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ホームページのコンバージョンを増やすには?改善方法を解説

ホームページからの問い合わせや資料請求を増やすには、コンバージョンにつながる要素を見直すことが欠かせません。ただ集客を増やすだけでは成果が伸びないこともあります。

このページでは、ホームページのコンバージョンを増やすことで得られる成果と改善方法を解説します。

ホームページのコンバージョンを増やすと得られる成果とは

コンバージョンを増やすことで、ホームページ全体の成果が大きく変わります。ここでは、得られる主な効果を紹介します。

ホームページの品質が高まり集客効果が向上する

コンバージョンを増やそうとすると、自然とページ内の導線や情報の出し方を見直すことになります。この過程で不要な要素が整理され、必要な情報が明確になり、結果としてホームページ全体の品質が高まります。

品質の高いホームページは検索エンジンからの評価も上がりやすく、SEOにも好影響を与えます。また、見た目や使いやすさが改善されることで、訪問者の信頼感や満足度も高まり、結果的にSNSや外部サイトからの集客効果の向上につながります。

訪問者数を増やさなくても成果を伸ばせる

コンバージョンは、訪問者のうちどれだけの人が行動を起こしてくれたかを示す指標です。つまり、訪問者数を無理に増やさなくても、コンバージョンを高めることで成果は伸ばせます。

たとえば、月間1,000人の訪問でも、コンバージョン率が1%から2%になれば成果は倍になります。このように、限られたアクセスでも最大限の成果を引き出すことができる点は、費用対効果の面で大きなメリットです。

ホームページのコンバージョンを増やすための改善方法

コンバージョンを増やすには、訪問者の行動を正しく理解し、要因ごとに改善を重ねることが重要です。ここでは、実際に行える具体的な改善方法を紹介します。

アクセス解析でコンバージョンを設定する

コンバージョンを増やすための第一歩は、何を成果とするのかを明確にし、それをアクセス解析ツールで設定することです。

Googleアナリティクスを使えば、問い合わせ送信・資料請求・購入完了など、目的に応じたコンバージョンアクションを計測できます。これにより、現状どこまで達成できているのかが数値で見えるようになり、改善すべきページや流入経路を特定するための土台が整います。

アクセス解析を使って問題点を見つけて改善する

コンバージョンの設定が完了したら、次に行うべきは数値を分析して問題点を見つけることです。

たとえば、直帰率や、離脱率が異常に高いページがある場合、そこに何らかのユーザー阻害要因が潜んでいると考えられます。ヒートマップツールを併用すれば、どこでスクロールが止まっているか、どこがクリックされていないかといった行動パターンも見える化できます。

データに基づく改善を積み重ねることが、コンバージョンを効率的に高める近道です。

集客元とページの整合性を意識する

コンバージョンが発生しない原因の一つが、集客元とページ内容のズレです。

たとえば、広告やSNSで料金の安さを強調して集客したのに、ランディングページで品質重視の内容ばかりが目立つと、訪問者は期待と違うと感じて離脱してしまいます。

ユーザーがどこから来たのか、どんな期待を持っているのかを考慮し、その期待に応える構成や表現を用意することで、無駄な離脱を防ぎ、コンバージョン率を高めることができます。

ユーザーの検索意図に合った情報を提供する

検索エンジン経由で訪問するユーザーは、何らかの課題や疑問を持っています。

その検索意図に合った情報を提供することで、ユーザーは、このページに求めていた答えがあると感じ、滞在時間や信頼度が高まります。検索意図を満たすコンテンツは、SEO評価に良い影響を与えるだけでなく、検索以外の経路で来たユーザーにも役立つ情報となり、総合的なコンバージョンの向上につながります。

コンテンツの品質を高める

どれだけ多くの流入があっても、内容が薄かったり、分かりにくいページでは成果につながりません。

ユーザーが求めている情報に対して、網羅性・正確性・読みやすさを備えたコンテンツを用意することで、サイト全体の信頼性が高まり、行動を起こしやすい状態をつくることができます。

また、情報の更新性にも注意を払い、古い情報が残っていないかも定期的に見直すことが重要です。

ユーザー行動を意識した導線設計を行う

訪問者が自然にコンバージョンに向かうためには、ページ内の導線設計が非常に重要です。

たとえば、情報を読んだあとにすぐ資料請求や問い合わせへ進めるように、CTAを自然に配置することが求められます。特に関連ページへのリンクの配置は、ユーザーの行動パターンに合わせて設計することで、次のステップに進むきっかけをつくることができます。

導線の改善は、少しの調整で大きな成果を生むことがある重要なポイントです。

ターゲットユーザーに合ったデザインにする

デザインは見た目だけでなく、ユーザーの心理にも大きく影響します。

たとえば、BtoB向けのサービスでは信頼感のある落ち着いた配色や整ったレイアウトが好まれる一方、BtoCや若年層向けサービスでは親しみやすさや動きのあるデザインが効果的です。

ターゲットに合ったデザインを用意することで、第一印象からコンバージョンに至るまでの流れをスムーズにし、離脱を防ぐことができます。

ホームページのコンバージョンを増やす時の注意点

コンバージョンを増やす施策を進めるうえで、意識しておきたいポイントがあります。間違った判断や短絡的な改善は、かえって成果を遠ざけることにもなりかねません。ここではホームページのコンバージョンを増やす時の注意点を紹介します。

コンバージョン数ではなく率を考える

コンバージョンの改善を図る際に、単純に件数だけを追いかけてしまうケースは少なくありません。しかし、重要なのは母数に対する割合、すなわちコンバージョン率を意識することです。

たとえば、アクセスが1万件あっても成果が10件であればCV率は0.1%です。一方で、1,000件のアクセスで10件の成果があればCV率は1%となり、同じ成果でも効率性がまったく違います。

率を意識することで、本質的な改善点に気づきやすくなり、限られたアクセスの中でも成果を最大化する戦略が立てられます。

短期間で成果を求めない

コンバージョンの改善は一度で完了するものではなく、試行錯誤を重ねながら徐々に精度を上げていくものです。CTAの配置を変えたり、導線を見直したり、文章を調整したりといった取り組みは、即時的な効果が見えにくいこともあります。

短期間で数値が伸びないからといって方針をコロコロ変えてしまうと、改善の成果を正しく評価できません。効果測定には一定の時間が必要であり、計測結果をもとに継続的な見直しを行う姿勢が成果につながります。

まとめ:ホームページのコンバージョンは継続的な改善で成果につながる

ホームページのコンバージョンを増やすには、単発で施策を行うのではなく、課題を見つけて改善を重ねる姿勢が欠かせません。

アクセス解析による現状把握から、導線設計やコンテンツの質の見直しまで、細かな調整を積み重ねることで、少しずつ成果は積み上がっていきます。ユーザーの視点を忘れず、効果測定を繰り返しながら、継続的に取り組むことがコンバージョンを向上させる近道です。

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