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  • 2023.08.30

データベース容量を減らすWordPressのプラグインBetter Delete Revision

WordPressでは、投稿したページの原稿をすべてリビジョンとして保管しています。

そのため、WordPressを実装して多くの更新を行っているホームページは、大量のリビジョンが存在しているので、データベースの容量を圧迫しているのです。

ただ、よほどホームページの更新回数が多くないと、データベースが埋め尽くされることはありませんが、それでも気になるお客さまはいらっしゃいます。

当ページは、お客さまがホームページの更新回数が多く、リビジョンによってデータベースが埋まっていないか不安と感じたときに提案するWordPressのプラグインのBetter Delete Revisionを紹介します。

Better Delete Revisionとは

Better Delete Revisionとは、WordPressの基本機能になるデータベースに保管されたリビジョンを削除できるプラグインです。

WordPressはホームページに公開しているページを更新すると、最新の原稿がページとして公開されますが、過去の原稿はデータベースにリビジョンとして保管されています。

そのため、例えば、ページをリライトして、前の文章の方が良かった場合は、簡単に元の状態に戻すことができるのですが、更新頻度が高いホームページの場合は、データベースに大量のリビジョンが保管されている状態になります。

そこでお客さまが気になるのが、そんなに大量のリビジョンが保管されてしまうと、すぐにデータベースが一杯になってしまうのではないかとデータベースの容量を気にされることがあります。

これまで多くのホームページを見てきた限りで言うと、当社が10年以上前にWordPressサイトを制作して、大量にページを作成したり、更新を行っている企業であっても、リビジョンを削除したことがありません。

そのため、リビジョンが大量であったとしても、データベースはさらに多くの容量が保管できることが一般的なので、お客さまが心配するような問題が起こることはありません。

しかし、気になると何か対策を打たないと安心ができないという場合には、Better Delete Revisionを利用することをおすすめします。

Better Delete Revisionは、データベースに保管されたリビジョンだけを一括で削除ができるので、データベースの容量を減らすことが可能です。

Better Delete Revisionのメリット

Better Delete Revisionのメリットは、データベースに大量にあるリビジョンを削除することができるので、データベースの容量の心配をしなくて良い点になります。

また、制作実績のホームページで見ても1度も経験がないですが、データベースの容量の大半が埋まっていくと、ホームページの表示速度が遅くなってしまうので、表示速度対策としても効果を発揮できます。

Better Delete Revisionのデメリット

Better Delete Revisionのデメリットは3点あります。

1点目が、リビジョンを削除すると、過去の状態に戻すことができなくなるので、効果測定を行いながらホームページ運営を行っている企業だと少し手間がかかります。

2点目が、WordPressのプラグイン数が多いと、ホームページの表示速度に悪影響が出る可能性があり、プラグイン数が多いと大きなデメリットになる可能性があります。

3点目が、プラグインには互換性が存在しており、ホームページ制作時は、問題がなかったとしても、バージョンアップを行うと、互換性が失われて正しくホームページが表示されなくなるリスクがあり、プラグイン数が多いホームページはリスクを抱えることになります。

2点目と3点目のデメリットは、プラグイン数が少なければ問題がありませんが、30個くらいのプラグインを実装しているホームページでは、Better Delete Revisionの導入はあまりおすすめすることができません。

まとめ

Better Delete Revisionについて紹介しました。

一般的には、Better Delete Revisionを利用するケースは、ホームページの更新頻度が高く、リビジョン数が多くなりすぎて、データベースの容量を減らしたいという場合以外は不要です。

また、Better Delete Revisionを利用したとしても、ホームページのSEO効果や成約率にも影響はないので、どうしてもデータベースの容量が気になるとき以外は不要のプラグインになっています。