- 2022.09.20
オリジナル写真が多いホームページはSEOに有利かも
ホームページ制作時の画像は、原則オリジナル写真を推奨しています。
その理由は、経験則ですが、SEO効果が高いように感じるからです。
今回は、ホームページ制作で、オリジナル写真の推奨理由や撮影法などを紹介します。
オリジナル写真とは
オリジナル写真とは、御社が制作するホームページのためだけに撮影された画像です。
オリジナル写真を利用すれば、独自に画像を選定でき、よりユーザーに魅力を感じてもらえます。
また、グーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビングなど、日本国内で主要な検索エンジンも、オリジナル写真を評価しています。
ホームページ制作実績で言えば、多くが検索順位を上げています。
ただ、運営の影響かも知れず、明確にオリジナル写真の効果とは言い切れません。
経験則では、利用したほうが良いと感じますが、最終判断はクライアントにお願いしてます。
ホームページ制作でオリジナル写真を利用したSEO効果
オリジナル写真を利用したホームページ制作実績のSEO効果を紹介します。
弊社は、SEOに強いホームページ制作を行っていて、もしかすれば無関係かもしれませんが、オリジナル写真を利用している効果は、傾向としては圧倒的に高いです。
以下で、数値を掲載していますが、月間である点とおおよそと理解ください。
工務店
オリジナル写真は、ホームページ制作ではなく運営時に利用しています。
施工事例を紹介するコンテンツで利用しています。
検索訪問者 | 8,000人 |
トップ上位表示ワード | 100以上 |
問い合わせ | 150件 |
こちらの工務店が凄いと思う点は、トップページで上位表示できたSEOワードの多さです。
運営をして、たまたま上位表示ができたわけではなく、狙ったキーワード数になります。
ホームページ制作時に定めたキーワードは、200近くあり、半分以上で上位表示を実現しています。
当社で言うと、【ホームページ制作 大阪】や【HP作成 都島】、【サイト構築 京橋】などになっています。
同義語はもちろんですが、単に都道府県だけではなく、市や区、駅名などもランクインしてます。
平均データとしては、1ページ、約1,000文字、画像は10枚前後になります。
ホームページ制作直後は、検索順位は高くありませんでした。
公開後に、ブログをアップし始め、何度も文字数が足りないと言いましたが、そこまで気にしていませんでした。
ただ、豊富な実績があることを打ち出したいと考え、毎日しっかりとページ作成を行っていました。
そうすると、6ヶ月くらいで、いきなり検索順位が上がりました。
最初は、大阪だけで上がっていましたが、現在は区や駅名でも上位表示ができています。
その結果を見て、オリジナル写真はSEOに強いのではないかと考えるようになりました。
ネットショップ
ネットショップにオリジナル写真に差し替える提案をしました。
すでに高いSEO効果を出していますが、実はさらに効果を向上させています。
検索訪問者 | 12,000人→15,000人 |
新規会員登録 | 400人→500人 |
決済回数 | 4,000回→5,000回 |
売上 | 1,500万円→1,800万円 |
目標売上2億を達成できました。
- 制作したホームページの画像差し替え
- ブログでアイキャッチ差し替え
- ブログ本文に画像を追加
まず制作したホームページで画像の差し替えですが、こちらは依頼をいただきました。
具体的に内容を打ち合わせ後に外注業者のカメラマンを手配しました。
その作業と同時並行で、スタッフブログでアイキャッチ差し替えに着手しました。
特定回避で、言葉を変更しますが、ペット用品を販売しているとします。
アイキャッチとして、ふさわしい画像はやはりペットです。
そのため、2日間かけて、動物園とドッグランに撮影にいきました。
そこで、600枚ほどを撮影し、出社後、2営業日ほど、サイズ変更をされました。
サイズ変更が終わった後、アイキャッチを差し替えています。
次に本文ですが、本文は無理に画像を貼らず、業務内やプライベートでも癖を意識しました。
過去記事を読み直してここに掲載したい、撮影時にこの画像はここに張れるという意識を持つことに成功しています。
実際に、効果分析で、調査したところ、ページあたり大体3枚を掲載していました。
効果が出たのは、対応が完了する前で、一気に検索順位が高まりました。
リライトが要因かもしれませんが、弊社ではオリジナル写真と考えています。
上記から、SEO効果があるかもと思い、現在は、すべてのホームページ制作実績で提案しています。
オリジナル写真の撮影法
ホームページ制作で提案しているオリジナル写真の撮影法を紹介します。
販売サイトは見ない
ホームページ制作では、従来、画像素材ダウンロードサイトを紹介していました。
確証はありませんが、オリジナル写真を利用するSEO効果が非常に高く、現在では無料素材を利用いただいていません。
素材サイトでは、プロが撮影した画像をダウンロードでき、個人で撮影するものと品質が異なります。
良い素材を見続けていれば、当然、技術力は高まります。
ただ、別に、高品質は必要なく、良いものを撮る意識だけで良いと思います。
余裕があれば、良い素材をたくさん見て、技術レベル向上に役立てるのも良いでしょう。
ただ、当社がホームページ制作を行う中小企業の多くは、営業などと兼任で、限られた少ない時間で運営を行われています。
無関係は駄目ですが、そこまで高いテクニックを駆使した画像は求められておらず、無料素材を見ず、こだわりを捨て、短時間で収集することに繋げています。
撮影はスマートフォン
基本的には、アイフォンやアンドロイド携帯か、アイパッドなどのタブレットでお願いしています。
高額な機材は購入しなくて良いです。
最近は、かなり高画質で綺麗に撮影が可能です。
撮りため
画像が必要なときに、都度撮影というのは、少し現実的ではなく、撮りためることをおすすめしています。
例えば、ホームページ制作なら、都度提案書を撮影したり、フォトショップ利用時のキャプチャーを撮りためます。
また、航空系なら1日かけて飛行場に行って、大量撮影でも良いと思います。
画像が必要なたびに撮影を行うのは、それこそ時間の無駄です。
自社に、どんな画像が必要かを考え、手軽で簡単なオリジナル写真撮影法を検討しましょう。
習慣化
普段から撮影癖を付けましょう。
ウェブマスターであるという認識を持ち、画像が必要と理解して、使えそうなシーンがあれば、必ず撮影するようにします。
もちろん、撮りためたストックがあり、すぐに利用するケースはないかもしれません。
ただ、ストックでは、適切な画像がないケースもあります。
すぐに使わなかったとしても、いつかどこかのタイミングで必要になる可能性もあり、撮影癖を付けておいた方が良いでしょう。
オリジナル写真に関する質問
最後に、オリジナル写真についての質問と回答を紹介します。
ホームページ制作時のオリジナル写真はいつまでに準備する?
Webサイト制作会社によって異なりますが、当社は公開後1ヶ月であれば完全無料で対応します。
あらかじめ分かっていれば、詳細をお伝えいただければ、半年くらいはお待ちします。
2年や3年と言われると、さすがに厳しいですが、1年未満であれば十分に検討範囲です。
何枚使えば検索順位が上がる?
関係ないと思います。
成果が出たホームページ制作では、平均は存在せず、本当に必要な枚数を使いましょう。
ソーシャルメディアで使っていい?
オリジナル写真のまとめ撮りを推奨しています。
会社によっては、10年は問題がないケースがあり、その場合はソーシャルメディアです。
昨今、ホームページ制作では、ツイッターやフェイスブック、インスタグラム、リンクトイン、グーグルビジネスプロフィールなどの提案は当たり前です。
すべての投稿ではありませんが、見栄えを意識して利用しましょう。
効果的に利用すれば、見込み顧客の集客が可能です。
SEO目線で撮りためていますが、ホームページ制作の目的は検索順位ではなく、成果を得ることです。
ソーシャルメディアから訪問者数が増えれば成果に繋がります。
もちろん、ユーチューブやリスティング、同業種のポータルサイトへの広告出稿や、提案書に含めたり、さまざまな方法で活用可能です。