- 2022.10.04
指名検索を着実に増やせばホームページの成果が向上
ホームページ制作後に、SEOを行われる方は最初だけでも良いので、指名検索を意識しましょう。
この指名検索は、ホームページ制作直後は意識して、コンテンツ追加を行いますが、ある程度期間が経過した後は、意識をしなくても高いランキングを獲得し続けられます。
ただ、昨今のSEOでは非常に重要であると言われていて、指名検索がないと制作したホームページのランクが高まらないと言われています。
指名検索とは
指名検索とは、企業名やブランド名など、御社独自の単語を使ったキーワードになります。
例えば、セブンデザインやシャネル、クロネコなどは含まれ、ホームページ制作直後はこれらのキーワードで上位表示を狙い、流入数を確保することが非常に大切です。
実は圧倒的にSEOで成約率が高いキーワードだからです。
一般的に、当社で言えば、【ホームページ制作 大阪】や【Webサイト作成 都島】などの業種名に地域名を含めたフレーズでのランク向上を狙います。
ただ、これらの訪問者は、競合他社との比較がまだや、コンテンツを確認したうえで、御社サイト内で成果に繋がるアクションをしてくれるかどうかが決まり効果は不明です。
しかし、社名を利用するユーザーはと言うと、あらかじめ目的を持って訪れていて、高い成約率を獲得することができます。
もちろん、これだけで十分に期待する効果を得ることは難しいですが、公開直後のスタートダッシュとしては、これほど適しているSEOワードはありません。
そのため、ホームページ制作後はまずは企業やブランドなどの名称で上位表示を狙い、その後それ以外のキーワードで上位表示を狙うのがもっとも効率的になります。
指名検索の増やし方
では、当社のホームページ制作で実際にどんな対策を行うかを紹介します。
被リンク
もっとも手っ取り早い対策で、効果が明確に出るのが、被リンク対策です。
ここでは、闇雲に増やせば良いわけではなく、当社は国や行政運営サイトからの被リンク獲得に注力しています。
実際にホームページ制作後に、当社が把握しているリストをクライアントに渡し、お客さまが最初に行う運用業務が登録作業です。
なぜ国や行政の運営サイトかと言うと、昨今は低品質な被リンクは無効化されますし、あまりに数が多いとスパム行為として手動ペナルティが課せられます。
国や行政ならドメイン自体の評価が高く、低品質であっても、悪くても0評価で、しっかりと公開後には登録を行いましょう。
また、アンカーテキストも会社名になるケースがほとんどで、そのキーワードで順位を向上できる可能性は高いです。
本文では利用しなくていい
社名やブランド名は無理して本文で利用する必要はありません。
日本国内で主要なサーチエンジンはグーグルとヤフージャパン、マイクロソフトビング、ダックダックゴーがあり、すべてがコンテンツを評価し、テンプレート箇所はあまり見ていません。
ただ、実はコンテンツ箇所に無くても、社名などは明確にサーチエンジンが把握していて、実は上位表示をできる確率は非常に高いです。
むしろ、逆に無理やり入れてしまい、読みやすさを損なう方が、SEO効果を落とす結果になり、本文では利用しなくても良いとウェブマスターは認識しましょう。
ただ、本当に見栄えや読みやすさ的に問題がないケースでは実装しても構いません。
良質なコンテンツ追加
上記を理解した後、クライアントは日々良質なコンテンツ作成を継続する運用作業を行いましょう。
基本的にSEO効果を出すには、品質とボリュームの両方が大切で、これさえ守っていれば、必ず御社サイトは上位ランクを獲得可能です。
社名などにおいては、それほど品質は重要視されていないように感じ、量がしっかりとしていれば、自然に上位表示されるように感じます。
ただし、同じキーワードで上位を狙うライバルサイトがある場合は、そこよりも良質でページ数が多いという条件が存在し、競合他社をしっかりと分析した上で更新を開始しましょう。
ホームページ制作直後は指名検索を意識
指名検索を意識するのはホームページ制作直後で問題ありません。
ただ、少し先述もした通り、ライバルが存在する場合は、そこよりも多くのボリュームがあり、良質であるというポイントがあります。
一度だけあった経験で、ライバルが上場企業だったケースがあり、これは相当気合を入れた対策を提案しています。
実際に上場企業は、コンテンツの品質も非常に高く、さらにはウェブページ数も膨大、そして被リンク本数もあり得ないくらい多いです。
そこで当社が行った調査で、まずは目標ページ数と被リンク本数を数値データとして出し、さらに品質は、チェックポイントを箇条書きにして納品しました。
結論としては、そちらの企業は、目標値が高すぎたので、1位表示を諦め、2位表示になっています。
ライバル次第では本当に難しいと言えますが、更新担当者が知るべきは、良質とボリュームが本当に重要だと理解をして対策に取り組みましょう。
また、本文で一度も利用していないというのは大きなマイナスであり、必ずヘッダーとフッター会社案内にはそのキーワードを含めた対応が必須です。