行ほどのテキストのことを言います。
headタグにdescriptionタグを記述することによって、100%ではありませんが、サーチエンジンがページの内容を見たうえでdescriptionタグに記述された内容がユーザー目線であると判断すると、表示されます。
descriptionタグとは、ページの内容を記述するタグになるので、必ずすべてのページで固有の内容を記述しなくてはなりません。
Google曰く、共通のdescriptionを記述するのであれば、サーチエンジンが自動抜粋するので、なにも記述しない方がSEOとして良い結果を得られるとまで発言されているので、固有のdescriptionの作成が難しい場合は、何も入れない方が良い結果を得られるでしょう。
canonicalタグ
<link rel="canonical" href="ページのURL" />
canonicalタグとは、URL正規化のことを言い、headタグにcanonicalタグを記述することによって、サーチエンジンに正しいURLを伝えることができます。
例えば、ホームページ制作時にトップページを作成すると、以下のページが量産されます。
- http://sevendesign.biz/
- http://sevendesign.biz/index.php
- http://www.sevendesign.biz/
- http://www.sevendesign.biz/index.php
- https://sevendesign.biz/
- https://sevendesign.biz/index.php
- https://www.sevendesign.biz/
- https://www.sevendesign.biz/index.php
この8ページはすべて同じ内容のページになり、お客さまは1ページだけを作成したつもりでも、8ページを作成していることになり、さらには同じ内容になるので、重複コンテンツに当たり、SEOでマイナス評価を受けてしまうのです。
そのため、ホームページ制作時に、headタグにcanonicalタグを実装することは必須とも言え、SEOを行っているのであれば、必ず実装すべきタグと言えます。
faviconタグ
<link rel="shortcut icon" href="faviconのURL">
headタグにfaviconを記述することで、ブックマークやブラウザタブ、パソコンのショートカットなどにfaviconを表示させることが可能になります。
faviconは小さな要素ではありますが、適切に設置していくことで、ユーザーの再訪率を高められる可能性があります。
テキスト情報や良く分からないfaviconだと、ブックマークやショートカットを見たユーザーは、どんなホームページだったかを思い出すことができないので、再訪率が下がる可能性があるのです。
もちろん、そこまで大きな要素にはならないと思いますが、少しでも効果が出る可能性があるので、ホームページ制作時にheadタグ内にfaviconを実装するようにしましょう。
OGPタグ
<meta property="og:url" content=" ページの URL" />
<meta property="og:type" content=" ページの種類" />
<meta property="og:title" content=" ページの タイトル" />
<meta property="og:description" content=" ページの説明文" />
<meta property="og:site_name" content="サイト名" />
<meta property="og:image" content=" サムネイル画像の URL" />
headタグにOGPタグを記述することで、TwitterやFacebookなどのSNSでURLが拡散された際に、ページタイトルや概要、イメージ画像、URLを含めた情報が投稿されるようになります。
SNSからのリンクにはnofollowが付与されていますが、nofollowはサーチエンジンへのアドバイスになっており、サーチエンジンが投稿内容とリンク先のページの関連性が高いと判断すれば、SEO効果を発揮することが可能です。
headタグにOGPタグを記述していないホームページでは、SNSでURLが拡散されたとしても、URLでの投稿になってしまい、アンカーテキストが最適化されていないので、SEO効果が半減しています。
そのため、SNSで拡散される機会が多いホームページでは、headタグにOGPタグを記述することで、リンクを投稿された際のSEO効果を高める効果があります。
まとめ
SEOでホームページのheadタグ内に記述すべき内容を紹介しました。
当ページで紹介した内容は、一般論になっており、お客さまのホームページごとに実装すべきタグは異なっていますが、上記を確認して、自社のホームページのheadタグにないタグを確認して、必要に応じて実装するようにしましょう。
上記のタグを実装したくらいでは、ホームページの検索順位を高める効果はありませんが、それでもSEOにおいてはプラスの評価を受けられる可能性が高いです。
ホームページのSEOに取り組んでいる方の参考になれば幸いです。