- 2023.03.02
AIライティングでSEO効果を出すのは不可能
最近のホームページ制作会社は、AIライティングを気にしている方が多いです。
その理由はホームページ制作時からAIライティングを活用して成果を出せればクライアントの負担が大きく削減できるからです。
特に成果が出るホームページ制作では、SEOは必須対策で、今回は当社がAIライティングだけで効果を出せるか調査をし、その結果を紹介します。
AIライティングでSEO
昨今、SEOについて調べれば、多くの企業がAIライティングを紹介し、実際にホームページ制作でもお客さまによっては利用したいと言われます。
ホームページ制作や運営で、もっとも面倒でウェブマスターを苦しめる原稿作成を自動化できれば、圧倒的にその方が良いと考えることは普通だと思います。
さらに、従来であれば、確かに原稿作成ツールがリリースされていましたが、あくまでプログラムで、設定法が同じだと100%同じ文章が出来上がります。
さらには、言語パターンなども限られていて、人が作ったかプログラムが作ったかは一目瞭然で分かるレベルです。
しかし、AIライティングツールでは、かなり解消され、質問を投げかければ、色々なパターンで回答を表示してくれます。
2023年3月2日現在では、まだまだ発展途上で、一気に最適解は表示できず、例えば「ホームページ制作に関するブログ記事を書くから見出しを5つ教えて」と投げかけます。
そうすると、5項目が箇条書きで表示され、それぞれについての質問を行うことで、記事が完成する流れになります。
書き上がった文章を見ると、人が作ったか機械的に作られたかが分からないくらい高い品質です。
このように近年の技術発展は凄まじく成長していて、ホームページ制作でも十分に利用できるレベルであると感じます。
ただ、当社のホームページ制作は、基本は公開して終わりではなく、SEO効果も必達目標になります。
そして、ある実績のクライアントから、完全にプログラムが書いた原稿でホームページ制作や運営を行っても効果が出るのかと質問をいただきました。
当時はまだ調査をしておらず、恐らく出ると思いますと回答しています。
と言うのも、グーグルのスタンスとしては、人間でもプログラムでも、有益であれば問題がないと発言しています。
書き上がった文章を見ても、決して低品質ではなく、十分に良質であると感じたからです。
ただ、上記は当社の勝手な推測で、一度AIライティングだけでホームページを制作し効果を測定してみました。
AIライティングを使ったSEO効果
今回の調査では、独自ドメインを取得して、ブログサイトを作成し、そこに毎日1記事を3ヶ月間投稿し続けています。
大体当社のホームページ制作経験で言えば、3ヶ月もあれば、一般的に月間訪問者数で1,500人くらいは超えます。
ただ、そちらのブログサイトは、500人程度になっていて、まったく訪問数が足りない状態でした。
そこで、何が違うかと思い、調査をして見ると、明確な違いとしてはSEOを意識しているかしていないかであると思います。
もちろん現在のホームページ制作では、SEOを意識した原稿作成法は存在しませんし、数値データを見ても分かりません。
ただ、感覚的に、このページはこのキーワードで上位表示を狙うと意識をして作り上げた原稿だと、適切な協調ができるという特徴があります。
もし、SEOのための原稿作成があるとすれば、それが該当すると思われ、プログラミングではそこが不足しているように感じます。
確かにタイトルに対して文章作成が行われ、表現性なども一切問題はありませんが、この強調ができていないというポイントが、上位ランクに入らない理由になります。
そのため、ホームページ制作で完全に原稿作成をAIライティングに頼りきる選択はおすすめできず、現状は、人によるリライトが必須であり工数がかかると認識しなくてはなりません。
AIライティングでホームページを制作しリライトSEO
ホームページ制作ではまだまだAIライティングだけでは、SEOで成功することはできないと思います。
もし活用するのであれば、必ずリライトを行う必要があり、大体の文章の流れを作ってもらい、それを一読して、全文書き直すスタンスがベストであると感じます。
そんなことをするなら、初めから自分で作ったほうが早そうと思う方もいると思いますし、実際に当社でもそうだと思います。
ただ、上記は現状の話で、今後技術発展によって、リライトが不要になる可能性は十分にあります。
ホームページ制作では原稿作成は必須であり、さらには本当に多くの時間を取られる作業です。
また、さらには原稿の出来栄えが成果に直結し、少しでも楽にそして早く効果的な文章作成を行いたいと考える方も多いでしょう。
その時にAIライティングツールを活用すれば、それらすべてを実現はできますが、現状ではSEOに弱みがあります。
現在原稿作成に悩まれる運営者の参考になれば幸いです。