セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2022.11.30

寺院のホームページで成果を出した運営量の少ないSEO

約半年前に、寺院から相談をいただきホームページのSEOをサポートしたところ、お客さまの運営量として少ない工数で高い成果を実現できました。

そちらの寺院では、住職がホームページの更新を兼任されていたため、多くの運営時間を取ることができず、できる限り少ない工数でSEOを行うことを希望されています。

当ページでは、当社が寺院のホームページに行ったSEO対策法を紹介します。

寺院からのSEOに関する依頼内容

半年前に、寺院からホームページのSEO効果を高めるサポートをして欲しいと依頼をいただきました。

SEOサポートは可能になるのですが、問題があり、それは住職がウェブマスターも兼任しているので、それほど多くのホームページ運営時間を取ることができず、多く見ても1日に1時間程度で高いSEO効果を発揮したいと言われています。

当社のホームページ制作後のSEOの基本は、新規ページ作成になっており、原稿作成に慣れている企業であれば1時間程度で1ページを作成することができますが、そうでないと2時間程度の時間が必要になっています。

そこで当社では、新規ページを作成するににかかるホームページ運営時間を短くするための対策法を提案しています。

当社が寺院のホームページに行ったSEO対策

上位表示を狙うキーワードを明確する

初めに行った対策は、お客さまが上位表示を狙うキーワードを明確に定める対策です。

昨今のSEOでは、ホームページにあるすべてのページで上位表示ワードを定めることの重要性が高いので、寺院の顧客になる可能性がある検索ワードをリストアップして、カテゴライズすることを行っています。

利用したツールは、キーワードプランナーラッコキーワードの2つになります。

なぜカテゴライズを行ったのかは、カテゴリーごとにページのひな型を当社で作成するからです。

作成するページのひな型を当社で作成する

寺院からの希望で、ホームページ運営時間は最大で1時間と言われているので、1時間以内に1ページを作成するために、当社でページのひな型を用意しました。

もちろん、全ページで同じひな型を利用したのではなく、カテゴリーごとにページのひな型を作成しており、例えば、【お祓い 大阪】で上位表示を狙う「大阪で寺院の住職が教えるお祓い法」と【お祓い 神戸】で上位表示を狙う「神戸で寺院の住職が教えるお祓い法」という2ページは同じテンプレートになります。

基本的には、一部コンテンツはそれぞれのページごとにオリジナル文章を作成していただきますが、ページの4割程度の文章はテンプレートになっており、同じものを利用しています。

サーチエンジンは、各ページで上位表示を狙っているキーワードが分かりづらい場合に、同じ原稿があるとカニバリゼーションを発生させますが、それぞれのページで上位表示ワードを定めていると、カニバリゼーションが発生する可能性が低くなっています。

寺院にテンプレートを提案すると、これであれば1ページ作成にかかる時間が30分程度と言われており、テンプレートを使った新規ページ作成案を採用いただくことができました。

ページの削除は行わない

昨今では、サイト全体の品質が高いことが大切で、ホームページのSEOと成約率に大きな影響を与えるのですが、これは寺院も把握されていました。

そのため、ホームページ運営中に期待通りのSEO効果が発揮できなかったら、品質が低いページがあると判断をしてしまい、ページを削除する可能性がありました。

そこで、念のために、検索順位が上がるのは、最大で1年かかる点と、ページの削除は絶対にダメで、もしどうしても削除を行う場合は、当社に相談して欲しいとお伝えしています。

寺院自身で行った工数の少ないSEO対策

上記の提案が終わった後、実際に寺院自身でホームページ運営を行っていただいたのですが、お客さまが行ったSEO対策法を紹介します。

毎日ユーザー目線で2ページの作成

お客さまは、当社が提案するキーワードからテンプレートを使ったページ作成に取り組みました。

実際に、もともとお話をいただいていた通り、1ページを30分程度で作成することができており、1日に2ページの公開を行えています。

さらに、寺院には決まった休日がないので、もし休日に設定した日があったとしても、2ページの作成だけは継続していただいており、1ヶ月で約60ページほどを作成していただいています。

後日談としては、この1日に2ページの作成はかなり高いSEO効果を生み出しており、Googleサーチコンソールを見ると、毎日少しずつ合計表示回数を伸ばし、当社がSEOサポートを行っていた半年間で2度ほど一気に合計表示回数を伸ばすことに成功しています。

必要に応じてChatGPTを活用

お客さま自身で新規ページ作成を行っていただくのですが、ページの6割は寺院自身でオリジナルの文章作成を行わなくてはなりません。

オリジナル文章作成を行う際に、他のページと同じような内容にならないことを意識していただくと多くの時間がかかると判断をしたので、すぐに原稿が思いつかない場合は、ChatGPTを利用していただくようにしています。

もちろん、プロンプトはこちらで用意をしており、さらにChatGPTが生成した文章を読み直して、不自然な文章があればリライトは行っていただいています。

テンプレートを使っているので、どうしても類似コンテンツを作成してしまいがちですが、ChatGPTを活用することで、文章作成に悩むことがなくなり、寺院は効率よくホームページの運営を行うことに成功したのです。

まとめ

寺院のホームページで成果を出した工数の少ないSEO対策法を紹介しました。

実際に、1ページの作成時間は30分になり、毎日1時間のホームページ運営で、2ページの作成を行った結果、半年で高いSEO効果を発揮することに成功しています。

具体的な数値としては、Googleサーチコンソールを見ると、過去28日間のデータとして、合計クリック数が8,719回、合計表示回数が58.1万回、平均CTRが2.8%、平均掲載順位が12.6位です。

さらにSEOを行っているホームページと言うのは、検索順位を上げることが目的ではなく、成果数を高めることが目的になり、現在の問い合わせ数は、冷やかしも含めですが、1日に3件あるそうです。

現在、SEO効果を高めたいとお考えの寺院は、ぜひ当ページを参考にして、ホームページを運営することで、高い効果を発揮できるように成長すると思います。