株式会社セブンデザイン SEOに強い大阪のホームページ制作会社

  • 2023.06.11

クローキングが与えるSEOへの影響

クローキングとは、ダイレクトなどを使って、ホームページを閲覧する人間とサーチエンジンに対して、別ページを表示させることを言います。

クローキングは、たとえユーザーフレンドリーな対策であったとしても、グーグルが禁止している行為になるので、スパム行為としてペナルティが付与されます。

そのため、まったくサーチエンジンからの訪問者が見込めなくなってしまうので、正しい情報を学び健全なSEOを行うことがおすすめです。

クローキングとは

クローキングとは、サーチエンジンと訪問者で別のページを表示させることを言います。

サーチエンジンは、クローラーと呼ばれるホームページの自動巡回プログラムを利用して、情報収集を行っています。

そのため、人間とはまったく見ているものが異なっているのですが、そこを利用して、サーチエンジンと訪問者で異なる内容を表示させることで、SEO評価を高める対策がクローキングです。

例えば、フラッシュなどのサーチエンジンが評価できないけれども、訪問者にとっては魅力的なコンテンツがあったとします。

その時に、ユーザーにはフラッシュを見せて、サーチエンジンには、テキストが中心のコンテンツを表示させれば、SEO効果を最大化できるのです。

しかし、サーチエンジンは訪問者とサーチエンジンで同じ内容を見せることを推奨していて、クローキングはスパム行為になります。

そのため、クローキングを行っているホームページは、スパム行為としてペナルティが付与されるので、検索結果に出てこないか、大きく順位を落としてしまうのです。

クローキングが与えるSEOへの影響

クローキングを行ったホームページは、ペナルティが付与されるので、運が良くても大きく検索順位を落とし、最悪のケースでは、検索結果から消えてしまいます。

ペナルティを一度でも受けてしまうと、その後のSEOに大きな影響を与えていて、これまでの制作経験で見ると、解除に多くの時間がかかり、その後も監視が厳しくなるように感じます。

例えば、一度クローキングによりペナルティを受けた後、解除に成功をしたとしても、運営中に少しでもスパムっぽい行動があると、いきなりSEO効果を落としてしまいます。

実際に当社のホームページ制作でも、過去にペナルティを受けて、何とか解除したけれども、順調にSEO効果を出し続けることができず、ドメインを変更したお客さまもいます。

そのため、中長期的なことを考えると、クローキングは絶対に行ってはならない対策になっていて、不正行為のブラックハットSEOを理解した運営を行いましょう。

クローキングの手法

クローキングの手法は、ユーザーはリダイレクトで別ページを閲覧させ、サーチエンジンには該当ページを閲覧させる手法が一般的です。

特に気を付けたいポイントは、パソコンとスマートフォンサイトでリダイレクトを行うときで、訪問者のリダイレクトだけではなく、クローラーも適切に行いましょう。

お客さまであれば、恐らくパソコンとスマートフォンでホームページを分けるリダイレクト設定は分からないかもしれません。

そのため、そのホームページを制作している会社にクローラーも適切にリダイレクトを行えているか確認するようにしましょう。

また、もう一点あり、これはお客さまの責任ではないのですが、ハッキングによってホームページが乗っ取られた場合もクローキングに気を付ける必要があります。

昨今は、ちょくちょくお客さまから、ウイルスに感染してしまったと相談を受けるので、ハッキングされた場合は、クローキングのチェックも必要になります。

この2点だけを意識していれば、意図せずクローキングをしてしまうリスクはほとんどないので、SEOスパムを受ける可能性を0にすることが可能です。

クローキングに関するFAQ

クローキングに関するよくある質問と回答を紹介します。

クローキングは必ずSEOのスパム行為ですか?

御社にどのような意図があったとしても、クローキングはSEOスパムに該当します。

そのため、行わない方が良いではなく、行ってはならない対策になります。

現在の施策がクローキングに該当するかを調べてくれますか?

もちろん可能ですが、その際には、どんな対策を実施したかをお伝えいただく必要があります。

クローキングの調査だけで当社に依頼をいただくよりも、その対策を行った制作会社にクローキングに該当するかを確認した方が、予算を下げることが可能です。

もちろん、当社に相談をいただいても良いですが、あくまで御社にお伝えいただいた内容をベースに調査するだけなので、十分な確認ができていない可能性も存在します。

余程の理由がない限りは、その対策を行った制作会社に相談しましょう。

まとめ

クローキングは完全なるSEOスパムになるので、絶対に行ってはなりません。

もちろん、意図せずクローキングを行ってしまうこともならず、パソコンとスマートフォンサイトをお持ちの会社であればリダイレクトに気を付けましょう。

さらに、ハッキングを受けた場合は、制作会社にクローキングも含めて調査をしてもらい、健全なホームページとしなくてはなりません。

当ページをご覧の上で、クローキングについて理解をすることで、安心で安全なホームページ運営やSEOを実施することが可能になります。