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公開日:2026.08.11最終更新日:2026.08.11

ホームページのキャッチコピーとは?作り方と伝わる言葉のコツ

心をつかむ最初の一言!伝わるキャッチコピーで成果が変わる

ホームページのキャッチコピーは、訪れたユーザーの心をつかむ最初の言葉です。とはいえ、何を書けばいいか分からず悩んでいる担当者も多いのではないでしょうか。ひとつの言葉選びで、ユーザーの離脱率や問い合わせ数が大きく変わることもあります。

本記事では、キャッチコピーの意味やホームページに必要な理由、具体的な作り方、伝わる表現のコツを解説します。実例や失敗しやすいポイントも紹介するので、自社サイトの言葉選びに役立ててください。

ホームページのキャッチコピーとは

キャッチコピーとは、商品やサービス、企業の魅力を短い言葉で伝え、ユーザーの興味や関心を引きつけるためのフレーズです。

広告やポスターなどでも使われますが、ホームページにおいては役割が少し異なります。ユーザーは何らかの悩みや目的を持って検索し、能動的にページへたどり着くため、キャッチコピーには探している情報がここにあると一瞬で伝える働きが求められます。

テレビCMのような受動的に届く広告コピーとは異なり、ホームページのキャッチコピーは検索意図に応える言葉であることが重要です。印象に残る表現を狙うだけでなく、誰に向けて何を提供できるホームページなのかを端的に示す言葉として位置づけると、後に続くコンテンツへの導線として機能します。

ホームページにキャッチコピーが必要な理由

ホームページにキャッチコピーが必要な理由

ホームページにキャッチコピーが求められるのには、明確な理由があります。ユーザーの行動、伝えたいメッセージ、検索エンジンからの評価という3つの側面から、キャッチコピーの重要性を解説します。

ユーザーの第一印象が良くなる

ユーザーがホームページを訪れてから、そのページに留まるか離脱するかを判断するまでの時間はわずか数秒といわれています。

この最初の数秒で目に入るのが、ファーストビューに配置されたキャッチコピーです。分かりやすく興味を引く言葉が置かれていれば、ユーザーは求めている情報があると感じ、ページを読み進めてくれます。逆に、抽象的で何を伝えたいのか分からないキャッチコピーだと、内容を確認する前に離脱されてしまう恐れがあります。

第一印象は一度きりのため、ユーザーの心をつかむキャッチコピーを用意しておくことが、その後の行動を左右する重要な分かれ目になります。

自社の強みを一瞬で伝えられる

ホームページには、事業内容やサービスの詳細など伝えたい情報がたくさんありますが、すべてを一度に説明しようとすると、かえって何が強みなのか伝わりにくくなります。

そこで役立つのが、要点を絞り込んだキャッチコピーです。自社が持つ独自の価値や強みを一言に凝縮して伝えることで、ユーザーは短い時間でも「この会社に相談したい」というイメージを持ちやすくなります。

情報量の多いホームページほど、最初に触れるキャッチコピーで方向性を示しておくことが、その後のコンテンツを読み進めてもらうための土台になります。

SEOに影響する

キャッチコピーは、ユーザーだけでなく検索エンジンの評価にも関わっています。

ファーストビューに掲載される文言はページの主題を示す要素として認識されやすく、ターゲットとするキーワードを自然に含めることで、検索エンジンがページの内容を正しく理解しやすくなります。また、キャッチコピーによってユーザーの滞在時間や回遊率が向上すれば、間接的にSEOへ良い影響を与えることも期待できます。

デザイン性だけを重視するのではなく、検索意図に合った言葉選びを意識したキャッチコピーにすることが、SEOの観点から欠かせません。

ホームページのキャッチコピーの作り方

ホームページのキャッチコピーの作り方

ホームページのキャッチコピーは、思いつきで言葉を並べても効果的なものにはなりません。ページの役割からターゲット、強み、競合との違いを順に整理し、最後に言葉として形にするステップで進めることで、根拠のあるキャッチコピーを作れます。

STEP1. キャッチコピーを掲載するページの役割を明確にする

キャッチコピーを作る前に、まずそれをどのページに掲載するのかを明確にしておく必要があります。

トップページ、サービスページ、採用ページなど、ページによって求められる情報や訴求の方向性は異なります。

トップページ用のキャッチコピーは会社全体の方向性を示す言葉になりますが、サービスページであれば個々のサービスの強みに絞った言葉が求められます。掲載先のページの役割があいまいなまま作業を進めると、後の工程で誰に何を伝えたいのかがぶれてしまい、作り直しが発生しやすくなります。

最初にページの役割を整理しておくことが、精度の高いキャッチコピーへの近道です。

STEP2. 該当ページのターゲットとなるユーザーを検討する

ページの役割が定まったら、次はそのページを訪れるユーザー像を具体的に検討します。

年齢や職業、抱えている悩み、検索した理由などを想定することで、キャッチコピーに込めるべき言葉の方向性が見えてきます。同じサービスであっても、ターゲットが初めて利用する人なのか、比較検討している人なのかによって、響くキャッチコピーの表現は変わります。ターゲット像が曖昧なまま作ると、誰にでも当てはまる無難な言葉になりやすく、印象に残りません。

想定するユーザーの立場になって、どんな言葉なら興味を持ってもらえるかを考えることが大切です。

STEP3. 自社の強みや提供できる価値を洗い出す

ターゲットが明確になったら、自社がそのユーザーに提供できる価値を洗い出します。

技術力や実績、価格、対応スピードなど、キャッチコピーの材料になりそうな要素をできるだけ多く書き出すことがポイントです。この段階では、まだ言葉として整える必要はありません。洗い出した要素の中から、ターゲットが最も関心を持ちそうな価値を選び取ることで、キャッチコピーの軸が定まります。

自社の強みを客観的に把握できていないと、独りよがりな表現になりやすいため、社内の複数人で意見を出し合いながら整理するのもひとつの方法です。

STEP4. 競合との違いを整理する

自社の強みが見えてきたら、同業他社との違いを整理します。

ここで確認すべきは、他社のキャッチコピーと似た表現になっていないか、自社ならではの価値をきちんと打ち出せているかという点です。競合と同じような言葉を使ってしまうと、ユーザーの記憶に残らず、選ばれる理由も伝わりません。競合サイトのキャッチコピーを調べたうえで、自社が優位に立てる切り口を見つけることで、キャッチコピーに独自性を持たせられます。

差別化のポイントは、価格や実績だけでなく、対応の丁寧さや地域密着といった要素からも見つけられます。

STEP5. 言葉にして複数案を作ってから絞り込む

ここまで整理した情報をもとに、実際にキャッチコピーの言葉に落とし込みます。

最初から一つに絞ろうとせず、まずは複数案を出すことがポイントです。同じ強みでも、言い回しや切り口を変えることで印象は大きく変わります。案がいくつか出そろったら、社内メンバーや第三者の目線で見比べ、ターゲットに響くかどうかを評価します。

文字数や見た目のバランスも確認しながら絞り込むことで、根拠を持って選んだキャッチコピーとして自信を持って掲載できます。

伝わるキャッチコピーにするための言葉のコツ

伝わるキャッチコピーにするための言葉のコツ

キャッチコピーの土台が固まったら、次は実際の言葉づかいを磨く段階です。文字数、言葉選び、説得力、興味の引き方という4つの視点から、伝わりやすい表現に仕上げるコツを解説します。

文字数を短く絞り込む

キャッチコピーは、文字数が多いほど伝わりにくくなる傾向があります。ユーザーは瞬時に内容を判断するため、長い文章では最後まで読まれる前に離脱されてしまう恐れがあります。

目安としては、一目で意味が把握できる範囲に収めることが大切です。伝えたい情報が多い場合は、メインとなる一文とそれを補うサブの言葉に分けると、キャッチコピー自体の簡潔さを保ちながら情報量を確保できます。削れる言葉がないか見直す作業を重ねることで、印象に残りやすい短いキャッチコピーに近づきます。

専門用語を避けて誰でも分かる言葉を使う

業界特有の専門用語や横文字は、キャッチコピーに使うと一見洗練された印象を与えられますが、ターゲットが非専門家である場合は意味が伝わらず逆効果になります。

中小企業のホームページを訪れるユーザーの多くは、専門知識を持たない状態で検索しています。難しい言葉を並べるよりも、誰が読んでも意味を理解できる平易な言葉を選ぶことが、キャッチコピーの本来の役割です。どうしても専門用語を使いたい場合は、簡単な言い換えを添えるなど、読み手の理解度に配慮した工夫を取り入れましょう。

数字や具体的な表現で説得力を高める

抽象的な言葉だけのキャッチコピーは、印象に残りにくく説得力にも欠けます。そこで効果的なのが、数字や具体的な表現を盛り込む方法です。

実績年数や対応件数、対応時間などの数値を入れることで、内容に根拠が生まれ、ユーザーの信頼感につながります。数字は視覚的にも目を引きやすく、文章の中で自然と目に留まる要素になります。ただし、根拠のない数字や誇張した表現は信頼を損なう原因になるため、必ず事実に基づいた内容をキャッチコピーに反映させることが前提です。

問いかけや呼びかけで興味を引く

ユーザーに直接語りかけるような問いかけや呼びかけの表現も、キャッチコピーで興味を引く手法として有効です。一方的に情報を伝える文章よりも、読み手自身に関係のある話だと感じてもらいやすくなります。

たとえば、ユーザーが抱えていそうな悩みを問いかける形にすることで、自分に向けた言葉と感じてもらいやすくなります。ただし、問いかけを多用しすぎると軽い印象になる場合もあるため、ページの内容やターゲットの雰囲気に合わせて、キャッチコピー全体のトーンとバランスを取ることが大切です。

ホームページのキャッチコピーでやりがちな失敗例

ホームページのキャッチコピーでやりがちな失敗例

キャッチコピーを作る際に、意識していないと陥りやすい失敗パターンがあります。自社視点への偏り、可読性の軽視、公開後の放置という3つの失敗例を、改善のポイントとあわせて紹介します。

自社の想いや実績ばかりを書いてしまう

「創業◯年」「業界トップクラスの技術力」など、自社の実績や想いを前面に出したキャッチコピーは、担当者としてはつい採用したくなるものです。しかし、ユーザーが本当に知りたいのは、その実績や技術によって自分にどんなメリットがあるのかという点です。

自社目線の情報だけを並べたキャッチコピーは、読み手にとって他人事に感じられ、興味を引きにくくなります。実績を伝える場合も、「創業50年の経験で、あなたの悩みに合った提案をします」のように、ユーザー側の利益に結びつけた言い回しに変えることで、伝わり方が大きく変わります。

デザイン優先で文章が読みにくくなる

ホームページのファーストビューはデザイン性が重視されがちで、見た目のインパクトを優先するあまり、キャッチコピーの文字が小さすぎたり、背景と同化して読みにくくなったりするケースがあります。どれだけ言葉の内容が優れていても、視認性が低ければユーザーの目に留まらず、意味が伝わりません。

キャッチコピーは装飾の一部ではなく、ユーザーに情報を届けるための文章であることを忘れずに、文字の大きさやコントラスト、背景画像とのバランスを確認しながら配置することが必要です。デザイナーと担当者が、早い段階で認識をすり合わせておくと、こうした失敗を防ぎやすくなります。

一度作って終わりで見直しをしない

キャッチコピーは、公開したら完成というわけではありません。実際にユーザーの反応を見ながら改善を重ねることで、より効果の高い言葉に近づけられます。公開後の離脱率やコンバージョン率を確認せず、同じキャッチコピーを使い続けていると、ユーザーニーズや市場の変化に対応できなくなる恐れがあります。

定期的にアクセス解析のデータを確認し、必要に応じて表現を見直す運用体制を整えておくことが、キャッチコピーの効果を維持し続けるためのポイントです。一度で完璧を目指すのではなく、改善を前提に取り組む姿勢が求められます。

ホームページのキャッチコピー事例

ホームページのキャッチコピー事例

ここでは、実際に運用されているホームページから、キャッチコピーの事例を紹介します。何を軸に据えているかによって、言葉の選び方や見せ方がどう変わるのか、公式サイトの内容をもとに解説します。

実績を打ち出した事例

暗号資産取引所を運営するbitFlyerは、ファーストビューの最も目立つ位置に「ビットコイン取引量10年連続No.1 暗号資産はビットフライヤー」と表示しています。

すぐ下には「最短9分・口座開設無料」という手続きの手軽さも添えられており、さらにスクロールすると「預かり資産額No.1」「アプリが使いやすいと答えた方95.7%」といった数値が重ねて配置されています。

ひとつの実績だけで終わらせず、複数の数字で信頼性を裏付けている点が特徴です。お金を扱うサービスだからこそ、感覚的な言葉よりも客観的な数値を前面に出すことで、初めて訪れたユーザーに安心感を伝えています。

スピード感を打ち出した事例

鍵のトラブル対応を行う街の鍵屋さんは、ファーストビューに「作業前に必ずお見積り!鍵トラブルスピード解決 到着まで最短5分!」というキャッチコピーを掲げています。

近くには24時間365日対応であることや、日本全国からの出張が可能である旨も表示されており、電話番号も大きく配置されています。鍵のトラブルは今すぐ解決したいと考えているユーザーがほとんどのため、悩んでいる時間を与えず、スピード感をそのまま言葉にしている点が効果的です。

合わせて「見積り後に作業する」という安心材料も添えることで、スピードと信頼のバランスを取っています。

親しみやすさを打ち出した事例

包装資材を扱う片桐株式会社は、ファーストビューに「TSUTSUMU包む会社です。」というキャッチコピーを使っています。

社名の「片桐」と「包む」を掛け合わせた言葉遊びになっており、堅くなりがちな資材業界の企業サイトに親しみやすい印象を加えています。続く文章では「お客さまそれぞれのニーズに合わせたパッケージを提案します」と役割を説明し、写真ではなく手描き風のイラストを使うことで、やわらかい雰囲気を演出しています。

専門的な内容を扱う業種でも、言葉とビジュアルの工夫次第で親近感のあるサイトに仕上げられることが分かる例です。

まとめ

ホームページのキャッチコピーは、ユーザーが最初に目にする言葉として、離脱するか読み進めるかを左右する重要な要素です。作成する際は、掲載するページの役割やターゲットを明確にしたうえで、自社の強みや競合との違いを整理し、複数案から絞り込むことで根拠のある言葉に仕上がります。

表現面では、短い文字数、平易な言葉、具体的な数字、問いかけといった工夫が伝わりやすさにつながります。自社視点に偏った言葉や、デザイン優先で読みにくくなること、公開後に見直さないことは、効果を下げる要因になるため注意が必要です。

実績・スピード感・親しみやすさなど、何を軸に据えるかによって適した言葉は変わるため、自社サイトの目的に合わせて最適なキャッチコピーを見つけていくことが大切です。

キャッチコピーは重要だと分かっていても、ターゲットの検討から競合との差別化まで、腰を据えて言葉を練る時間を確保するのは簡単ではありません。
とくにページ数が多いホームページほど、ページごとに最適な一文を考える担当者の負担は大きくなります。
自社でのキャッチコピー制作が難しい場合は、ターゲット設定や強みの整理から言葉への落とし込みまで対応できる制作会社に依頼するのも一つの方法です。
ホームページのキャッチコピーやコンテンツ制作にお悩みの場合は、大阪のホームページ制作会社セブンデザインにご相談ください。
成果につながる言葉選びを前提としたコンテンツ制作をサポートします。

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