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  • 2024.02.23

SEOでドメイン変更が必要かを判断するためのサーチコンソールのデータ

当社への問い合わせで多いのが、もともとはホームページのSEO効果が高かったのに、突然検索順位が落ちてしまったので元の状態に戻したいという相談です。

一度でもホームページのSEO効果が落ちているとドメイン変更をベースに提案しているのですが、発注をいただいた後、Googleサーチコンソールを確認して、本当にドメイン変更が必要かを再考しています。

当ページでは、SEOリカバリーとして、ドメイン変更が必要かどうかを判断するために、どのようなGoogleサーチコンソールのデータを閲覧しているのかを紹介します。

SEOリカバリーで見るべきGoogleサーチコンソールのデータ

検索パフォーマンス>検索結果の確認

Googleサーチコンソールの検索パフォーマンス>検索結果を確認して、Googleサーチエンジンの検索結果ページでの合計クリック数や合計表示回数、平均掲載順位を確認します。

まず見る数値データは、平均掲載順位になり、高いSEO効果を得ているホームページの多くが、平均掲載順位が10位以内にランクインしています。

そのため、10位以下のホームページであれば、ドメイン変更をしたほうが良い可能性が高いです。

ただし、平均掲載順位だけで判断をするのではなく、ホームページのページ数と、合計クリック数や合計表示回数の割合を見ることも大切です。

平均掲載順位が低いのに、合計クリック数や合計表示回数が高いということは、検索順位が低いキーワードやページが平均掲載順位を引き下げていて、高いキーワードやページが合計クリック数や合計表示回数を稼いでる可能性があります。

この場合の判断は、難しいのですが、評価の低いキーワードやページをリライトをして、評価を高めていく計画を立て実行すれば、ドメイン変更を行わずに、SEOリカバリーに成功させることが可能です。

インデックス作成>ページの確認

インデックス作成>ページの確認を行い、未登録と登録済みのバランスを見ます。

制作実績のホームページで高いSEO効果を出している企業ほど、未登録の数よりも登録済みの数のほうが多くなっていて、逆に登録済みの数よりも未登録の数のほうが多いホームページのSEO効果は低い傾向が見られます。

もちろん、データベース型サイトなどではなく、1,000ページ未満のホームページの話になっていて、1,000ページ以上あるようなホームページの場合は、未登録の数のほうが多いけれども、ホームページのSEO効果が高いという事例があります。

ただ、一般的な中小企業のホームページでは、1,000ページ未満になると思われるので、未登録の数よりも登録済みの数のほうが多くなくてはなりません。

登録済みの数を増やすには新規ページ作成、未登録の数を減らすにはクロール済み - インデックス未登録や検出 - インデックス未登録の改善が必要になっており、ホームページ運営で対策ができるかどうかを基本として、ドメイン変更を行うかを評価しましょう。

クロールの統計情報の確認

Google曰く、1,000ページ未満のホームページには不要になるそうですが、設定>クロールの統計情報を確認して、レスポンス別の%をチェックしましょう。

多くのSEO会社の発言や、制作実績のホームページを確認すると、SEOで高い成果を出しているホームページほど、恒久的に移動(301)や見つかりませんでした(404)の割合が5%未満になっています。

もちろん、割合になるので、現状の恒久的に移動(301)や見つかりませんでした(404)を維持しながら、新規ページ作成を継続していれば%の改善が可能です。

ホームページ運営の中で%を改善できない場合は、ドメイン変更を行い、恒久的に移動(301)や見つかりませんでした(404)の数を大幅に減らすことをおすすめします。

数値データからSEOリカバリーでドメインを変更すべきかを判断

上記の数値データをチェックして、総合的な判断として、SEOリカバリーでドメイン変更を行ったほうが良いかを判断しましょう。

これまでのSEOリカバリーの経験から、基本的な対策は、ドメイン変更を行わずとも、問題点を抽出して運営の中で、数値データの最適化を行えば、高いSEO効果を実現できます。

この問題点を改善する方法としては、新規ページ作成や品質が高まるリライトが中心になっており、ホームページの運営にかかる時間とSEOリカバリーに成功したい日から、新規ドメインにすべきかを判断しましょう。

まとめ

Googleサーチコンソールが示す数値データから、SEOリカバリーでドメイン変更が必要かどうかの判断を行う方法を紹介しました。

当社のスタンスとしては、SEOに特化したい場合であれば、数値データ次第ではドメインを変更することを考えなくてはなりませんが、企業がドメインを変更することはおすすめできないので、ホームページ運営の中でリカバリーをベースに考えたほうが良いでしょう。

ホームページのSEOリカバリーでドメイン変更をすべきかどうかをお悩みの方の参考になれば幸いです。