- 2022.04.17
ライバルサイトのSEO調査法
ホームページ制作後にSEOを実施される方は、ライバルサイトを調査しているでしょうか。
確かに基本は良質な新規ページ作成を行うことが重要ですが、上位ランクに位置する競合他社をまったく見なくても良いわけではありません。
そこで今回は、ホームページ制作後にSEOを実施されている企業が行うべき、ライバルよりも高いランキングを獲得するための調査法を紹介します。
ライバルサイトのSEO調査の重要性
ホームページ制作後に、どのキーワードで上位ランクを狙いたいかは、大半の企業ウェブマスターはお持ちだと思います。
このときに、SEOは新規記事の公開が大切だからという理由で、がむしゃらに作成を継続していても、実はなかなか効果を発揮しません。
SEOは、確かにユーザー目線での記事公開が大切ですが、最終的にはグーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビングなど国内主要なサーチエンジンが決定しています。
この決定は思い付きではなく、検索エンジンの自動収集プログラムになるクローラーが習得した情報を、各社でアルゴリズムというランキング決定のプログラムを実装し決定されます。
もちろん、アルゴリズムはAIで、日々進化しているので、具体的にこの対策をすれば上がると分かる仕様ではありません。
ただ、上位表示サイトを正解とするなら、それらの傾向を掴み、そして自社サイトにも反映させることで、上位表示ができる可能性が飛躍的に高まります。
当社では、ライバルサイト調査をホームページ制作中、あるいは後に実施し、クライアントが上位表示を行うために必要な情報を数値データとして提供します。
再三ですが、アルゴリズムはAIで、数値データで100%効果を出せると言い切れるものではありませんが、ホームページ制作実績の企業は、多くが成功を手にし、確率は高いと思います。
では、実際に当社がホームページ制作後に実施する競合他社のリサーチ法を紹介します。
ライバルサイトのSEO調査法
当社がホームページ制作後に行うライバルサイトのSEO調査法を紹介します。
メインワードで検索
御社がホームページ制作後に上位表示を狙う検索ワードをいくつかピックアップします。
ここでは、下層ページではないのですが、理由は、下層ページはしっかりとコンテンツを作り込めば、上位表示ができるからです。
問題はトップページになり、トップページだけは、制作したホームページ全体の関連性や質が影響を与え、あらかじめ定めたほうが効果を発揮できます。
そして、実際に該当ワードで検索を行うのですが、その際に当社がよく提案するのは10位までのすべてのウェブページを把握することです。
検索結果は、日々変わり、毎日の計測は不要ですが、その日の1から10位のURLアドレスを控えておくことを推奨します。
この1ページ目にランクインされたホームページは、その後の調査や、御社が実際にSEO作業を行う際の参考指標になり非常に重要です。
さらに、半年に1度のペースで再調査を実施するので、変更される可能性があります。
ページ数
上記で上位サイトをメモしたらそれぞれが何ページを保有しているかを調べます。
方法は、グーグル検索で【site:トップページURL】で検索すれば、グーグルが把握しているドメイン内のページ数が表示されます。
スマートフォンでは件数表示はなく、必ずパソコンで検索するようにし、この平均が御社が目指すページ数になります。
これまでの経験から、大半の業種で100くらいが平均になり、狙うべきは150です。
ただ、上記数値は、当社の感覚での話であり、さらには御社の狙うキーワードについて、知ることは大切で、必ず平均値を算出しましょう。
ちなみに、なぜページ数が大切かというと、サーチエンジンは、検索ワードとの関連性を見ていて、良質なページ数が多い方が上位表示しやすくなります。
被リンク数
昨今のホームページ制作では、ほとんど提案をしなくなった被リンクですが、別に効果がないわけではなく、サーチエンジンの無効化が激しいからです。
ただ、どんな被リンクを何本得ているかをメモすることが安全策だと思います。
理想はそれらと同じものを御社も獲得することではありますが、実績の企業はそこまで行われる会社はあまり目にしません。
理由は、上記の平均ページ数に到達するだけで、結構時間がかかり、そこまで手が回らないからです。
そのため、目標値に到達後にもし上位表示ができなかった場合、被リンク本数を疑う必要があり、その時用のデータとして蓄積しておきます。
重要コンテンツの文字数
各ページの文字数を調査しますが、制作したホームページ全体で平均を出す必要はありません。
昨今のホームページ制作では、ブログコンテンツを作成するのがかなり一般的で、トップページを正確に、ブログを大体で平均何文字作成しているかを確認します。
ブログがない場合は、ページ数が多いディレクトリーで調べ、それを御社の平均文字数に定めます。
文字数と上位表示は関係がないというのが一般論ですが、その一般論には続きがあり、多い方が上位表示しやすいけれどもと続いています。
文章の書き方
判断が難しいですが、ざっくりと各社がどんな言い回しをしているかをチェックします。
その際には画像の利用法や内部リンク設置法なども確認し、できる限り上位表示サイトの文章に似た記述法をおすすめします。
書いている内容は別である必要がありますが、書き方自体は模倣することが、無難な対策で、書き方は単純に読むだけでは絶対に見破れないので、意識して読む必要があります。
ホームページ制作後は定期的にSEO調査を行う
上記がホームページ制作後に行う調査方法で、単にウェブマスターの頭の中で管理するのではなく、しっかりとエクセルなどを使ってメモしていきましょう。
再調査は、大体半年に1度のペースで良く、これまでの経験で言えば、半年あれば大体上位表示できているため、調べ直す必要はあまりありません。
ただ、自社のSEO作業がまだ終わっていない場合は、頭の中に、もしかすれば指標が変わる可能性があると理解しているといないでは大きな違いです。
これらを踏まえ、適切にライバルサイトを分析し続けていれば、必ず効果を発揮できます。
ただし、先述もしていますが、SEOは結局のところサーチエンジン次第であり、数値データで出した結果は、あくまで参考指標です。