- 2023.12.18
カテゴリーページをnoindexにしているホームページが減った
昨今、さまざまなホームページのソースコードを見ていると、カテゴリーページにnoindexを付与しているホームページの数が激減しているように感じます。
従来、カテゴリーページは、サーチエンジンから低品質と見なされる可能性が高くnoindexが必須でしたが、最近はカテゴリーページをindexさせているホームページの数が多くなっています。
当ページでは、なぜ最近のホームページはカテゴリーページをindexにするのかの考察を紹介します。
カテゴリーページをnoindexにするホームページが減った理由
サーチエンジンの認識力が上がった
カテゴリーページにnoindexを付与するホームページが減った最大の理由は、サーチエンジンの各ページの認識力が高くなったことが要因と思います。
従来のホームページでは、カテゴリーページはテキスト量が少なく、サーチエンジンから低品質と見なされる可能性が高かったので、多くのホームページでは、カテゴリーページにnoindexを付与していました。
しかし、現在のサーチエンジンは、文字数と品質に関連性はないと判断して、どんなに文字数が多くてもユーザーが満足できない文章のページは低品質ですし、文字数が少なくてもユーザーニーズに応えることができているページは高品質と判断します。
そのため、文字数の少ないカテゴリーページだからと言ってサーチエンジンから低品質と評価されることがなくなり、さらには該当ページが上位表示できる可能性があるので、多くのホームページでカテゴリーページのnoindexを解除していると思います。
ウェブマスターがカテゴリーページ名を付けるのが上手くなった
昨今のホームページを見ていると、カテゴリーページのタイトル付けが上手くなったと感じます。
他のページと重複しないようにタイトルを付けており、ページタイトルが他のページと同じだと、サーチエンジンはどちらかのページの評価を大きく落としてきます。
さらにユーザー目線で魅力的なカテゴリータイトルが増えていて、興味関心がある方を見れば、丁寧に整理されたカテゴリーページから、容易に探しているページへとアクセスすることが可能です。
そのため、ユーザーがよく利用するくらい高品質なカテゴリーページの作成が行えており、ユーザーが利用するカテゴリーページはサーチエンジンからの評価も高くなるので、多くのホームページでは、カテゴリーページのnoindexを解除していると感じます。
ホームページ制作目的でカテゴリーページのindexかnoindexかを検討
当社のホームページ制作では、カテゴリーページをindexにするかnoindexにするかはホームページで得たい効果を得られるかから定めています。
闇雲にカテゴリーページを作成すると、ページタイトルが他のページと同じタイトルになってしまったり、ユーザーが利用しないカテゴリーページになってしまいます。
そうなると、ホームページのSEO効果が落ちてしまったり、まったくユーザーが利用しないリンクを並べてしまった結果、ユーザーにとって読みづらいページになる恐れもあります。
そのため、当社では、ホームページ制作時にカテゴリーページのタイトルを定めて、ユーザー目線かどうかを評価してからindexさせるかnoindexにするかを検討しています。
また、ユーザーが使わなさそうなカテゴリーページのタイトルしか思いつかなかった場合は、ホームページ制作前になるので、カテゴリーページの作成を辞めてしまうケースもあります。
まとめ
従来は、大半のホームページでカテゴリーページにnoindexを付与していましたが、現在ではnoindexを行っているホームページの数が大きく減少したと感じます。
理由は、サーチエンジンの認識力が向上した点と、ウェブマスター自体がカテゴリーページのタイトルの作り方が上手くなったことが要因と感じます。
現在、ホームページ制作中の方は、ぜひ公開前にカテゴリーページのタイトルを作成してみて、ユーザー目線になっていればindex、低品質だと感じられる場合はnoindexにすることで、サーチエンジンからの集客数を最大化することが可能です。