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  • 2022.08.04

ネットショップのクレジットカード不正利用対策法

これまで多くのネットショップを作成してきましたが、比較的単価の安い商品の場合、クレジットカードの不正利用者のターゲットになってしまうことがあります。

クレジットカードの不正利用者が増えた場合、ホームページは売上が向上するので喜ばしいと思ってしまいますが、クレジットカード決済代行会社から警告が入り、何も対策をしていないと、契約解除になる恐れがあります。

そのため、クレジットカードの不正利用のターゲットになってしまったネットショップは対策が必要になるのですが、どのような対策を行えば良いかでお悩みの方も多いと思います。

当ページでは、クレジットカード不正利用が急増したネットショップが行う対策法を紹介します。

クレジットカード不正利用対策でネットショップが実施した対策法

制作実績の3社のネットショップが行った3つのクレジットカード不正利用対策法を紹介し、お客さまの予算に応じた対策を行うことで、不正利用者の数を激減させることが可能です。

手動チェック体制

完全に不正利用を0にできる対策ですが、お客さまの労力が増える対策になるのが、手動チェック体制の構築です。

ネットショップには会員登録が存在していると思いますが、その会員登録を手作業での承認にして、承認時に郵便番号と住所の整合性、住所が存在しているかの確認、氏名の漢字とふりがなの確認などを行い、嘘の情報がないかをチェックします。

クレジットカードの不正利用者の多くが、氏名の漢字とふりがなに問題があるかや、存在しない住所を入力しているケースがあり、実際に制作実績のネットショップでは、この確認を行うことで、100%クレジットカードの不正利用をなくすことができています。

また、承認作業も、お客さまのホームページでは、1日に50件程度の会員登録者数があったのですが、1時間程度で承認作業が終わっているそうなので、それほど多くの時間は必要になっていません。

ただ、面倒くさい作業にはなっているので、お客さまによっては、システムを使って自動でクレジットカードの不正利用対策を行ったほうが良いこともあると思います。

SMS認証を実装

50%程度の確率ですが、不正利用対策を自動的に行えるのが、GMOが提供するValue-Authです。

会員登録を仮会員登録として、携帯のSNS認証を行うことで、携帯番号の登録を行う対策になります。

一般的に不正利用者は、携帯電話を登録することを嫌がることを想定していたのですが、対策の成功率としては50%となってしまいました。

また、一度登録した携帯番号は、ホームページの管理者がデータベースから削除をしなければ登録できないような仕組みを実装したのですが、クレジットカードの不正利用者は多くの携帯番号を持っていたので、そこも通過されています。

ただ、実装する前と後で言うと、確実に数を減らすことには成功しており、さらには料金もそこまで高くなかったので、ひとまずですが、お客さまとしては満足のいく結果となっています。

不正検知サービスO-PLUXの実装

自動的に不正利用を0にできる対策として、かっこ株式会社が提供する不正検知サービスのO-PLUXを実装する対策があります。

現段階で言えば、不正検知サービスのO-PLUXを実装すれば、100%の確率でクレジットカードの不正利用を対策することができますが、問題はその料金にあると思います。

O-PLUXの利用料金として、初期費用30万円~、月額3万円~になっているだけではなく、ネットショップに実装するためには、ホームページ制作会社への支払いも発生します。

お客さまだけでは、O-PLUXの実装が難しくなっているので、初期費用として50万円くらいは必要になるという認識を持つことが大切です。

ただし、その効果は高くなっているので、予算に余裕があれば、O-PLUXを実装することで、クレジットカード不正利用対策として抜群の効果を発揮するでしょう。

まとめ

クレジットカードの不正利用対策について紹介しました。

ネットショップを運営すると、クレジットカードの不正利用者が大量発生するケースがあり、放置していると、クレジットカード決済代行会社から契約破棄をされる恐れがあるので、何かしらの対策を行う必要があります。

そのため、現在クレジットカードの不正利用でお困りの方は、当ページを参考にして、対策を実施することで、安心してネットショップの運営を行うことが可能です。

クレジットカードの不正利用でお困りの方の参考になれば幸いです。