- 2022.10.11
検索エンジンの種類とSEO!ホームページ開設前に知りたいポイント
当社はSEOに強いホームページ制作を売りにしています。
このSEOでは、不特定多数の検索エンジンを狙ってホームページを制作しているわけではなく、ユーザー数が多いものをターゲットにしています。
そこで今回は、SEOでターゲットにしている検索エンジンの種類や公開後に知っておきたいポイントをご紹介します。
検索エンジンの種類は3つ
検索エンジンの種類には、大小さまざまなものが存在しています。
しかし、実際にこれまで数多くのホームページを制作してきた経験から言うと、小は無視しても構わず、基本的には大を狙いましょう。
この大には、3つがあり、グーグルとヤフージャパン、マイクロソフトビングになっています。
この3つさえ上位表示ができていれば、検索エンジンからの訪問者数は飛躍的に高まっていきます。
ただ、3つと言っても、それぞれSEOは異なってきます。
さらには、グーグルにはグーグルサーチコンソールが、ヤフージャパンはなし、マイクロソフトビングにはビングウェブマスターツールがあります。
そのため、それぞれで特徴を明確に把握して、SEO指針を立てる必要があります。
では、実際に当社がホームページを制作したらクライアントに提案まではいきませんが、説明している内容をご紹介したいと思います。
検索エンジンの種類ごとの特徴
ユーザー数が多い検索エンジンには、グーグルとヤフージャパン、マイクロソフトビングの3つがあります。
それぞれの特徴を把握して、ホームページを制作することで、効果は変わらないとしても、サイト運営指針が決まっていきます。
では、具体的に種類ごとの特徴をご紹介したいと思います。
グーグル
現在のSEOと言えばグーグル対策と言っても過言ではなく、ホームページにもよりますが、検索エンジンからの流入で8割ほどの訪問者が利用しています。
なぜ、そんなにもグーグルを利用するユーザーが多いかと言うと、大きく分けて2つポイントがあります。
まず1つ目に、検索エンジン黎明期にリリースされたことがあり、グーグルが出てくるまでは、多くのインターネットユーザーは、ヤフージャパンを利用していました。
ヤフージャパンは、当時、ディレクトリー型検索エンジンになっていて、基本的にはヤフージャパン内で、カテゴリーを選択して、業者を探すだけになっていたのです。
しかし、グーグルは、その時代に、独自のアルゴリズムで、検索キーワードに対して、最適な結果を、トップページだけではなく、下層ページも表示していました。
そのため、ユーザーがわざわざカテゴリーを選択して、「このホームページに問題解決法が掲載されているか」までを探す必要がありませんでした。
この仕組みにより、ユーザーを多く獲得していて、グーグル利用者が増える結果になりました。
2つ目は、グーグルクロームとグーグルフォンをリリースし、初期検索エンジンをグーグルとしました。
グーグルクロームは、ホームページの表示速度が非常に速いウェブブラウザで、Webサイト制作会社やSEO業者など、技術者が多く利用していました。
しかし、技術者向けになるウェブブラウザは、ファイヤーフォックスがありました。
ファイヤーフォックス最大の魅力は、拡張機能が豊富であり、グーグルクロームも地道に増やしていき、最終的には、ファイヤーフォックスのシェアを奪っています。
さらには、一般ユーザーは、パソコンに初めから入っているインターネットエクスプローラーを利用していました。
しかし、インターネットエクスプローラーは非常に表示が遅い、さらにはホームページ制作においては、インターネットエクスプローラー用のコードが必要なくらい複雑でした。
そのため、自然と、少しずつグーグルクロームにシェアを奪われていき、ついにマイクロソフトは、インターネットエクスプローラーを辞め、問題が解決されたエッジに変更をしました。
このようにグーグルクロームは、非常にユーザー数が多いウェブブラウザになり、グーグルクロームの初期検索エンジンは、当然グーグルになっています。
そしてグーグルフォンでも、グーグルクロームが初期で入っていて、より多くのユーザーがグーグルを利用するようになりました。
このようにユーザー数が圧倒的に多いグーグルのSEOは必須になっていて、ホームページを制作したら、まずはグーグルSEOだけで良いと思われます。
ちなみに、グーグルは、SEOをサポートするグーグルサーチコンソールというツールを提供していて、現在のホームページ制作では導入が必須になっています。
ヤフージャパン
ヤフージャパンは、昔は日本国内最大の検索エンジンになっていましたが、グーグルに完全にシェアを奪われてしまいました。
現在で言えば、2番目のユーザー数になっていて、流入数としては1割程度です。
ただ、ヤフージャパンでは特別なSEO対策は存在しません。
その理由は、グーグルにシェアを奪われ始めたころに、早々にグーグルのエンジンを利用し始めたからです。
そのため、グーグル対策さえ行っていれば、自然と検索順位が上がるものになっています。
ビング
ビングとは、マイクロソフトが提供する検索エンジンになっています。
シェアとしては、非常に少なく、1割未満であるのが一般的でしょう。
ただ、業種によっては、決して馬鹿にできず、パソコンを購入すると初期ブラウザとして、エッジが入っていて、そのエッジの初期検索エンジンがビングになっているのです。
そのため、ウィンドウズパソコンを購入して、まったく何も触らずに利用していると、ビングを利用するので、ある程度は意識をしなくてはなりません。
ただ、ユーザー数が少なく、基本的にはグーグル対策をした後、エッジを利用するのがベストな選択であると思います。
このビングについては、ビングウェブマスターツールと呼ばれるツールがマイクロソフトから提供されています。
ビングウェブマスターツールを利用して、サイト内を改善することによってビングSEOは成功します。
ただし、優先順位は低く、グーグルサーチコンソールの改善が終わった後でも良いでしょう。
また、基本的には、グーグルとは別エンジンを積んでいますが、なぜか似たような結果になり、それほど意識しなくても、SEOをしていれば自然と上位表示が可能です。
ホームページ制作後はすべての種類の検索エンジンで上位表示
上記でもご紹介していますが、基本的には、検索エンジンごとのSEO施策は考えなくても良いでしょう。
一般的に言われているSEOは、種類に関係がなく、すべての検索エンジンに対応が可能ですので、自然とグーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビングで上位表示が可能です。
そのため、種類ごとに考える必要は一切なく、しっかりと効果がありそうな作業を継続するのが重要です。
昨今のSEOは、本当に難易度が高まっていて、必ず成果を出せるとは絶対に言えなくなっています。
ただ、それでも、グーグルの発言や大手SEO業者の発信情報を見ながら、効果があるであろう対策を継続することで、上位表示が可能です。
これからSEOを行われる方は、特に検索エンジンの種類を気にせず、適切にツールを利用して、そしてプラスになるSEO施策を行いましょう。
経験上は、効果がまったくない対策が多く感じますが、それでも継続していれば、必ずプラスな対策に引っかかるようになるので、最も大切なのは継続になっています。
ホームページで集客なら3種類の検索エンジンにソーシャルメディア
上記のように、グーグルとヤフージャパン、マイクロソフトビングになる3種類の検索エンジンは、基本的にはSEO作業は共通です。
もちろん、共通と言っても、かなり大変な労力が必要になっていますが、それでも3種類に行うよりは楽でしょう。
SEOは短期で行うものではなく、継続して行い続ける必要があり、1日の作業量としては、いっぱいいっぱいになるケースはまれだと思います。
そして、もちろん、SEOだけを行っていても良いですが、当社提案としては、プラスアルファ毎日行う作業としてソーシャルメディア運用をおすすめしています。
ソーシャルメディアには、ツイッターやフェイスブック、インスタグラム、ライン、グーグルビジネスプロフィール、リンクトインから選んでいただくケースが多いです。
当社ホームページ制作経験で言えば、大体多くの企業が、朝の2時間をSEOのために新規記事作成を行います。
そこから、もう30分を追加するだけで、ソーシャルメディアを運用が可能になっています。
SEOに依存しても問題はありませんが、SEOにはグーグルコアアルゴリズムアップデートがあったり、アルゴリズムが本当に複雑です。
グーグルコアアルゴリズムアップデートは、検索順位を決定するアルゴリズムのコアの箇所の変更になり、すべてのホームページが被弾する可能性があります。
そしてアルゴリズムが複雑化したことにより、現在Webサイト制作会社やSEO業者でも、すべてを把握している企業は少ないと思われます。
そのため、SEOが順調でも、いつ検索順位が落ちるか分かりませんし、場合によっては努力してもまったく検索順位が上がらないケースもあります。
そういったときに、ソーシャルメディアがあれば、SEO以外から訪問者が集客できるため、成果向上には非常に効果的になっています。
もちろん、SEOに全力で取り組むことは否定しません。
ただ、リスク回避の手段として、ソーシャルメディアを運用していれば、本当に多くの見込み顧客が集まるホームページとなります。