セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2023.10.10

BtoCのホームページ制作で成果を出すには面白味を意識

BtoB領域での実績が多い当社ですが、BtoCのホームページ制作においても深い洞察を持っています。特に、BtoCでは「面白味」を持ったコンテンツが成果を生む鍵だと認識しております。訪問者が興味を持ち続け、サイトにとどまるためには、彼らの心をつかむ面白い要素が必要です。

BtoCのホームページは飽きない仕組みが大切

BtoCのホームページ制作において、「飽きさせない」というのは、実に緻密な策略を必要とする課題です。一般的な企業のホームページ制作とは、BtoCの場合、根本的なアプローチが異なります。

面白味とは、単に笑わせるものや奇抜なものではなく、訪問者の心を捉える、何度も訪れたくなるような要素です。そこには動きのあるコンテンツだけでなく、心温まるストーリーや、ユーザーの日常に寄り添った情報提供も含まれます。

例えば、製品の紹介ページであれば、単にその製品の特徴やスペックを列挙するのではなく、その製品を使った日常のシーンを織り交ぜることで、ユーザーに製品の使い道や生活への価値を感じさせることができます。あるいは、同じ商品を取り扱う多くの企業がある中、なぜ自社の商品が特別なのか、その背景や製造工程などの裏話を交えることで、ユーザーの興味を引きつけることができます。

また、訪問者が企業の情報だけでなく、実際のユーザーの声や体験談を求める時代。そのため、実際のユーザーの声や体験談を取り入れることで、信頼感を増すとともに、他社との差別化も図ることができます。

BtoCのホームページ制作における「飽きさせない」は、単に面白くすることだけでなく、ユーザーとの強い結びつきを作ることに他なりません。そして、その結びつきが、最終的にはリピーターの増加や購買意欲の向上に繋がります。だからこそ、飽きさせない仕組みの構築は、BtoCのホームページ制作において絶対に欠かせない要素なのです。

面白味があるBtoCのホームページ制作の企画

BtoCのホームページ制作において、面白味を取り入れる企画の大切さは、日々の制作業務で感じています。実際、高額なウェブシステムの開発は必要とされることは少なく、その魅力はむしろ、細やかな工夫と斬新なアイディアにあると感じます。

私が手掛けたアメリカ留学をサポートする企業のホームページ制作は、その好例と言えるでしょう。ターゲット層である大学生にとって、留学先の情報は必要不可欠。しかし、単なる情報提供ではなく、留学を検討する彼らにとって"役立つ"情報をセレクトすることがポイントでした。

例として挙げられるのが、ニューヨークの情報ページ。このページは、留学生が実際に現地で経験するであろう情報に焦点を当てています。ニューヨークの魅力的な時期、観光地、お土産情報など、留学生が現地での生活を想像しながら読める内容としました。

さらに、航空路線のアクセスマップを取り入れることで、訪問者は実際の移動時間を確認でき、その上で飛行機が動くアニメーションが追加されることで、情報提供を超えたエンターテインメント性を持たせました。このような動きのあるコンテンツは、訪問者の興味を引きつける要素として、非常に有効です。

制作後のアクセス解析で、訪問者の平均滞在時間が大幅にアップしたことからも、このアプローチの成功が証明されました。高額な予算をかけるのではなく、ユーザーのニーズを正確に捉え、それに応じたコンテンツを提供すること。それが、BtoCのホームページ制作での成功の鍵となるのです。

結局のところ、BtoCのホームページは、訪問者の興味や関心を引きつける仕組みが必要です。そして、それを実現するための工夫やアイディアが、面白味を持ったコンテンツ制作の中心となります。

BtoCはホームページ制作以外も必要

BtoCのビジネスでは、ホームページ制作だけがすべてではありません。実際に、多くの企業がソーシャルメディアの活用を積極的に行っています。特に、BtoCのターゲット層は、情報収集や商品購入の判断材料として、ソーシャルメディアの投稿やレビューを参考にしていることが多いのです。

かつて、私が関わったあるプロジェクトでは、特定の商品を取り扱う企業がソーシャルメディアの活用をスタートさせました。この企業は、既存の顧客に対して、新商品の情報を効率的に伝えるための手段として、TwitterやInstagramの運用を検討していました。彼らの課題は、どうすれば既存の顧客にフォローしてもらい、さらに新規の見込み顧客へと広がっていくかでした。

そこで、私たちは初めに、既存の顧客に特別なオファーやキャンペーン情報を提供することを提案しました。これにより、フォロワー数を増やすと同時に、既存の顧客との関係をさらに深化させることが可能となりました。次に、新規の見込み顧客へのアプローチとして、彼らの興味を引くようなコンテンツ作りを意識しました。例えば、商品の背景ストーリーや使用方法、お得な情報など、フォロワーが喜ぶ情報を積極的に発信することで、口コミやシェアを促進しました。

そして、最も重要だったのは、ユーザーとのコミュニケーションを大切にすることでした。コメントやメッセージには迅速に対応し、時にはユーザーの声を取り入れた商品改善や新サービスの提案など、彼らの意見を真摯に受け止める姿勢が、ブランドの信頼性を高める要因となりました。

この経験から、ホームページ制作だけではなく、継続的なコミュニケーションが重要であることを学びました。そして、それらの取り組みが相まって、ホームページへのアクセス数や問い合わせ数も増加しました。エンドユーザーが飽きないような情報提供や対応を続けることで、真の意味での顧客獲得へと繋げることが可能となるのです。

まとめ

BtoCの世界では、ただホームページを持っているだけでは十分ではありません。面白みが不可欠で、これによってユーザーがサイトに引きつけられるのです。BtoBの場合、ビジネスの関係から必然的にサイトを訪問する場合もありますが、BtoCではその保証はどこにもありません。情報の過多な現代で、御社のサイトを目にしてもらうためには、用事があっての訪問はもちろん、何気ない日常の中で訪れてもらえる仕組みが求められます。

確かに、斬新で飽きのこないコンテンツの発想は簡単ではありません。そして、全ての提案が即座には採用されるわけではないことも事実です。しかし、常にこのようなコンテンツ創出の思考を持って取り組んでいると、意外なタイミングでアイデアが生まれることがあります。そして、その一つひとつのアイデアが、御社のサイトを独特なものに育て上げていきます。

時代の変化とともに、ホームページの集客の難易度は上がっています。だからこそ、数少ない訪問者に対して、最大の効果を上げるための施策が求められます。面白みを追求し、常にユーザーの心をつかむサイト作りに取り組むことで、御社のウェブサイトは次のステージへと進むでしょう。