セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2022.01.29

サテライトサイトを整理しSEO効果が出た事例

制作実績のお客さまが、サテライトサイトを整理したところ、本体のホームページの検索順位を高めることができました。

お客さまは、当社にリニューアルを依頼する4年くらい前から、複数のブログ型のサテライトサイトを使いビジネスに関するページを作成して、本体のホームページへとリンクを行っていました。

グーグル曰く、現在の被リンクの仕様は、低品質なものはマイナスはなく無効化ということですが、お客さまの検索順位が上がったので、どのように整理したのかを紹介します。

ホームページの検索順位が上がった被リンク整理法

サテライトサイトの確認

お客さまに、30のサテライトサイトのURLをお教えいただき、当社ですべてのページの文章を読むことから始めました。

サテライトサイトを読む際には、Excelを使って、A列にドメイン名、B列に各ページのURL、C列に各ページの品質、D列に被リンクの有無を記載しています。

低品質なサテライトサイトの削除

Googleサーチコンソールと目視により、サテライトサイトの品質を確認して、低品質なサテライトサイトを削除いただきました。

サテライトサイトと言えども、サーバーやドメイン費用がかかったり、サテライトサイトの運営に本体のホームページを運営する時間が取られてしまいます。

そのため、低品質なサテライトサイトを改善して被リンク効果を出すのではなく、運営予算とウェブマスターが本体のホームページを運営する時間を確保することを目的に削除しました。

低品質なページの扱い

低品質なページは、リンクがある場合はリンクの削除と、リンクの有無に関わらずリライトを行っていただきました。

なぜリライトまでが必要になるかと言うと、サーチエンジンは各ページでのSEO評価以外に、サイト全体での評価も行っています。

低品質なページが多いホームページからの被リンクは、無効化、最悪のケースでは本体サイトの検索順位を落としている可能性があるので、リライトまでを取り組んでいただきました。

高品質なページの扱い

高品質なページは、リライトは行っていません。

ただし、被リンクの解除は行っており、1ドメイン当たりの被リンク本数が過剰に多いと、サーチエンジンから該当のドメインからの被リンクは無効化対象になってしまいます。

そのため、公開日をベースに考えて、本体のホームページへの被リンクは3ヶ月に1本にしていただき、高品質なページからの被リンクも削除するようにしています。

また、トップページへの被リンクが中心であったため、被リンク元のページのテーマと関連するページがある場合は、トップページではなく下層ページへのリンクへと変更をお願いしました。

サーチエンジンは、ホームページと上位表示を狙っているキーワードの関連性以外にも、被リンクも関連性を見ているので、関連性を高める対策としています。

サテライトサイトを整理したSEO効果

サテライトサイトの整理が完了してから2ヶ月くらいが経過した段階で、狙ったキーワードで本体のホームページの検索順位を高めることができました。

さらに、サテライトサイト自体も検索順位を高めており、お客さまは訪問者数の向上はもちろん、サテライトサイトと本体のホームページの問い合わせ数も向上することに成功しています。

ただし、上記の内容は、当社も大変でしたがお客さまも大変な思いをしています。

サーチエンジンは、低品質な被リンクは、無効化しているので、SEOへの影響はないと発言をしていますが、当事例で見ても分かるように、低品質な被リンクはSEO効果を下げています。

現在、本体のホームページの検索順位を高める目的でサテライトサイトを運営している企業は、サテライトサイトを整理することをおすすめします。

また、整理が難しい場合は、低品質なサテライトサイトの閉鎖だけでも、検索順位が変わるとは言い切れませんが、良い結果をもたらす可能性が高いです。

まとめ

サテライトサイトを整理した結果、本体のホームページの検索順位を高めた事例を紹介しました。

Google曰く、低品質な被リンクは無効化しているとのことですが、当事例では被リンクが本体のホームページの検索順位を落としていました。

現在、サテライトサイトを運用しているけれども、期待通りに本体のホームページの検索順位が上がらないとお悩みの方は、サテライトサイトの整理をおすすめします。