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成果報酬SEOとは?メリットとデメリットを紹介
成果報酬SEOとは、契約時に指定したキーワードで10位以内にランクインしたら費用が発生し、ランクインするまでは費用が発生しないSEOサービスのことを言います。
成果報酬SEOは、従来は多くのSEO会社が提供していましたが、昨今ではサーチエンジンが被リンクの効果を弱めているので、提供会社の数は大幅に減少していますが、それでも0になったわけではありません。
当ページでは、成果報酬SEOとは何かや、メリットとデメリットを紹介します。
成果報酬SEOとは
成果報酬SEOとは、契約時に定めたキーワードで10位以内にランクインするまでは費用がかからず、ランクインしたときに、日割りで費用が発生するSEOサービスのことを言います。
成果報酬SEOで行うメインの対策は被リンクになっているので、従来のSEOでは、ホームページの更新をせずに、成果報酬SEOを申し込むだけで、高いSEO効果を発揮することができました。
しかし、現在のサーチエンジンは、ホームページの品質を重視して、さらには被リンク効果を弱めているので、成果報酬SEOで上位表示を実現することが難しくなったと言えます。
そのため、多くのSEO会社では、成果報酬を辞めて、コンサルティングやライティングの代行サービスに変更をしているのですが、現在においても、成果報酬SEOを提供している企業は見られます。
それらの成果報酬SEOを利用しても検索順位が上がらないとは言い切れませんが、現在のサーチエンジンの仕様で言うと、あまりおすすめできないサービスとなっています。
成果報酬SEOのメリット
成果報酬SEOのメリットは、狙ったキーワードで10位以内にランクインするまでは、一切費用がかからない点です。
一般的に、現在のホームページ制作会社やSEO会社が提供するSEOサービスは、原稿の執筆代行になっているので、検索順位が上がろうが上がらなかろうが、費用が発生してしまいます。
しかし、成果報酬SEOでは、どんな対策を行ってもらったとしても、契約時に定めたキーワードで上位表示ができていなければ、1円もかかる心配がないので、予算のメリットは大きなものになっています。
成果報酬SEOのデメリット
成果報酬SEOのデメリットは、闇雲な被リンク対策を行われてしまう可能性があることがあり、被リンク対策を行われてしまうと3つのデメリットがあります。
1つ目が、被リンクSEOを行われてしまうと、最悪のケースでは、ホームページの検索順位が落ちる可能性があります。
サーチエンジンは低品質な被リンクを自動的に無効化していますが、中には認識漏れがあり、マイナス影響を与える可能性もあるので、検索順位が落ちるリスクがあります。
また、被リンク本数が多いと、最悪のケースではホームページに手動ペナルティが与えられてしまい、検索結果から除外されるデメリットがあります。
2つ目が、Googleサーチコンソールのリンクのリストが見づらくなる点です。
成果報酬SEOを解約した後、被リンクを解除してくれたとしても、Googleサーチコンソールのリンクには、最長で2年くらい残り続けてしまい、SEOに本気で取り組んだときに、リンクのリストが見づらくなるというデメリットがあります。
3つ目が、成果報酬SEOを申し込んだ結果、検索順位が上がったとしても、被リンク対策が中心になっていると、次のGoogleコアアルゴリズムアップデートで検索順位を大幅に落とす可能性です。
現在のサーチエンジンの仕様では、被リンク対策はなるべく行わない方が良く、一時的には上がったとしても、すぐに検索順位が落ちてしまうことが大半です。
これらが成果報酬SEOのデメリットになっています。
現在の仕様では成果報酬SEOは不要
メリットとデメリットから、当社の意見としては、成果報酬SEOは不要と判断しても良いと思います。
昨今のサーチエンジンは、SEO効果を発揮したいのであれば、上位表示を狙ったキーワードに関連した良質な新規ページ作成を行うだけで良いので、無理に予算を使う必要はありません。
もし予算を使うのであれば、成果報酬ではなく、通常のSEOサービスの方が良い結果を得られます。
まとめ
成果報酬SEOについて紹介しました。
最近では、成果報酬SEOを提供しているSEO会社の数も激減しているので滅多に見ないかもしれませんが、営業をされたとしても、デメリットの方が大きくなっているので、成果に不安を感じるのであれば、辞めた方が良いと思います。
成果報酬SEOって何?とお思いの方の参考になれば幸いです。