セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2024.01.27

AIライティングが作成した文章だけではホームページのSEO効果は出ない

2023年ごろから、AIライティングを利用しているお客さまのホームページをサポートしたり、サーチエンジンやSNSでAIライティングに関する情報収集を行ってきました。

その結果、AIライティングが作成した文章をそのままホームページに掲載するだけでは、SEO効果を出すことができないという結論に至っています。

当ページでは、AIライティングの文章をそのまま利用するとホームページのSEO効果が出ない理由を紹介します。

AIライティングが作成した文章のままではSEO効果が出ない理由

AI独自の言い回しが多く冗長的な文章が多い

AIライティングが生成した文章を読むと、独特の言い回しをしていると感じた経験はないでしょうか。

人間がホームページの文章を作成したときには使わないような言い回しで文章作成を行うことが多く、AIライティングが作成した文章を意識して読むと、人間が書いていないことが分かります。

また、ページタイトルへの意識が高いように感じられ、ページタイトルについて詳しい文章を作成しようとした結果、冗長的な文章も多くなっているように感じます。

結果的に、独特な言い回しが不要な単語を含めてしまい、肝心の単語のSEO効果が弱まり、冗長的な文章はサーチエンジンからマイナス評価を受けるので、AIライティングの文章をそのままホームページに公開してもSEO効果を発揮しないのです。

関連ワードが極端に少ない

AIライティングで文章を作成していると、関連ワード数の少なさに気が付いた方も多いと思います。

AIライティングでは、関連ワードを意識しておらず、ページタイトルに対して詳しい文章作成を行おうとだけ考えています。

高いSEO効果を発揮するホームページでは、重要なキーワードに対する関連ワードを適切に含んでいるので、その点で見てもSEOに弱い文章であると言えます。

ユーザー目線の文章ではない

AIライティングは質問に対して適切な回答を行っていますが、まだまだ人間が読んだ時にはユーザー目線であるとは言い切れません。

人間が書くと、読む方の立場に立った文章を作成することが一般的で、AIライティングでは、読む方への意識よりも質問に対して詳しい文章を作成しようと考えています。

サーチエンジンは、ユーザー目線のページを作成しているホームページのSEO効果を高めたいと思っているので、そういった面でもSEOに不利な文章であると言えます。

AIライティングは一時的に上位表示を実現するホームページがある

AIライティングが作成した文章そのままではSEO効果を出すことは難しいです。

ただし、1点注意点があり、それはAIライティングでホームページを更新し始めた当初は、大きく検索順位を高められるという点です。

当社もお客さまのAIライティングをサポートし始めたころは、AIライティングの作成した文章をそのままホームページに公開していました。

AIライティングを利用することで、ホームページの更新頻度は飛躍的に高まり、1日に10ページでも20ページでも公開することが可能で、それに比例してどんどんSEO効果は高くなっていきます。

しかし、すべてのホームページで、数ヶ月したタイミングで、さまざまなキーワードの検索順位が落ちてしまいました。

サーチエンジンは、クローラーと呼ばれる自動巡回プログラムを利用して、ホームページにあるさまざまなページを自社のデータベースに格納して、そこで検索順位を決定しています。

クローラーは1度の訪問でページすべての情報をデータベースに格納しているわけではなく、何度も訪問して初めて完全な状態でデータベースに格納されます。

すなわち、AIライティングを行い、ページを作成することで、一気にホームページのページ数が増えるので、サーチエンジンがSEO効果を高めてくれますが、詳しく内容を見た結果、検索順位を落としているのだと感じます。

ホームページにSEOを行っているウェブマスターは、短期間だけ上位表示ができれば良いと考えるケースは滅多にないので、AIライティングが作成した文章をそのまま利用するのは辞めたほうが良いと思います。

まとめ

AIライティングが作成した文章をそのまま利用しても、ホームページのSEO効果は発揮しません。

これまで多くのホームページにAIライティングのサポートを行ってきましたが、高い成果を実現しているホームページでは、AIライティングが作成した文章を読み直して、必要に応じてリライトを行っています。

AIライティングツールを利用して、SEO効果の高まるホームページの更新を検討されている方の参考になれば幸いです。