- 2023.09.17
ホームページ制作はオワコンか
ホームページ制作は、定期的にオワコンと言われています。
その理由は、Google検索で調べていると、実際には分かりませんが、アメリカにはWeb制作会社がなかったり、ホームページ制作自体はそれほど難しいものではないので、そのうち終わるだろうという予測から来ています。
当社では、数十年後には普通にホームページを制作するだけではオワコンになってしまうとは思いますが、自社のホームページ制作がオワコンにならないための対策法は存在していると思います。
当ページでは、ホームページ制作がオワコンと言われる理由や、オワコンにならないためにすべきポイントを紹介します。
ホームページ制作がオワコンと言われる理由
誰でもホームページを制作できる時代になってきている
昨今は、無料や低価格のホームページ制作ツールが多くリリースされています。
その結果、ホームページ制作の経験が浅いや知識がない方であったとしても、簡単にホームページを制作できる時代になってきています。
さらには、ホームページの成果では、テクニックを利用することの重要性が年々減少している傾向が見られており、ユーザー目線の文章作成の効果が高くなっています。
すなわち、無料や低価格ツールを使っても、成果が出るホームページ制作を十分に行える時代になりつつあり、結果としてホームページ制作がオワコンの可能性が高いと言われています。
フリーランスの増加でライバル数が急増
ホームページ制作は、パソコンがあれば誰でも行うことが可能です。
そのため、フリーランスのホームページ制作者や、普段は働きながら土・日だけホームページ制作の仕事をしている方も多くなりました。
一般的にホームページ制作は、1社ではなく複数社に相談をして、コンペや相見積もりと言った形式を取っていることが多いです。
すなわち、ライバル企業数が増えるほど、1社あたりの受注件数が減少傾向にあるので、ホームページ制作がオワコンと言われています。
価格競争の激化で利益率の低下
ライバル数が増えた場合に、Web制作会社が取る対策の1つに、価格競争があります。
実際に、当社は100万円前後でホームページ制作をできていますが、しかし、お客さまによっては、50万円が限界と言われることが増えたように感じます。
フリーランスや副業でのホームページ制作者は、低価格でサービスを提供しているので、自然と価格競争が激化しているように感じます。
そのため、フリーランスや副業であれば、ホームページ制作はまだまだ売上を上げることは可能ですが、専業としてホームページ制作を行うことはオワコンであると言われています。
オワコンにならないホームページ制作に必要なこと
特徴があるホームページ制作を追求
ホームページ制作をオワコンにしない方法として、自社の特徴を追及したサービス提供を行うことが大切だと感じます。
例えば、当社で言えば、ホームページ制作で100万円前後の予算を獲得できているのは、SEOやSNS運用に強いホームページ制作を提供できているからです。
もちろん、単に集客力が高いホームページ制作が得意ですと言っていても、お客さまからは納得してもらえませんが、お客さまからの質問に丁寧に回答することで、SEOやSNSの知識量が高いと思っていただければ、高い料金でもホームページ制作をお任せいただけます。
そのため、単にホームページ制作ができるではなく、自社の得意分野を活かしたサービス提供に力を入れて、Web制作会社に依頼するメリットを打ち出せば、オワコンではありません。
低価格を売りにしない
ホームページ制作は、大半が人件費になっていて、一般的には1案件あたり、営業とデザイナー、コーダーの3人がかかわっています。
そのため、例えば、12万円のホームページ制作を受注した場合に、1人当たりの制作時間が4万を超えると赤字になるのです。
現実的に、月給20万円だった場合に、1ヶ月22営業日だと計算すると、1人あたりがホームページ制作にかけれる時間は、4.4日以上をかけることはできません。
また、低価格を売りにしているWeb制作会社が増えるほど、お客さまもホームページ制作は安いという認識を持つので、悪循環になる可能性が高いです。
すなわち、赤字であっても仕事を取っていると、どんどんホームページ制作はオワコンになっていくので、自社の利益を考えた適切価格を提示することが必要になります。
もちろん、だからと言って、ぼったくり金額を提示するのはもっと駄目で、お客さまのホームページから成果を出す前提で、自社に必要な売上を達成する見積書の作成が重要になります。
まとめ
ホームページ制作がオワコンと言われる理由や、オワコンにならないための対策法を紹介しました。
単にホームページを制作するだけであれば、近いうちにオワコンになる可能性が高いので、お客さまのホームページから売上や課題を達成することを意識したサービス提供を行えば、まだまだオワコンではないと感じます。
ホームページ制作ってオワコンなの?とお思いの方の参考になれば幸いです。