セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2023.09.30

ホームページのリファラースパムの危険性

ホームページを運営している方で、Googleアナリティクスなどのアクセス解析やGoogleサーチコンソールを利用している場合は、リファラースパムに気を付けなくてはなりません。

リファラースパムとは、悪意のあるホームページから御社サイトに被リンクを行い、アクセス解析の結果に参照元サイトと表示させたり、Googleサーチコンソールのリンクリストに表示させ、ウェブマスターをスパムサイトへと誘導して、悪質なウイルスに感染させたり、個人情報を取得することを言います。

ホームページの成果に関わらず、すべての運営担当者にとって重要な事柄になるので、当ページでは、リファラースパムについて解説します。

リファラースパムとは

リファラースパムとは、ホームページに実装しているGoogleサーチコンソールやアクセス解析の結果に、参照元や被リンク元として、スパムサイトを表示させ、もしウェブマスターがリンクをクリックしたら、個人情報を取得したり、ウイルスに感染させるスパム行為のことを言います。

ウェブマスターであれば、分析ツールの結果に表示された参照元や被リンク元は、どんなホームページか気になるので、リンクをクリックして訪問することが一般的です。

このウェブマスターの行動を逆手に取っているのが、リファラースパムになっていて、すべての企業で気を付けなくてはならないものと言えます。

aguse.jpでリファラースパムかを確認

従来のホームページで、分析ツールに他のホームページが表示されていたときに、リファラースパムかどうかを判断する方法は、SSLに対応しているかで、大まかには判断することができ、URLがhttpであればリファラースパムの可能性が高い、httpsであれば安全な可能性が高いと判断できました。

しかし、現在のホームページは、100%と言っても良いくらい、httpsで制作されることが一般的になっているので、SSLに対応しているかどうかでは、リファラースパムかどうかの判断ができません。

そのため、知っているURLであれば、安全なことは分かると思いますが、知らないURLをクリックする前に、aguse.jpというウェブ調査ツールを利用しましょう。

aguse.jpを使うことで、そのURLのホームページがウイルスに感染しているかや、URLのページのスクリーンショットを確認することが可能です。

また、ブラックリスト判定結果というリストも公開されているので、そこを見れば、リファラースパムかどうかの大まかな判断を行うことが可能です。

ただし、最終的にはURLのページのスクリーンショットを確認して、一般的なホームページであればアクセスをしても大丈夫の可能性は高いですが、万が一少しでも不自然に感じる場合は、アクセスを辞めておいた方が良いでしょう。

リファラースパムからのアクセス数が多い場合

万が一、ホームページにリファラースパムが増えてしまい、そこからのアクセス数が多く、Googleアナリティクスなどの分析データが見づらい場合は、リファラースパムサイトからのアクセスを拒否するようにしましょう。

リファラースパムサイトからのアクセスを拒否する方法は、.htaccessを使ったり、レンタルサーバー会社のコントロールパネルから行うこと、WordPressを使ったホームページであれば、プラグインを実装すれば、すぐにアクセス拒否を行うことが可能です。

ただし、お客さまだけで行ってしまうと、操作ミスによって、エラーが発生する恐れもあるので、お客さまだけで行うのではなく、Web制作会社に相談をしてから実施するようにしましょう。

まとめ

リファラースパムについて紹介しました。

昨今は、ほとんどリファラースパムを見かけることはなくなっていますが、ウェブマスターであれば、存在だけは理解をしておいた方が良いと思います。

安心で安全にホームページを運営するための基礎知識としてご覧いただければ幸いです。