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SEOはオワコンか?効果的な対策法や対策事例を解説
定期的にSEOはオワコンと言われています。
しかし、これまで多くの会社のホームページにSEOを行ってきましたが、期待通りの検索順位を獲得している会社は、訪問者数はもちろんですが、コンバージョン数としても高い結果を得ているため、当社ではSEOはオワコンと思っていません。
当ページでは、SEOがオワコンと言われる理由や、効果的なSEO対策法、当社サービスの事例を紹介します。
SEOがオワコンと言われる理由
SEOがオワコンと言われる理由を紹介します。
どんなに運営しても検索順位が高くならない
SEOでもっとも多くの方がオワコンと思い、諦めてしまうのが、どんなに運営を頑張っても検索順位が高くならないときです。
昨今ではAIを利用されているWebマスターも多くいるので、AIに検索順位を高めるための対策法を確認しても以下のような一般論しか回答してくれません。
- 上位表示を狙うキーワードを変える
- スマホ対応を行う
- SSL化を行う
- UI/UXを高める
- コンテンツの品質を高める
- メタタグを最適化させる
- リンク対策を行う
確かにこれらの情報は重要なSEO対策になっていて、AIもどのような対策を行えば良いかは理解をしているので間違えてはいませんが、Webマスターが知りたいのは自社のホームページでSEO効果を高める方法です。
このため、検索順位向上の具体策が見えず、SEOを諦めてしまうWebマスターもいます。
訪問者数が増えてもコンバージョン数が伸びない
SEOで検索順位を高めることができているけれども、まったくコンバージョン数が伸びないケースもあります。
このケースでは、せっかく高い検索順位を獲得できているのに、ユーザーの検索意図がコンバージョンではなく情報収集になっていることが原因です。
しかし、Webマスターは、顧客になる可能性が高いキーワードで上位表示ができていると思っているので、次第にSEOは上位表示を行ってもコンバージョン数は増えないと考えてしまい、オワコンと思ってしまうケースがあります。
Googleコアアルゴリズムアップデートの影響を受ける
Googleコアアルゴリズムアップデートとは、Googleが1年に3,4回行っている検索順位を決定するプログラムの中心の改善のことを言います。
Googleコアアルゴリズムアップデートは、ユーザー目線のホームページ制作・運営をしていれば影響がないと言われていますが、まれに影響を受けてしまうホームページもあります。
つまり、すべてのホームページが影響を受けてしまう可能性があり、これは運次第と言うことができます。
そのため、運でアクセス数が変わってしまうことは、Webマスターとしては望ましいことではないので、次第にSEOはオワコンと考えてしまうのです。
競合他社が強いとどうしようもない
上位表示を狙っているキーワードの競合他社サイトがSEOをとことん行っていると、そのホームページよりも上位表示が難しいと考えることが一般的です。
一般的な業種のホームページであれば、そこまで強いライバルサイトは出てきませんが、【クレジットカード】や【保険】、【不動産】などのキーワードで上位表示を実現しているホームページは、異常にSEOに強い傾向があります。
このキーワードをビッグキーワードと言い、ビッグキーワードで上位表示を狙うとなると、1年以上の期間、毎日ホームページ運営に取り組まなくてはなりません。
このように競合他社が強すぎる場合は、Webマスターはどうしようもないと考えてしまい、SEOがオワコンだと思ってしまうのです。
ドメイン重視が強くて個人では企業に勝てない
SEOは信頼性が高いホームページの方が上位表示を行いやすくなっています。
つまり、個人よりも法人の方がSEOに強いと言われていて、個人では法人よりも高い検索順位を獲得することができないと言われるケースもあります。
そのため、個人の場合は、どんなに法人サイトよりも良質なホームページだったとしても、SEO効果を発揮できないと諦めてしまい、SEOがオワコンと考えてしまうことがあります。
生成AIの台頭で検索エンジン離れが起きている
最近では、ChatGPTやGeminiといった生成AIツールが登場しています。
生成AIツールを利用することで、知りたい情報を生成AIツールに確認すれば、すぐに回答を出してくれます。
つまり、生成AIが発展するほど、ユーザーは検索を行わずに、知りたい情報を入手できるようになり、検索エンジンの検索結果で上位表示を狙うSEOはオワコンと考えられてしまうのです。
オワコンにならない効果的なSEO対策法
オワコンにならないSEOとするために行いたい対策を解説します。
SEOに強いホームページを制作する
検索エンジンは、コンテンツの品質で検索順位を決定しているので、昨今では、多くのホームページが良質なコンテンツを作成しています。
つまり、コンテンツの品質以外でライバルサイトに差をつける必要があり、それがSEOに強いホームページを制作することになります。
SEO効果を出すには、SEOに強いホームページを制作するだけではなく、新規ページ作成や品質の高まるリライトが必要ですが、適切に対策を継続していることで、上位表示を実現することができます。
Googleが目指すものを理解する
SEO効果を発揮するためには、Googleがどのような検索結果を目指しているかを知ることが大切です。
Googleが目指す検索結果は、ユーザーにとってもっとも価値のあるホームページを上位に表示することです。
例えば、最新のコアアルゴリズムアップデートでは、コンテンツの専門性と信頼性が重視されており、これに対応するための具体的な施策として、E-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)を強化することが推奨されています。
また、Googleの提供するSEOスターターガイドには、基本的なテクニックが網羅されており、これを基にホームページの最適化を図ることが有効です。
これらを理解してから、ページを作成することで、Googleが期待するホームページへと成長し、高いSEO効果を実現しやすくなります。
中長期計画を立てる
SEOは短期で成果を得ることはできず、GoogleはSEO効果が出るまでの期間を4ヶ月から1年と言っています。
また、制作実績で見ても、一般的には3ヶ月間は毎日ユーザーのためのホームページ運営を行っていただくことで、期待通りのSEO効果を得ているホームページが多いです。
つまり、SEOは短期では効果を発揮することができず、さらには効果のない期間もホームページ運営を継続し続けなくてはならないのです。
そのため、短期計画ではなく、中長期的な計画を立てることが大切で、ホームページを運営していたら、自然と検索順位が高まったという状態を作りましょう。
検索意図を考えて良質なページを作成する
検索エンジンは、ユーザーの検索キーワードから、そのユーザーが何を求めているかを考えて、適切な検索結果を表示しています。
つまり、ページタイトルや本文、メタディスクリプションは、ユーザーの検索意図を考えて作成しなければ、SEO効果を高めることができないのです。
さらには、検索意図を考えることで、検索エンジンからの訪問者がコンバージョンをしてくれる可能性が高まるので、SEOとコンバージョン数の向上を実現することができます。
オワコンと言われる時代のSEO対策の事例
制作実績のホームページでオワコンと言われる時代にSEOで成功した事例を解説します。
量ではなく質を重視したSEOを行った治療院
治療院の事例です。
当社がサイトリニューアルを行っていて、もともとから高いSEO効果を出していましたが、ホームページを開設した当初は、ほとんど効果がなく、SEOはオワコンと考えていたそうです。
ただ、治療院のWebマスターが今できる最高の品質の文章作成に注力をした結果、少ないページ数で高いSEO効果を発揮することに成功しています。
現在の集客数としては、500になっているのですが、しかしページ数は64ページしかありません。
量ではなく、質を追求した結果、高いSEO効果を発揮しており、現在のSEOの理想と言っても良いでしょう。
個人事業主時代に高いSEO効果を出した外壁塗装店
個人事業主時代に当社がホームページを制作した外壁塗装店の事例です。
現在は法人化をしていて、逆にSEO効果が落ちているのですが、個人事業主時代のSEO効果は異常に高く、当時は大阪府内にあるほぼすべての市名で1位表示を実現していました。
行った対策は、スタッフブログを活用して、施工事例を紹介し続けていて、ユーザーに価値があるページを作成するために、外壁塗装中の写真を多く掲載していました。
現在は、ホームページ運営量を減らしたため、検索順位も訪問者数も落としていますが、こちらの外壁塗装店の結果から見ても、SEOは法人に勝てないということはないことが分かります。
SEOはオワコンかのまとめ
SEOはオワコンかどうかを解説しました。
SEOがオワコンとされる背景には、従来のテクニック依存の手法に限界が見え始めていますが、ユーザー視点で質の高いホームページを制作すれば、今でも十分に成果を上げられます。
SEOはオワコンじゃないの?とお思いの方の参考になれば幸いです。