- 2023.01.05
都道府県SEOで似たページの量産を回避した対処事例
ホームページ制作で、日本全国をターゲットにして、都道府県名を含んだSEOを希望されるクライアントがいました。
通常、各都道府県ごとに適切なページ作成の提案をしたいのですが、そこまでの運営時間が取れず、カテゴリーで対応する必要がありました。
今回は、当社が提案し、そしてSEOで成功したホームページ制作実績を紹介します。
都道府県名でSEOを行うホームページ
ホームページを制作する際に、ターゲットを確認すると日本全国がターゲットになるケースは多いです。
ネットショップなら、【洗剤 大阪】など都道府県名を付けた検索ワードを使う方はいません。
BtoB企業では、例えば、日本全国でホームページ制作を希望される方を集めるために【ホームページ制作】というSEOワード設定も一つの手段だとは思います。
ただ実際に、業種にもよりますが、【ホームページ制作 大阪】など、地域名を付けた検索も多く、付けたほうが成約率は高くなります。
では、都道府県名を付けたキーワード設定では、どうすれば検索ランクで上位に表示されるかと言うと、理想は個別ページの作成です。
当社では、ホームページ制作をトップページで上位表示を狙い、ブログ記事で大阪や東京、愛知などに該当するページ作成が理想になりますが、問題は重複コンテンツです。
重複コンテンツとは、ほぼイコールの内容を量産することで、検索エンジンが気が付いていない間は上位にランクインしますが、気が付くと一気に検索順位が落ちます。
さらに、同じでなくても、カニバリゼーションと言われる似たコンテンツ作成もランキングが落ちる可能性があります。
検索エンジンは、順位を操作している可能性があるホームページに対して厳しい目を向けています。
期間限定で制作したホームページがSEOで成功し、見込み顧客が集客できれば良いのであれば問題ないですが、現実的にそういうニーズは珍しく、中長期的な上位表示を希望されます。
そのため、個別ページで47都道府県すべてに対応ができる記事作成は非常に難易度が高くなります。
では、どんな対策をホームページ制作実績で実施したかと言うと、カテゴリーになります。
カテゴリーで都道府県ごとに分けた対策
カテゴリーを利用したホームページ制作法を紹介します。
地域ごとに用意
カテゴリーは47都道府県すべてで用意し、丁寧に割り振りを行います。
駄目なのはコンテンツ量が少ないという点で、少ないと検出やクロール済み - インデックス未登録に該当します。
そのため、カテゴリー作成前に、それぞれ何記事を用意できるかを考えてからがベストですが、もし当初に思いつかない場合は後回しにします。
理想は、カテゴリーに対して、10記事くらいは欲しいですが、当社提案では1つで問題がないと話します。
代わりに、日々の運営をしっかりと行い、増やし続ければ、一時的にインデックス未登録になっても、後から改善させることが可能です。
都道府県カテゴリーを作成する場合は、普通の記事作成法はユーザーニーズですが、カテゴリー名から作成をします。
そうすれば、少しでも早くインデックス未登録が解消され、期待以上のSEO効果を得ることが可能です。
上部にはオリジナルテキスト
カテゴリー上部に、オリジナルテキストを配置し、検索エンジンが嫌う重複やカニバリを回避します。
もちろん関係がないような情報は駄目ですが、訪問者が見たときに良いと感じるテーマで原稿作成をしっかりと行います。
文字数については意識する必要がなく、本当にユーザー目線であれば何文字でも良いですが、ホームページ制作経験で言えば、500文字前後が多く、参考指標として利用ください。
被リンクを狙う
獲得ならずですが、紹介事例では、カテゴリーで被リンクを狙い、リンクが欲しいと漠然と考えるのではなく、具体的にどこからかを明確にしています。
昨今SEOの影響か、「〇〇に強い大阪の××会社」などの記事が非常に流行っており、これらをターゲットにしてオリジナルテキストを作成していただきました。
事例では獲得はならずでしたが、それでもオリジナルテキスト作成時には意識していたため、非常に原稿作成が行いやすかったとお喜びをいただきました。
適切な都道府県名の利用法でホームページの検索順位は高まる
都道府県名で上位表示したいウェブマスターは多いですが、実現するには適切な対応が重要です。
- 原稿作成が行えるか
- 無理ならカテゴリーで集客
- オリジナルテキストを用意
- 該当するページ数を意識
上記を考えてホームページを制作したら高い検索ランクへ成長します。
都道府県名はほぼすべてのホームページ制作で重要で、適切に対応し、より多くの見込み顧客を集客しましょう。