セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2023.12.27

成功しているライバルのホームページを参考にするときの考え方

ホームページ制作後に、期待通りに成果が出ないと、成功しているライバルサイトを参考にした改善を行おうと考える企業があります。

ホームページの成果は、複数の要因で決定しているので、単発で成功しているライバルサイトを参考にしても、期待通りの成果が出るかは運次第になります。

当ページでは、ライバルのホームページを参考にする際に、気を付けたいポイントを紹介します。

成功しているホームページを参考にすることは良いこと

ホームページから期待通りに成果が出ないときに、成功しているライバルのホームページを参考にすることは良いことです。

昨今の成果が出るホームページは、ユーザーフレンドリーの追求が最重要になっているので、ライバルサイトを見て訪問者に役立つコンテンツとは何かを理解することでホームページは期待以上の効果を発揮する可能性があるからです。

また、ウェブマスターが思いつかなかったビジネスに直結するコンテンツを発見することで、新たな見込み顧客をホームページに集客できるようになるので、成約数を高められる可能性もあります。

このように成功しているライバルのホームページを参考にすることは、コンテンツの品質を高める対策の1つになり、重要な成功要因になっています。

では、次にライバルのホームページを参考にして無駄になるパターンとは、どんな参考の仕方を行った場合かを紹介します。

ライバルのホームページを参考にして無駄になるパターン

技術的な内容を参考にする

ウェブマスターがHTMLやCSSを理解している企業ほど、ライバルサイトのソースコードを表示して、HTMLタグの記述法やメタタグの記載量など、ライバルのホームページの技術的な要素を参考にしようとしてしまいます。

HTMLの記述法やメタタグの記載量などは、SEOとしては重要性が高いと言われていますが、昨今のサーチエンジンは、HTMLの記述方法やメタタグの記載量よりもコンテンツの品質を重視しています。

もし、ライバルのホームページを参考に、HTMLの記述法やメタタグの記載量などを調整したとしても、検索順位だけにしか影響がなく、検索順位が上がっても1位か2位程度になってきます。

もちろん、Web制作会社が闇雲にホームページを制作している場合は別ですが、ホームページごとにHTMLの記述法やメタタグの記載量などは異なり、HTMLの記述法をわざとそうしていたり、重要なタグを含めた結果、メタタグの総量が増えた可能性もあります。

正しい記述を行っているのに、ライバルのホームページを参考に改定してしまうと、間違えた記述法になってしまい、SEO効果を落とす可能性があるので、ライバルサイトを参考にするとしても、技術的な内容を見る必要はありません。

コンテンツのコピー&ペースト

どんなに頑張って運営を行っていても検索順位が上がらなかった場合に、文章の書き方が悪いと考えてしまい、上位表示を実現しているホームページを見て、原稿や画像をコピーして、自社サイトにペーストすることがあります。

ただ、サーチエンジンは、コンテンツのコピー&ペーストを行うと、検索順位を落とす仕様です。

制作実績のホームページで、「おすすめの〇〇会社を紹介」というブログページを作成していたのですが、その際に、各企業の紹介文をそれぞれの会社のホームページからコピー&ペーストしていたことがあります。

あるとき、コピー&ペーストの箇所をウェブマスター自身の言葉で原稿を書き直してみたところ、そのホームページのSEO効果を飛躍的に高めた事例があります。

このように、成功しているライバルサイトを見かけたとしても、コンテンツのコピー&ペーストはSEOにマイナスにしかならないので、成功しているライバルのホームページが掲載している文章を参考にして、ウェブマスター自身の言葉で原稿作成を行うようにしましょう。

部分的にライバルのホームページを参考にする

制作実績のホームページがよくやってしまうのが、成功しているライバルサイトを見て、部分的に良さげなポイントだけを取り入れることです。

例えば、SEOにはページタイトルの文字数を減らした方が良いという情報を仕入れると、全ページのページタイトルをリライトしたり、ライバル企業に良さげなコンテンツを見つければ1ページだけに実装したりします。

しかし、ホームページの成約数は、サイト全体の評価が大きな影響を与えているので、部分的にライバルのホームページの良さげなポイントを参考にしても大した効果が出ないのです。

もちろん、ライバルのホームページで良さそうなポイントがあった場合に、それを自社サイトに取り入れること自体は重要ですが、短期ではなく、中長期的に取り組み、サイト全体で取り入れなくてはホームページの成果は向上しません。

まとめ

ライバルのホームページを参考にすること自体は良いですが、参考の仕方を間違えていると、ホームページの成果が向上することはありません。

大切なのはサイト全体で優れたコンテンツを作成することになり、ライバルのホームページを参考にして、自社のサイト全体を改善していくことが重要です。

現在、ホームページの成果向上に取り組んでいるウェブマスターの参考になれば幸いです。