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美容室のホームページ制作法!大切なポイントや参考サイト

美容室業界は、売上が緩やかに減少している一方で、美容室や美容師の数は増加しています。

つまり、競争が激化しており、ホームページの役割がますます重要になっています。

当ページでは、美容室のホームページ制作で大切なポイント、基本的な対策、必要なコンテンツ、参考サイト、集客対策を解説します。

美容室のホームページ制作で大切なポイント

美容室のホームページを効果的に制作するためには、まず業界の現状を理解することが重要です。

美容室業界の売上推移

ホットペッパービューティーアカデミーの数字で見る美容業界によると、2019年から2024年までの間に、美容室業界の売上は600億円近く減少しています。

美容室業界の売上推移

一方、ボブログの理美容室の店舗数・理美容師の人数によれば、美容室の数は年々増加しており、2022年には全国で269,889軒に達しています。

美容室の数

美容室の数が増える中での競争

このように、美容室が増える一方で、業界全体の売上が減少しているため、競争はますます激化しています。

同じ地域内に、多くの美容室がライバルとして存在するため、ホームページを通じていかに自店舗の魅力を伝えるかが重要です。

美容室のホームページ制作においては、まず近隣の美容室のWebデザインやコンテンツをチェックし、それよりも魅力的でユニークなコンテンツを作成する意識を持つことが求められます。

これにより、訪問者にとって印象的なホームページを作り上げ、期待以上の成果を実現することができます。

美容室のホームページ制作で行う基本的な対策

美容室のホームページ制作で行うべき基本的な対策を解説します。

SSL化

SSL化とは、ホームページの安全性を高める対策の一つです。

ホームページの訪問者の行動は、インターネット網を通り、サーバーに届けられるのですが、SSLに対応をしていないと、悪意のある第三者が容易にその情報を閲覧することができます。

そこでSSLを行うことで、インターネット網を通過するときだけ暗号化されるようになるので、訪問者の個人情報を保護することが可能です。

レスポンシブWebデザイン

レスポンシブWebデザインとは、1つのページなのに、パソコンとスマートフォンでアクセスすると、それぞれの媒体に最適化されたレイアウトが表示されるホームページ制作手法です。

昨今では、パソコンよりもスマートフォンからのアクセスの方が多くなるので、スマホユーザーの操作性を高めるために、レスポンシブWebデザインは必須と言えます。

WordPressの実装

WordPressとは、サイト更新システムのことです。

WordPressを実装することで、美容室自身で、ホームページの原稿や画像の差し替えが行えるようになるので、ホームページの運営コストを下げることが可能です。

さらに、スタッフブログなどのコンテンツを作成したら、お客さま自身で更新を行うためにWordPressが必ず必要になります。

ホームページの表示速度を意識

美容室のWebマスターがホームページにアクセスをして、表示速度が遅ければ、必ず改善しましょう。

あまりに表示速度が遅いホームページは、完全にページが表示される前に、ユーザーがブラウザバックなどで離脱する可能性があります。

ページの表示速度を確認する方法は、Webマスターの目視とPageSpeed Insightsの点数で判断しましょう。

一般的なホームページであれば、ページの表示速度に影響が出ることはありませんが、システムを搭載している場合は特に注意しなくてはなりません。

PageSpeed Insightsの活用法はこちらで解説しているので、興味があればご覧ください。

美容室のホームページで必要なコンテンツ

美容室のホームページで必要なコンテンツを解説します。

コンセプト

美容室がどのようなコンセプトを持っているかを打ち出しましょう。

美容室全体の基本理念や、ヘアカット、カラー、ヘアケアなどに対するこだわりを明確に伝えましょう。

どのような美容室かを打ち出し、訪問者に魅力をアピールすることで、予約を獲得できる可能性が高まります。

サービス・料金

カットだけでなく、ヘアカラーやヘアケアなど、美容室が提供しているすべてのサービスを紹介しましょう。

カットはもちろん、パーマやヘアカラーなど他のサービスを希望するユーザーも多くいます。

サービスごとに料金を明確にすることで、ユーザーが美容室のサービスをより理解しやすくなります

さらに、ロングとミディアムなど、スタイルによる料金の違いも記載すると効果的です。

スタッフ紹介

ユーザーの中には、誰にサービスを提供してもらえるのかを不安に感じる方もいます。

そのため、スタッフの顔写真や簡単な紹介文を掲載して、ユーザーの安心感の向上を狙いましょう。

また、ホームページに顔写真を掲載することで、ユーザーに親近感を与え、サイト全体の閲覧意欲を高める効果があります。

ただし、スタッフの顔写真を掲載する際は、プライバシーに配慮し、スタッフの意向を尊重しましょう。

店舗の紹介

美容室の特徴を伝えるために、店舗紹介を充実させましょう。

店舗の内外観はもちろん、美容室ならではの機材や道具などの写真も掲載して、ユーザーにお店の雰囲気やサービス内容を具体的に伝えましょう。

他社との差別化に繋がる機材や道具があれば、写真に加えて説明文も追加し、ユーザーにお店の魅力をより具体的に伝えましょう。

ヘアカタログ

ヘアカタログを掲載すれば、どんな髪型にしようかを悩んでいる方へ、美容室の魅力を伝えることができます。

ヘアカタログは、以下で詳しく解説しますが、集客対策として高い効果を生み出せるので、できる限り作成するようにしましょう。

採用情報

美容室は求人に多くの予算を使われている話をよく耳にします。

0にすることはできませんが、求人雑誌やポータルサイトを見たユーザーが、美容室名でGoogle検索をして、ホームページからエントリーしてくれることで、求人予算を抑えることができます。

営業日カレンダー

美容室の定休日や営業時間が分かるカレンダーを用意しましょう。

単にテキストだけで、月と火曜日が休みと書くだけではなく、カレンダーとして表示することで、美容室の営業日や時間を目立たせることが可能です。

ユーザーが見落とした結果、予約の電話で定休日に予約を入れようとされてしまうと、スタッフの時間も無駄になりますし、見込み顧客ががっかりしてしまい、ユーザー満足度の低下にも繋がります。

予約システム

ホームページに予約のできるシステムを導入しましょう。

予約システムのメリットは、24時間の受付ができる点や、電話で予約をしなくても良いので顧客や美容室の状況に依存せずに、確実に予約を獲得することができます。

現在では、無料のシステムなども多くあるので、予算をかけずに導入することもできます。

クーポン

クーポンを提供している場合は、ホームページに掲載しましょう。

ホットペッパーなどに掲載しているものを流用するのではなく、ホームページを閲覧するメリットを強調するために、サイト独自のクーポンがおすすめです。

顧客が次に美容室に訪問する際には、必ずホームページからクーポンをダウンロードしてくれます。

再訪率が高まることで、例えば、料金の改定や臨時休業など、美容室からのお知らせをトップページに掲載することで、必ず目にしてもらうことができます。

ネットショップ

メーカーとの契約条件次第ですが、もし許可が出ているのであれば、美容室のホームページにネットショップの機能を追加しましょう。

美容室で利用しているシャンプーの匂いが好きと感じる顧客は意外と多いので、これらを通販サイトで販売することで、顧客満足度の向上だけではなく、売上に繋げることもできます。

また、さらにはネットショップがあることで、顧客の囲い込みにも繋がるので、長く美容室に通ってもらえるようになります。

美容室のホームページの参考サイト

美容室のホームページを制作する際の参考サイトを解説します。

hair salon Groen

hair salon Groen

見栄えのおしゃれさはもちろんですが、ホームページのコンテンツもしっかりと更新しつつ、Instagramの運用まで行われている美容室です。

一般的に美容室のホームページでは、多くの場合がビジュアルに偏ってしまう傾向がありますが、サイト全体を見てもコンテンツの品質はかなり高くなっています。

そのため、ホームページで重要な複数のキーワードで検索を行ってみたところ、Googleの検索順位も高く、多くの見込み顧客を集客し、成果に繋げることができていると予測されます。

CORE HAIR

CORE HAIR

清潔感があり、コンテンツが分かりやすいWebデザインです。

ページを遷移した際に表示されるハサミのアニメーションによって、可愛らしさも加えられたホームページとなっています。

美容室のホームページ制作で行う集客対策

美容室のホームページ制作で行うべき集客対策を解説します。

SEO

美容室においてはSEO難易度はかなり高いです。

SEOについて詳しくはこちらをご覧ください。

その理由は、ホットペッパービューティーや楽天ビューティーなど、大手ポータルサイトが乱立しているからであり、これらのホームページよりも上位に表示させることの難易度は高くなっています。

しかし、大手ポータルサイトが獲得しているキーワードは、【美容室 (地域名)】など、検索者数が多いキーワードのみなので、ニッチなキーワードを狙うことで、検索エンジンから多くの見込み顧客を集客できます。

そこで重要になってくるのが、ヘアカタログです。

自社独自の写真を利用して、スタイルデータやスタイリストからのコメント、スタイリングアレンジポイント、おすすめのタイプなどを掲載することで、ユーザー目線であれば、スタイル名での上位表示を狙えます。

さらに、スタッフブログを活用して、イベントや勉強会の様子など、美容室での出来事を公開していくことで、少しずつSEO効果を高めることができます。

即効性はありませんが、毎日少しずつユーザーに価値のあるコンテンツを増やすことで、高いSEO効果を実現できるようになります。

MEO

MEOとは、GoogleマップのSEOです。

MEOに取り組むことで、Googleマップからのアクセスが狙えたり、ローカルパックでの表示が実現できます。

美容室 都島のローカルパック

ローカルパックとは、【美容室 (地域名)】で検索したときに1位に表示されているホームページよりも上位表示を実現されるので、より多くの見込み顧客を集客できます。

さらにローカルパックのライバルは美容室のみになっており、ポータルサイトは含まれないので、ユーザーのためになるMEOを取り組むことで、成功させることができます。

MEO対策法について詳しくはこちらをご覧ください。

その他

ホームページの集客法ではありませんが、その他XとInstagramやポータルサイトへの掲載を行いましょう。

昨今では、Googleなどの検索エンジンを利用せずに、SNS検索のみを行うユーザー数も一定数はいるので、それらのユーザーにアプローチします。

さらに、美容室業界では、ポータルサイトのアクセス数が多いので、費用対効果を考えながら申し込みを行うことで、より多くの予約を獲得することができます。

美容室のホームページ制作法のまとめ

美容室のホームページ制作法を解説しました。

美容室のホームページ制作では、ライバル数が多いので、適切な指針を持って取り組むことが重要です。

美容室でホームページ制作を検討中のWebマスターの参考になれば幸いです。

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