- 2022.07.09
リクルートサイト作成の考え方
求人情報を掲載したホームページを制作したいというニーズは、ちょくちょくあります。
その際に、リクルートサイトを作成するか、制作したホームページ内でコンテンツ化するかは、クライアントの判断次第です。
今回は、これまでリクルートサイトを作成してきた経験から、業者が作業を行う前にお客さまが検討すべきポイントを紹介します。
リクルートサイト作成で考えるポイント
ホームページ制作の打ち合わせで検討しておきたいポイントを紹介します。
このポイントが明確に考えられていないと、公開後に、まったく効果が出ない可能性があり、できる限り詳細に検討することをおすすめします。
すべてのホームページを制作する企業に、最適な共通の回答はなく、お客さま次第です。
ドメイン
リクルートサイトを作成すべきか、制作したホームページ内のコンテンツとするべきかを検討します。
ドメインは、コンテンツ化しない場合であれば、当社がおすすめするのが、新規ドメイン取得です。
サブドメインでも別に機能性は問題ありませんが、問題になる可能性がある点が、本体として制作したホームページのSEO評価です。
グーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビングなど、日本国内で主要なサーチエンジンは、サブドメインに対してかなり警戒をしていると言えます。
もちろん、プロのウェブライターが原稿を作成していれば、問題はないと思いますが、そうではない場合は、本体のランキングに影響を与えてしまう可能性があります。
昨今流行りのドメイン貸しなどもありますが、あれも効果が出ているという噂もありますが、反面ある日突然検索ランクが落ちたという事例も多いです。
求職者に対しての情報量が多いため、本体と少し内容が異なるケースが見られ、できる限り別ドメインでのホームページ制作を推奨します。
ただ、コンテンツとして作成する場合は、それほど多くのページ数を用意するケースは稀なので、気にする必要はないと感じます。
この検討をメリットとデメリットからしっかりと考慮しておくことで、安心で安全なホームページ制作となります。
ウェブデザイン
独自ドメインの場合ですが、ウェブデザインをどうするかを検討しましょう。
ホームページ制作料金を抑える必要があれば、本体と似たレイアウトやデザインを採用したほうが良いですが、それでは十分に求職者にアピールができない可能性があります。
本体は、御社の見込み顧客にアピールしますが、リクルートサイトは求職者です。
そのため、費用対効果を考えながら、デザインを分ける方が良いか同じで良いかを考えてからホームページを制作しましょう。
コンテンツは求職者向けに
今やホームページ制作の基本で、コンテンツはユーザー目線が当たり前になりました。
当然リクルートサイトにおいても、同様で、求職者に対してどういう情報を見て貰えば、エントリーしてくれるかを検討する必要があります。
制作したホームページと同じ内容や表現は、あまりおすすめではありません。
経験者の中途採用がメインであれば良いかもしれませんが、新卒など御社業界に知識がない方の場合は、本体と同じ内容では理解不足が発生する恐れがあります。
そのため、適切にターゲットに対してのコンテンツが重要であり、これらを徹底すれば必ず期待以上の効果を発揮できます。
エントリーは求人ポータル
エントリーフォームは、簡単なものであれば安く構築できますが、複雑であれば、結構高い見積書になり、予算とさらには運用体制と相談をしながら決めていく必要があります。
ホームページ制作で、多い事例は、エントリーは求人ポータルサイトへと誘導するケースで、当社だけではなく、さまざまな企業が実施しています。
初めてのリクルートサイトならホームページ内がおすすめ
このように一言でリクルートサイトと言っても、さまざまな検討が必要です。
もし初めてであれば、当社の提案としては、制作したホームページ内部にコンテンツとして作成することを推奨します。
と言うのも、初めての場合は、右も左も分からない状態であり、実際に公開して運営してみないと詳細までは分からないでしょう。
そのため、まずはコンテンツで対応をして、運営に慣れてくれば、独自のリクルートサイトを作成すれば、期待通りの成果を達成できます。
結局、大切になるポイントは費用対効果で、これらを最大化するには、まずはコンテンツからスタートする方が良いと思います。
適切なリクルートサイトは効果が高い
しっかりと検討しているリクルートサイトは非常に成果が高いと感じ、逆に検討をしていない企業ほど成果が低いと感じます。
なんとなく作成されたコンテンツは、なんとなくの効果しか得られず、適切に検討した上でホームページを制作することが重要です。
もちろん、公開して終わりではなく、グーグルアナリティクスなどのアクセス解析やクラリティなどのヒートマップ、SEO分析のサーチコンソールなども利用した運用が必須です。
これらのツールが示す数値データを活用した運用を行い、ターゲットに対して最適なコンテンツへと成長させることが成果を出す唯一の手段です。
これからリクルートサイトを作成される方は、単に検討して終わりではなく、運営フェーズまで考えましょう。