セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2023.01.05

都道府県SEOを目的にサイト内に似たページを量産して成果が出た事例

制作実績ではなく、SEOサポートのみを行っているホームページの事例で、日本全国の都道府県名や市名の多くで上位表示を実現したホームページがあります。

対策法としては、シンプルで狙ったキーワードで上位表示を実現できる新規ページ作成を行ったのですが、都道府県名だけでも47もあり、さらに市名となれば約800もあるので、新規ページ作成だけでも多くの時間が必要です。

そこでお客さまが行ったのが、重複コンテンツにならないように、他のページと似た内容のページを量産するSEOになります。

先日、そちらのホームページでは異常に高いSEO効果を発揮することに成功したので、その時に実施した対策法を紹介します。

2024年3月の追記として、現在でもSEO効果は高く、月間でサーチエンジンからの訪問者が約25,000人、問い合わせ数は約200本になっています。

都道府県名SEOでは会社の所在地でなければ成果が出ないは嘘

当案件では、当社に相談をいただく前に、複数のSEO会社やWeb制作会社に、各都道府県名でSEOを行いたいと相談をされていたそうです。

その時の回答として、もっとも多かったのが、会社の所在地になっていない都道府県名では上位表示ができないというものになっていたそうです。

確かに、会社の所在地がない都道府県名でのSEOは難しくなっていますが、サーチエンジンは、住所を見てSEO効果を決定しているわけではなく、ホームページのコンテンツとして都道府県名が出てくる割合が少ないので、SEO効果を発揮することができないのです。

すなわち、各都道府県名でSEOを狙っているランディングページさえ作り込めば上位表示ができると提案をしたところ、お客さまも同じようなことを考えていたそうで、当社にSEOサポートの発注をいただけました。

実際に、結果として、そちらのホームページは、47都道府県名と約800の市名の多くでSEOで成功してるので、間違いない考え方になっています。

都道府県SEOで成功したホームページの運営法

ランディングページのひな型になるページを作成

最初に取り組んだのが、例えば【ホームページ制作 大阪】のキーワードでランディングページになるひな型ページの作成です。

ひな型ができてしまえば、一部のコンテンツはオリジナル作成になりますが、大阪を兵庫や京都に変更することで、短時間で大量の新規ページ作成が行えます。

当社にひな型ページの作成を依頼いただいたのですが、当社ではお断りしたので、お客さまは、個人事業主のウェブライターに7,000文字の1ページの原稿を発注することから始めました。

ウェブライターが作成したページは、品質は高くなっているので、そのままでも利用ができる可能性が高いと思ったのですが、お客さまはそこからさらに、ChatGPTでリライト案を出して、出てきた原稿のリライトに取り組んでいます。

お客さま自身で原稿をリライトした方が良いのではないかと提案をしましたが、お客さまは文章作成が苦手になっていたので、ChatGPTにリライトをお願いした後、日本語がおかしな箇所のリライトに取り組んでいます。

また、ChatGPTの出した文章が明らかにおかしな場合は、ウェブライターが作成した原稿をベースにしたリライトを行いました。

独自コンテンツの追加

ひな型ページを使う際に、大阪を京都や兵庫に変えただけで、アップロードするのではなく、必ず独自コンテンツの掲載をお願いしています。

独自コンテンツのテーマはホームページによって異なってきますが、当案件で提案したのが、おすすめの〇選というコンテンツと、お客さまの声コンテンツの2点です。

おすすめの〇選では、昨今のホームページでは、多くの場合でページタイトルにおすすめの〇選を紹介といったページを作成しているので、複数のホームページの平均値でおすすめを定めていただくようにしています。

また、お客さまの声は、口コミ系ホームページからの原稿をリライトしてから公開していただきました。

もちろん、ユーザーを騙すことはしておらず、どのようにおすすめ〇選が定まっているのかや、口コミはどのホームページからの口コミ内容なのかも含めた記載をしています。

SEO効果が弱い都道府県名に対する対策

上記の対策を行っていると、都道府県名や市名でも上位表示しているページが多くなってきました。

しかし、例えば東京では上がっているのに、大阪では上がっていないようなケースが見られていたので、上がっていないページに対してはリライトではなく、関連ページを増やすことに注力していただきました。

例えば、「大阪のホームページ制作法」というページがあった場合には、作成する順番を変更して、大阪の市名に関するページ作成を行うことになります。

また、市名をすべて作成しているページに対しては、【ホームページ制作 大阪】で上位表示が実現できていなかった場合は、業種名の方を変更して【SEO 大阪】で上位表示を狙うページを作成して、ホームページで大阪というキーワードを使った新規ページ作成を行っていただきました。

サーチエンジンは、ページ個々での評価が中心ではありますが、検索ワードとホームページの関連性も見ているので、大阪の評価を高めることが可能です。

この対策に取り組むことで、一気にSEO効果を高めているので、効果的な対策であると言えます。

ページを公開する前に読み直す

上記のようにページを作成し終わったら、すぐに公開するのではなく、必ず読み直しを行いましょう。

ホームページ制作直後であれば、似たコンテンツもすべて読み直す必要があると思いますが、10ページを超えたあたりからは、独自コンテンツだけの読み直しで充分です。

読み直しを行うことで、ページタイトルに対して詳しい情報になっているのかを判断することができるので、高いSEO効果とサーチエンジンからスパム行為であると認識される可能性が下がります。

重複コンテンツが存在しているので、サーチエンジンから低品質と思われると、ホームページのSEO効果は再起ができないくらい落とされるリスクがあるので、品質が高いことは最低条件になります。

まとめ

都道府県SEOを目的にサイト内に似たページを量産して成果が出た事例を紹介しました。

この対策の問題点は重複コンテンツになっており、もしかすれば今後はもっと重複コンテンツを減らさなくてはならないかもしれませんが、現段階では、まだまだ高い効果を発揮できています。

この対策を推奨しているわけではなく、理想はすべてのページでユーザーのことを考えたオリジナルテキストの作成ではありますが、お客さまによっては、原稿作成が苦手な場合もあると思います。

そういった場合に、当ページで紹介した内容を利用することで、当実績のように、高いSEO効果を得られる可能性があります。