- 2022.06.16
検索意図をホームページ制作と運営時に検討せず成果を出す
検索意図とは、ユーザーがなぜそのキーワードで検索をしたかの意図を言います。
この検索意図を考えることは、現在のホームページ制作やSEOにおいて重要で、主に順位を上げるために必須であると言われています。
しかしホームページ制作実績の企業さまや弊社サイトでは実はほとんど検索意図を気にしていません。
検索意図とは
検索意図とはそのキーワードでなぜユーザーが検索したかを表しています。
例えば、ホームページ制作で検索する人の意図を調査して、ホームページ制作で上げたいページに網羅させることで、検索意図を満たしたページになっています。
グーグルは、基本的にはユーザーのためのページ作成を推奨しているため、意図を満たしたほうが上位表示が可能であると言われているのです。
そしてこの検索意図が出てきてから、例えば、【美味しい喫茶店 京橋】などが上位表示のホームページでは、喫茶店の歴史や、京橋の情報を記載するホームページが増えています。
それは調査方法が、グーグルの関連キーワードやキーワードプランナーなどを利用しているためであり、これ等には喫茶店歴史なども出てくる可能性があるのです。
しかし、それはあくまで機械が出したもので、人間が考えれば【美味しい喫茶店 京橋】で検索したユーザーに歴史や地域情報は不要です。
このように間違えた利用法なども氾濫していますが、本来の意図はユーザーがなぜそのキーワードで検索をしたかを考えてそれをコンテンツ化することを言うのです。
検索意図が出てきてから似たページが多い
SEO効果を出す記事作成は、時代とともに調査方法が変わっています。
そのため、実は昔から似たようなページが上位表示をしていたのですが、特に検索意図が出てきてからは、その傾向が強くなったと思われます。
例えば弊社であれば、ホームページ制作やSEOについて調べ物をします。
その時に、【ホームページ制作】や【SEO】で検索するわけではありません。
例えば、【スライダー 効果的な見せ方】や【ページ数 SEO】などがキーワードになってきます。
ここで出てくる1位から30位くらいまでが実は似たような内容のページになっていて、確かに文体は違いますが、見出しの付け方などは全部同じのケースがあります。
これは調査方法が同じであるため、仕方がないことなのですが、1位表示されているページがまったく求めている情報でなければ、2位以降もすべて同じになっています。
ただ、グーグルやヤフージャパンなどの検索エンジンがそれを求めていたかと言うと決してそうではないと思います。
実際に1つのキーワードに対して、1ドメインあたり2ページまでしか表示されません。
それは、検索結果ページに多様性を持たせるための対策になっていて、検索エンジンは間違いなくさまざまな情報を掲載したいと考えています。
そのため、弊社ではおそらくですが、検索意図を考えないと上位表示ができない訳ではないと考えていて、ユーザーのためになる文章を書くことが大切であると思っています。
実際にホームページ制作実績の会社さまの9割は検索意図を考えずにSEOで成功しています。
似たようなページが多いと理解してからは実はあまりグーグル検索で調べ物をしていません。
ツイッターの方が情報の信頼性は低いかもしれませんが、しかしさまざまな情報が表示されるので、最近当社ではツイッター検索を頻繁に利用しています。
もちろん、多くのユーザーがグーグル検索で調べ物を辞め始めていけば、グーグルも対応していくと思われます。
最低限は必要だが
もちろん、最低限は必要であると思っています。
それは類似ページを作らないために必要になっていると思います。
例えば、【ホームページ制作の学習法】と【Webサイト作成の勉強法】は同じニーズの訪問者が訪れるページです。
弊社が検討する検索意図は、これくらいになっています。
この調査については、非常に大切になっていて、同じニーズの訪問者が訪れるページ数が多いと単にユーザーを混乱させるだけになります。
そのため、グーグル自身もこれらのコンテンツは統合したほうが良いと公表していて、これは検索意図としてはしっかりと考えなくてはなりません。
検索意図を無視して高いSEO効果の事例
では、実際に上記のユーザーニーズの検討は行って、今言われているような検索意図を調査せずにサイト運営を行って成果を出した事例をご紹介します。
基本的にはすべての会社になるのですが、ホームページ制作実績のANA・JAL株主優待即納サービスが高い成果を出しています。
こちらのホームページでは、もちろんテーマを持ってスタッフブログを運営しています。
ただ、そのテーマは、【お寺 商店街 グルメ 大須】などのようになっていて、検索意図の調査は一切せずにユーザーを考えて原稿作成をお願いしています。
もちろん、他のホームページ制作実績の会社さまも同様で、上位表示キーワードを定め、類似ページがないかを確認し、ユーザーを考えて原稿作成をしています。
もちろん、1社や2社ではなく、数十社が実際にこれで効果を出しているので、恐らくSEOだけであれば、検索意図は見なくても良いのではないかと思っています。
そして、もちろん弊社サイトにおいても、検索意図はリサーチせずに、ブログ記事を書いています。
結果としては、検索結果から1日に300人くらいを集めているので、恐らく検索意図は関係が無いと思っています。
ホームページ制作時は必須
このように基本的には不要であるとは思っていますが、ただしホームページ制作時には検討しなくてはなりません。
一般的に言われているようにキーワードプランナーや関連キーワードで検索意図を調査するのではなく、弊社では以下のように行っています。
まず、それぞれのページに対してお客さまが打ち出したい情報をヒアリングして、エクセルなどに記載をしておきます。
そして次に、ライバルサイトの打ち出し方を調査します。
その時にできればSEOで成果を出しているホームページを調査したほうが良く、検索キーワードは厳選していく必要があります。
この調査結果と御社が打ち出したい情報をもとにして、そのページの構成を検討します。
ホームページ制作時ではこの作業をすべてのページに行うことで、よりユーザーが求めている情報が掲載できるのではないかと思っています。
もちろん、この調査方法は、一般的な検索意図の調査法と異なるため、ライバルと差別化されたコンテンツが作成可能になります。
もちろんこの調査法以外にもまだまだ方法はあると思いますので、御社が考える調査法でしっかりとコンテンツを作成していけば、効果的になると思います。
検索意図よりもサイト更新頻度が大切
SEOだけを考えるのであれば、実は検索意図よりもサイト更新頻度の方が重要だと思っています。
もちろん、単に更新する回数が多いだけではありません。
基本的には、自社が打ち出したい情報や御社業界についての最新情報があれば、ライバルよりも早く御社のホームページに掲載することが重要です。
これらを徹底していれば、現段階で言えば、検索意図を調査するまでは必要がないと思われます。
また検索意図を調べて、ライバルと同じような内容のページを量産するよりもオリジナルコンテンツになるので、高いSEO効果を得れるのではないでしょうか。
SEOでは調査ももちろん否定はしませんし大切だと思います。
しかしこれまでのホームページ制作経験から言えば、調査にばかり時間を取られるよりも、ユーザーを考えて手を動かし記事を作成し続けたほうが良い結果を得ています。
そのため原稿作成が慣れていないうちは、原稿作成に多くの時間を使ったほうが良く、特に検索意図は調査までする必要はないのではないでしょうか。
ただし、ある程度サイト運営に慣れてきたら、調査を行うのも一つの手段であるとは考えています。