セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2023.08.22

長文SEOとは?ホームページが受けるメリットとデメリット

ホームページのSEOに取り組んでいる方であれば、長文SEOという言葉を聞いたことがあると思います。

昨今では、長文SEOが必要ではないと考えるWeb制作会社やSEO会社も多くなりましたが、まだまだ効果を発揮しているホームページも多く、企業によっては取り組みたいと考えることもあるでしょう。

当ページでは、長文SEOとは何かや、メリットとデメリットについて紹介します。

長文SEOとは

長文SEOとは、ホームページにあるすべてのページの文字数を増やして、サーチエンジンから高い評価を受ける対策です。

従来のサーチエンジンは、共起語や関連ワードなどを利用しているだけで上位表示ができていたので、長文SEOを行えば、共起語や関連ワードなどの利用回数が増えて上位表示を実現できていました。

しかし、現在は、サーチエンジンのホームページを解析する能力が高くなり、品質での評価を行っているので、どんなに長文でも低品質と判断されるとSEO効果を発揮できなくなっています。

長文SEOの話をすると、お客さまから「長文って具体的に何文字くらい?」と聞かれることがありますが、具体的な文字数は定められてなく、ページタイトルに対して長文かどうかが判断基準になり、当社が、これまで長文SEOを行っているホームページを見てきた限りで言うと、文字数が多いページでは10,000文字を超えていたり、少ないページでは5,000文字を超えているケースも見られます。

このように、膨大な文字数を作成することが長文SEOでは一般的になっていますが、現在ではその効果が弱いため、不要であると言われることが多いSEO対策法になっています。

しかし、現在でも長文SEOを行うメリットは存在しているので、どんなメリットがあるかを紹介します。

長文SEOのメリット

長文SEOのメリットを閲覧する前に、長文SEOを行ったページが、ユーザーにとって良質でなければならないと理解をお願いします。

検索意図を満たしやすくSEO効果が出る可能性が高い

長文SEOを行うことで、ユーザーの検索意図を満たしやすくなるので、ホームページにあるすべてのページで高い検索順位を獲得できる可能性があります。

検索意図とは、なぜユーザーがそのキーワードで検索をしているのかを考えることを言い、昨今のSEOでは検索意図を満たすことが、SEOで高い成果を出すための秘訣とまで言われています。

例えば、現在のサーチエンジンでは、10,000文字のページを作成したときに、7,000文字は検索意図を満たしていなくても、3,000文字が満たしていれば、高いSEO効果を発揮できる仕様です。

ただ、この辺りは今後どうなるかは分からず、昨今のサーチエンジンはホームページの品質を解析することに力を入れているので、もしかすれば意図を満たしていないコンテンツがあると十分なSEO効果を得られない仕様に変更されるかもしれません。

1ページでさまざまなキーワードで上位表示が可能

長文SEOを行うことによって、1ページ内にページタイトルに関連する、さまざまなキーワードを利用することが可能になります。

すなわち、1ページで集客ができる検索ワード数が増えることを意味しており、ホームページのコンバージョン数を高める対策として効果を発揮します。

SNSと相性が良い

SNSユーザーの大半が情報収集を目的としており、SNSからホームページにアクセスしたユーザーは、多くの情報量を求めているので、長文SEOとの相性が高い傾向が見られます。

そして、良質なページであるほど、成果に繋がるアクションを起こしてくれる可能性があったり、そのページをSNSで拡散してくれる可能性があるので、より多くの見込み顧客を集客することが可能です。

長文SEOのデメリット

長文SEOを行う際には、メリットではなくデメリットもあるので、デメリットを理解してから取り組むようにしなくてはなりません。

文字数と検索順位は別

長文SEOを行うホームページとは、すべてのページで多くの文字数を記述しなくてはなりませんが、文字数が多いことで100%上位表示が実現できるわけではありません。

すなわち、頑張って数時間かけて作成したページであったとしても、検索意図を満たしていないや、サーチエンジンから低品質と感じられると、クロール済み - インデックス未登録になってしまい検索結果に表示されなかったり、狙ったキーワードで低い検索順位になってしまう可能性もあります。

運営時間がかかる

長文SEOを行っているホームページでは、1ページを作成するだけでも多くの時間がかかります。

当社が提案するホームページ制作後にSEOのために行う対策は、良質な新規ページ作成になっているのですが、1ページを作成するだけでも3時間や4時間もかかっていると、運営の継続が難しくなってしまいます。

SEOでは、良質な新規ページ作成の継続が大切になっているので、新規ページ作成スケジュールに支障をきたすような長文SEOであれば辞めるべきだと思います。

文字数が多いと成約率が下がるリスクがある

ホームページの訪問者の中には、長文を読みたいと考えている人以外にも、要点だけを効率的に調べたいと考える方もいます。

そういった方たちが長文を見たときに、文章を読まずに、ブラウザバックなどで検索結果に戻る可能性があります。

さらに、1ページの文章が長いということは、それだけウェブマスターにライティング能力を求められていることを意味しており、ページの上部と下部で一貫性のない内容を書いてしまった結果、訪問者がホームページから離脱する可能性が高くなります。

当社が個人的に考える長文SEOの最大のデメリットはここにあり、文章作成が得意ではない方が長文SEOに取り組むことはできる限り辞めた方が良いと考えます。

まとめ

長文SEOとは何かやメリットとデメリットを紹介しました。

当社の意見としては、現在のホームページでは長文SEOは不要になっており、ユーザーのために作成した結果、文字数が多くなったのであれば良いですが、無理に文字数を増やす必要はありません。

ホームページのSEOに取り組まれている方の参考になれば幸いです。