セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2023.10.04

カラーユニバーサルデザインとは?Webデザインに活かそう

カラーユニバーサルデザインとは、様々な色覚の人々に情報を正確に伝えることを目的とした特別なアプローチです。ユニバーサルデザインの考え方を取り入れたこのデザインは、多くの人々が情報を理解しやすくするための重要なツールとなっています。Webデザインの分野でも、この考え方を取り入れることで、より多くのユーザーに分かりやすいコンテンツを提供することができます。今回、このカラーユニバーサルデザインをWebにどう活かすか、その秘訣をお伝えします。

カラーユニバーサルデザインとは

カラーユニバーサルデザインは、私たちの周りの環境や情報を、色覚の違いを持つすべての人が理解しやすくすることを目指すデザイン手法です。Webデザインにおいても、この考え方は非常に重要。私自身、制作の現場でたびたび気を付けているポイントです。色彩豊かな情報社会で、たとえば、色覚特性によっては、赤や緑の違いが細かく区別しにくいこともあります。

Webデザインの過程で、例えば青と緑のボタンの配色を考慮している時、単なる美的センスだけでなく、色覚の多様性を念頭に置いて設計することが求められます。特に、ECサイトや情報提供サイトで、色での情報伝達が重要な場面で、その意識は欠かせません。

以前、私が関わったプロジェクトで、商品のバリエーションを色で示していたページがありました。しかし、一部の色彩が類似していて、色弱のユーザーには区別しにくいというフィードバックを受け取りました。それを受けて、カラーユニバーサルデザインの原則をより深く研究し、そのサイトの色合いを最適化しました。

結果として、ユーザーからの評価が向上し、アクセシビリティの面でも大きな進歩を遂げました。この経験を通して、色の選び方一つで、どれだけ多くの人に情報が伝わるか、また伝わらないかがよく分かりました。カラーユニバーサルデザインは、ただの理論ではなく、実際のデザインの中でその価値を発揮します。

WEBデザインに活かすカラーユニバーサルデザイン

見分けやすい配色を選ぶ

カラーユニバーサルデザインの重要性を感じる瞬間は、私がプロジェクトで配色の提案を行った際でした。目の前のクライアントが色弱の方で、私の提案した配色が彼には区別しにくいとのこと。そこで彼から学んだのは、明度の違いを活用することの大切さです。

暖色や寒色同士を組み合わせる際、色の明度が近いと区別しづらくなります。特に「赤と緑」や「青と紫」といった組み合わせは、色弱の方にとって難しく感じることが多いです。しかし、明るさの差を大きくすることで、これらの配色も区別しやすくなります。

そして、カラーユニバーサルデザインに関するリソースは、東京大学の推奨配色セットが非常に役立ちます。このセットは、色弱の方々でも見分けやすい色の組み合わせを提供しており、デザインの際の参考資料として欠かせません。色を選ぶ時は、全てのユーザーを考慮して選択しましょう。それが真のユニバーサルデザインだと私は信じています。

色を見分けにくい人にも情報が伝わるようにする

Webデザインの世界に足を踏み入れた当初、私は色の力を信じ、情報伝達の助けとして頼りにしていました。しかし、あるプロジェクトでのフィードバックが私の考えを変えました。「この強調された部分、実は見逃していました」という声。理由は彼が色弱で、私の選んだ「赤色」が彼には明瞭には映らなかったからです。

これを受けて、情報が伝わるデザインとは何かを再考しました。赤や緑といった色は、一部の人々にとっては見分けにくい存在となることを理解しました。これを克服するためには、色合いの調整だけでなく、太字や下線など、色以外の要素を取り入れることが欠かせません。

例えば、オレンジがかった赤や、青みを帯びた緑を選ぶことで、より多くの人々に情報が届くようになります。また、色だけに頼らず、文字のスタイルで情報の重要性を示すことも考慮すべきです。全ての人々に情報が伝わるデザインを追求することが、私たちデザイナーの責務であると改めて感じました。

色に頼りすぎない

Webデザインを手掛けてきた私の中で、色は強力な情報伝達ツールとして位置づけられてきました。しかし、ある日、色弱の友人との会話で、彼が多くのウェブサイトで情報を得られないことを知り、驚きました。

彼の言葉をきっかけに、私は色だけでなく、その他の要素にも目を向けるようになりました。形、大きさ、太さ、模様など、色以外の要素も強力な情報伝達ツールであることを実感しました。たとえば、重要な情報は大きな文字で、また太文字や下線を用いることで、視覚的にも強調できます。

色を感じることのできない方や、特定の色を識別しにくい方にとって、これらの要素は非常に助けとなります。カラーユニバーサルデザインの本質は、色に頼りすぎず、多様な情報伝達方法を取り入れること。これを理解し、デザインの中でバランスよく活用することで、情報をより多くの人に届けることができます。

まとめ

WEBデザインにおける「見やすさ」は、単なるデザイナーのセンスだけでなく、受け手の多様性を考慮したアプローチが求められます。私たちの目の前に展開されるデジタルの世界は、さまざまな色覚を持つ人々のためにもアクセスしやすいものであるべきです。

確かに、すべての人に対応した最適なデザインを提供するのは難しいかもしれません。しかし、一歩を踏み出すことで、より広い範囲の人々に情報を伝える可能性を大きく広げることができます。カラーユニバーサルデザインの考え方を取り入れることで、それぞれの色の特性や組み合わせによる効果を理解し、意図的に色を使用することが大切です。私たちの目指すべきは、限りなく多くの人々に情報が伝わるWEBデザインを創出すること。そのためには、絶えず学び、実践していく姿勢が欠かせません。