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リンクジュースとは?ホームページのSEOでは廃れた考え方

リンクジュースとは、ページが持つSEO評価をリンク先ページへと譲渡する考え方になります。

従来のホームページで高いSEO効果を発揮するためには、リンクジュースの考え方を理解する必要がありましたが、現在ではリンクジュースを学ぶ必要がなくなったと言われています。

ただ、ホームページにSEOを行っている方は、リンクジュースを理解することが重要になっているので、当ページではリンクジュースとは何かや、現在ではSEO効果を発揮しない理由を紹介します。

リンクジュースとは

リンクジュースとは、ホームページにある各ページが持っているサーチエンジンからの評価を液体のジュースに例え、リンクを行うことで、リンク先ページにそのジュースを注ぐという考え方です。

すなわち、1ページに過剰に外部サイトやサイト内にリンクを行うと、そのページのSEO評価を他のページに分配してしまい、リンク先ページのSEO評価は上がっても、そのページ自体のSEO評価は0に近くなってしまい検索順位が上がることがなくなります。

リンクジュースは、漠然とSEO評価を考えるのではなく、明確な指標が1つあり、それがページランクになっています。

ページランクとは、昔はGoogleがGoogleツールバーで表示していた指標の1つになっているのですが、現在ではGoogleツールバーの提供を辞めてしまったので、正確なページランクを測定することができません。

ただ、SEOツールになるahrefsがURという名称でページランクを表示させており、ページランクを考えながらリンクを使ってリンクジュースを重要なページに注ぐことで、期待通りのSEO効果を発揮することができます。

現在ではリンクジュースを考えたSEOには効果がない理由

リンクジュースを適切に利用することで、各ページで狙い通りのSEO効果を発揮することができます。

しかし、リンクジュースは2005年ごろであれば効果を発揮できていたのですが、現在ではGoogleもTwitterで発言していたのですが、リンクジュースの効果はなくなりました。

その理由は、現在のサーチエンジンは、リンクスパムが横行していたため、低品質なリンクを無効化して、高品質なものはリンクジュースに関係なく、リンク先と元ページにSEO評価を与えているからです。

すなわち、検索順位を高めたいページに対してリンクジュースを譲渡するためにリンクを行ったとしても、サーチエンジンが良質なリンクと認識しなければ、すべてのSEO効果を無効化されているのです。

実際に、GoogleがTwitterで、大半のリンクにSEO効果がないと発言していることから、9割程度のリンクは無効化されていると思います。

そのため、仮に現在でもリンクジュースの考え方がアルゴリズムとして動いていたとしても、サーチエンジンが大半のリンクを無効化しているので、リンクジュースが譲渡されることはなく、リンクジュースの譲渡を狙って対策を行うことは不可能と言われています。

現在、ホームページにSEOを行っている方は、リンクジュースは現在ではSEO効果がないと理解をして、リンクを行う際には、リンクジュースではなくユーザーに価値あるリンクとすることでSEO効果を発揮できる可能性があるのです。

まとめ

リンクジュースについて紹介しました。

現在のホームページのSEOでは、リンクジュースの効果はないので、ウェブマスターが知る必要はありませんが、SEOを行っている以上は理解をしておいた方が、無駄な対策を行うわなくても良くなるので、SEO効率を高めることが可能です。

リンクジュースって何?とお思いの方の参考になれば幸いです。

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