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  • 2022.10.20

長文SEOとは?ホームページ制作時の正しい考え方

長文SEOとは?ホームページ制作時の正しい考え方

長文SEOとは、昨今のホームページ制作では、あまり言われませんが、2018年から20年ごろまでは主流の検索エンジン対策でした。

制作したホームページはもちろん、サイト運営で追加した、すべてのウェブページで長い文章を公開する対策になり、従来はそれで検索順位が向上していました。

しかし、現在においては、検索順位が向上することはありませんが、各ページの流入キーワード数が増え、正しい考えを持って行うと、非常に効果を発揮します。

長文SEOとは

長文SEOとは

長文SEOとは、どんな考え方になり、どうやって行えば良いかをご紹介いたします。

昨今のホームページ制作では、長文SEOを紹介するケースは減っています。

それよりも、各ページをユーザー視点で原稿を作成する方が効果があり、良質なページ作成を行うにしても、考え方だけは知っておくと良いでしょう。

ノウハウ公開コンテンツに多い

昔の長文SEOは、トップページやサービス、料金表など、すべてのウェブページが対象になっていました。

しかし、現在では、トップページやサービス、料金表などのページで、長い文章作成を行っている企業はほとんどありません。

結論的な内容になってしまいますが、その理由は長文SEOにクライアントが求めるような上位表示効果が弱いからです。

そのため、現在では、ホームページ制作時に作成されるウェブページはユーザー視点になっているのが一般的です。

では、現在において長文SEOは、どのウェブページで行われるかと言うと、スタッフブログなどのノウハウを公開するコンテンツで実施されるケースがほとんどです。

ノウハウを公開するコンテンツであれば、タイトルに対して詳しいノウハウを書くというのは、それほど苦にはなりにくいです。

さらには、ユーザーにしても、もちろん単に文章が多いだけでは意味がないですが、タイトルに対して詳しい情報が掲載されていたほうがメリットが大きくなります。

そしてトップページやサービスページは、情報を公開するというよりも、目的が異なっています。

トップページであれば下層ページへ誘導、サービスページであれば、お問い合わせをしたくなるようなウェブページが必要です。

このように、ホームページ制作時に作成されたウェブページは、情報量よりもユーザーが問い合わせをしたくなるような構成が求められているのが現在の主流になっています。

そのため、必然的にスタッフブログなどの情報公開コンテンツで長文SEOが利用されるようになっています。

文字数

長文という言葉だと、実際に、どれくらいの文章量が必要なのかと思われると思います。

当社が、これまでさまざまなホームページを見てきた限りで言うと、5,000文字以上になっています。

実際に弊社においても、実はスタッフブログなど、ノウハウを公開するコンテンツは、2,000文字前後で記事を書いてくださいとお願いしています。

当社の目的は、ノウハウを公開するのに、1,000文字ではユーザーがタイトルに対して十分に情報を得れないと考えているからです。

そのため、仮に1,000文字でも十分に紹介できるようなタイトルであれば、1,000文字で構いませんが、一応2,000文字を意識していただいています。

しかしこれは、当社だけの話ではなく、他のWebサイト制作会社も同様に提案するレベルの長さです。

長文SEOでは、さらに長い文字が求められていて、細かなデーターで言うと、当社が見てきた中では、以下のようなケースが多いです。

  • 文字数が5,000文字以上
  • 単語数が800以上

文字数であれば、頑張ればクリアーできるかもしれませんが、単語数となると、1ページで800単語はかなり厳しいです。

ただ、SEO業者のブログなどを見ていると推奨している企業も存在していますので、本気で取り組む場合は、上記をボーダーラインに定めましょう。

当社が普段ホームページを制作する企業は、2,000文字であっても、いっぱいいっぱいと言われるケースが多く、そのような制約は付けていません。

長文SEOを実装するホームページのメリット

長文SEOを実装するホームページのメリット

長文SEOを実装するメリットをご紹介します。

さまざまなキーワードで上位表示

最大のメリットは、1ページでさまざまなキーワードで検索結果に表示される点になります。

当然の話ですが、本文で利用されていない単語は、基本的には、検索結果に表示されません。

例外的に、【出口】で検索すると、ヤフージャパンが1位表示されるように、出口をアンカーテキストに大量に被リンクが付いているケースは別です。

基本的には、本文で利用している単語数が多ければ多いだけ、利用された単語で検索結果に表示されるようになり、訪問者数向上には非常に効果を発揮します。

ソーシャルメディアと相性が良い

長文SEOを行うのは、ノウハウを公開するコンテンツです。

そして、ツイッターやフェイスブック、インスタグラム、リンクトインなどのソーシャルメディアユーザーは情報収集をメインに利用しています。

そのため、ノウハウを公開するコンテンツを作成し、そこに長文で、細部までしっかりとノウハウを公開していることで、ソーシャルメディアユーザーが獲得可能です。

一般的に、ホームページ制作時に作成したウェブページとソーシャルメディアは相性が悪いと言わざるを得ず、そこをカバーできるのも魅力の1つです。

検索意図を満たしやすい

長文を書くということは、さまざまな内容を掲載することを意味します。

そのため、SEOで大切な検索意図を自然に満たすことが可能です。

検索意図を満たすのは、上位表示対策として非常に大切であると言われていて、長文であればあるほど、意図を満たせる確率が高まり、上位表示が可能になっています。

ただ、短文でも、しっかりとタイトルタグに対して詳しい情報を書くだけで満たしているクライアントは多く、長文であるのは必須ではありません。

長文SEOを実施したホームページのデメリット

長文SEOを実施したホームページのデメリット

長文SEOには実はデメリットもあります。

検索順位とは別

長文SEOと検索順位は別ものであると考えましょう。

以前ご紹介している通り、キーワード出現頻度とホームページのSEOは関係がありません

あくまで、検索結果に出てくるキーワード数が増えるだけであり、キーワード出現頻度をどんなに高めても、SEOの上位表示対策としては機能しません。

訪問者数ベースで考えている場合は、流入キーワード数が増えるというのは訪問者数が増えることを意味し、重要ですが、上位表示はできないと理解をしなくてはいけません。

キーワード出現頻度よりも、現在では検索意図を満たす方が重要になっています。

更新にかかる時間

長文SEOのために、ノウハウ系コンテンツを更新していると、膨大な時間がかかります。

例えば、当社はホームページ制作後にクライアントにノウハウ系コンテンツは2,000文字前後で記述をお願いしています。

実際に、現在当社も文字数はカウントしていませんが、平均で言えば、2,000文字以上で原稿作成を行っています。

この2,000文字であっても、ホームページ制作後の状況を聞いていると、当初は5時間くらいかかると言われています。

もちろん、それでも毎日しっかりと原稿を作っていれば、慣れてくるため、時間短縮は可能ですが、短縮した状態でも1時間くらいが一般的になっています。

それが5,000文字となると、単純に2.5倍がかかり、さらには長文であるが故に、記載ネタを探す時間を考えると、3時間程度は見ておかなくてはなりません。

そこまでかけて1記事を書いて、SEO効果が100%出るとは言えないとなると、多くのクライアントは、長文SEOを諦めるのではないでしょうか。

この更新に時間がかかるというのは、最大のデメリットであると考えていて、適切な文字数でタイトルに対して詳しい原稿を作成していくのがベストであると思います。

また、一例ではありますが、当社実績の中には、ノウハウ系コンテンツでページ当たり1,500文字で公開しているホームページがあります。

こちらのホームページでは、実は【ホームページ制作 大阪】などの【業種名 都道府県名】で上位表示を実現しています。

さらに【ホームページ制作 都島】などの【業種名 市・区名】でも上位表示ができており、文字数やキーワード出現頻度とSEOは関係がないと思います。

長文SEOはホームページ制作では不要

長文SEOはホームページ制作では不要

長文SEOは、ホームページ制作時から不要であると思います。

単に文章が多いや少ないではなく、やはりホームページ制作時はもちろん、サイト更新時に作成した新規ページなどにおいても、タイトルに対して詳しい情報を意識しましょう。

実際に当社が制作したホームページでは、文字数が少ないのに狙い通り上位表示ができている会社もあります。

逆に、文字数やキーワード頻出度ばかりを意識して、必死になって記事を作成しているのに、検索結果が上がらない会社もあります。

この違いは明白で、文章量が多いかどうかばかりを気にしているか、検索エンジンユーザーのニーズを満たすことだけに着目をしているかになります。

実際に検索エンジンがどのようにページを評価しているかは不明です。

しかし、昨今においては、検索意図を満たすことが最重要課題になっていて、長文SEOではないと思われます。

ただし、先述もしている通り、各ページで上位表示キーワード数を増やすという意味では効果を発揮でき、それが目的であれば、ぜひとも実施したい対策になっています。

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