- 2022.04.21
ユーザー目線のホームページ制作とは
現在のホームページ制作は、ユーザー目線でなければ、集客と成約で成果を出すことはできません。
このユーザー目線と言うのは、ホームページ制作はもちろん、運営の中でも、常に見込み顧客のためになる対策を講じることになります。
今回は、これまで数多くのホームページをユーザー目線で制作してきた経験から、ユーザー目線のホームページ制作とは何かや、どんなメリットがあるのかを紹介します。
ユーザー目線のホームページ制作とは
ユーザー目線のホームページ制作とは、ホームページを構成するすべての要素が見込み顧客のために行われていることを指しています。
分かりやすいところで言うと、デザイン性や原稿、画像、システムの利便性などが思いつくと思いますが、他にもサイト構成やページタイトルとメタディスクリプションの作成法、HTMLのソースコードなど、ホームページ全体のことを指しています。
そのため、ユーザー目線のホームページ制作とは、お客さまだけやWeb制作会社だけでは実現ができず、お客さまとWeb制作会社が一緒になって取り組むことが重要になります。
Web制作会社であれば、過去の経験やノウハウを持っているので、ユーザー目線のホームページ制作の手法は明確に理解していると思います。
しかし、お客さまが原稿を作成する際や、画像の手配を行うときには、どんな内容のページを作成すれば、ユーザー目線と言えるのか疑問に思われるケースが多くあります。
実際に制作実績のお客さまからも、ユーザー目線のホームページ制作が大事なのは理解しているが、どんな文章を作成すれば良いか分からないと問われるケースが多いです。
そういった場合、掲載する内容に着目してしまったため、誤解が生じていることに気が付きました。
例えば、ホームページ制作で言えば、SEOやGoogleサーチコンソールの利用法、成約数の高め方であれば、多くのユーザーが興味関心を持つと思いますが、見込み顧客が興味関心を持たないことが多い、Pタグの利用法の記事はユーザー目線ではないと考えられます。
確かに、Pタグについて知りたい方は少ないかもしれませんが、Pタグについて書いた記事がユーザー目線ではないと言い切ることができないのです。
と言うのも、サーチエンジンは作成するページのテーマよりも、書いている内容を重要視しているので、御社がもしPタグの利用法に高いテクニック性があり、成果に繋がるのであれば、作成すべきテーマであると言えます。
このようにユーザー目線のホームページ制作とは、作成するページのテーマではなく、実際に書かれている内容が重要になっているので、そこを理解するだけで、一気にホームページはユーザー目線へと成長します。
ただし、Pタグに付いた書いた記事は、興味関心があるユーザー数が少ないので、アクセス数は少なくなってしまうと理解することが重要です。
ユーザー目線のホームページ制作のメリット
集客力が高くなる
ユーザー目線のホームページ制作で、制作実績の企業が魅力的に感じるのが、集客力が高くなるという点で、SEOとSNSで大きな影響を与えています。
SEOならば、昨今のサーチエンジンは、ページの内容を把握したうえで、検索順位を決定しています。
すなわち、ユーザー目線で各ページを作成すれば、それぞれのページの検索順位が高まります。
さらに、サーチエンジンは、ページ個々での評価も行っていますが、ホームページ全体での評価も行っているので、ユーザー目線のページと関連するページの検索順位も高める効果があります。
これは、トップページのSEOで重要な要素になり、トップページの検索順位を上げるには、ホームページ全体の品質を高めることが正攻法となります。
次にSNSですが、サーチエンジンとは異なり、情報収集を目的としているユーザー数が多くいます。
この情報収集を目的としたユーザーに対して、ユーザー目線で新規ページを作成することで、SNSで拡散されるようになり、集客力が高くなります。
制作実績のアンジュモの事例を紹介すると、もともとホームページ制作時からSEOを考えておらず、SNSでの集客対策を提案していました。
このSNSを使った集客では、販売している商品の情報やイベントへの参加予定などをブログに掲載しながら、自社でもSNSを運用していました。
その結果、SEOとしては、まだ狙っているメインのキーワードで2ページ目であるため、それほど多くの訪問者を集客できていないのですが、SNSの拡散力が高く、多くの訪問者の獲得に成功しています。
こちらのホームページでも、すべてのページで、訪問者に商品を買ってもらうために必要な情報だけを掲載したいという気持ちで文章作成を行っています。
このようにユーザー目線のホームページ制作では、集客におけるメインとなるSEOとSNSの両方で、本当に多くの見込み顧客を集客できるのです。
成約率が高いページを作成できる
中小企業のホームページにおいて、成約率を高めることは本当に難しいものになっています。
と言うのも、成約率を高めるためには、各ページの原稿の品質や、ユーザーニーズの調査と適切な文章の配置、アクセス解析を使ったホームページの改善など、さまざまなことを実施しなくてはならず、中小企業においては、それほど多くの労力をホームページに費やすことが難しくなります。
そのため、当社の制作実績の大半が中小企業になるのですが、中小企業には、ユーザー目線のホームページ制作を提案し、成約率を高めるのではなく、初めから最大の成約率のホームページとして公開することに取り組んでいます。
初めからユーザー目線を考えることは、先述の通り集客効果も見られるので、これであればお客さまも必死に取り組んでいただくことができています。
実際に闇雲に作成したページは集客はもちろんですが、少ない見込み顧客が成果に繋がることもないので、初めからユーザー目線を追求したページを公開することで、ホームページから最大の成果を得ることが可能です。
まとめ
ユーザー目線のホームページ制作を紹介しました。
ユーザー目線のホームページ制作は、お客さまとWeb制作会社が一緒に取り組むことが大切です。
また、お客さまが文章を用意する際には、ユーザーを第一に考えた原稿作成や画像の手配を行うことで、最大の集客と成約効果を得ることが可能です。
現在、成果の出るホームページを制作したいとお考えの方は、ぜひ文章を訪問者のことだけを考えて作成するようにしましょう。