- 2022.05.09
ホームページのお客さまの声は意外と更新が難しい
ホームページ制作時にお客さまの声を作成する際には、更新ができるかをしっかりと考えましょう。
実際に、ホームページ制作でも更新システムを搭載して作成をしたけど、公開後ほとんど更新されなかったケースも多くあります。
そこで今回は、これからホームページを制作される方向けに、お客さまの声を作成する際の注意点を紹介します。
ホームページ制作で作成されるお客さまの声
ホームページ制作のサイト構成やマップを提案するとお客さまの声も作成して欲しいと言われるケースがあります。
確かに、エンドユーザーから意見や感想を集めて制作したホームページにアップロードすれば、簡単に更新ができると思ってしまいがちです。
ただ、実際に、作成すると意外と運営につまずいてしまうケースがあり、それは打ち出したい内容とSEO効果が狙い通りにできないという点です。
打ち出したいポイント
お客さまの声は、そのサービスの利用者の生の発信情報になり、勝手に改変するというのは、あまりウェブマスターはしない方が良いと言えます。
ただ、制作したホームページのテーマと少し異なると、改定したいと感じるケースが多いでしょう。
これが更新のハードルの高さになり、実際に多くのクライアントは、本当はこういう内容を掲載したいんだけどと思いながら公開されています。
この対策法としては、クライアントから要望があればですが、ホームページ制作後に、当社がエクセルでアンケート用紙を作成します。
そこに聞きたいポイントを絞り、それに対する回答ができるようにして、御社の狙い通りとはいかないまでも、おおむね打ち出したい内容とリンクします。
現実問題として、これくらいしか対応法がなく、後は、ホームページ制作として検討するのではなく、商品やサービス力を高める以外の選択肢はありません。
SEO効果
グーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビングなど主要なサーチエンジンで上位表示を狙っている方だとご存知だと思いますが、SEOはユーザー目線の徹底化が大切です。
同じ内容を書くにしても、その文章の読みやすさや理解のしやすさが重要であり、それを自社のクライアントに求めるのは非常にハードルが高いです。
そのため、実はそのまま投稿しても、効果があるかどうかは運次第だと思います。
先述している通り、勝手に内容を書き換えるというのは、企業としてあり得ない行動であり、慎む必要があります。
そのため、実はSEO効果としても、効果的とは言い切れず、場合によっては、お客さまの声を集めて投稿しているのに、まったくランキングが上がらない可能性もあります。
お客さまの声を更新する際のポイント
成果が出るお客さまの声とするために、ホームページ制作時に提案する対策法を紹介します。
画像で公開する
まず自社の狙い通りの情報やSEO効果が出るかは運次第になるという点を解消するには、JPGなどの画像で作成することと、以下で紹介する自社コメントを付けるようにします。
画像で作成すれば、まずSEO効果を生み出さなくなり、実はユーザーの生の情報を遠慮なくアップロードできるようになります。
これはかなり大きなポイントであると感じ、生のお客さまの声を見て貰え、さらにはその箇所がSEOへ影響を与えなければ、御社にとってプラス評価しかありません。
画像化する際には、テキストが読めるようにしなくてはなりませんが、それは画像作成方法次第で、適切に行えばユーザー満足度は最大化されます。
この方法は、さまざまな制作されたホームページを見ていると、実装している企業も見られ、一般的な対策になっていると思います。
その下にテキストで御社のコメント
次に、単に画像だけで設置すると、ホームページ制作時にコンテンツ化したメリットを十分に享受できず、その下に御社のコメントをテキストで記載します。
自分で作成する原稿であり、そこで方向修正を適切に行ったり、サーチエンジンの認識を考えた原稿作成を行えばSEO効果を得られるようになります。
また、すべてのお客さまの声が御社に良い情報だけを書いてくれるわけではなく、悪い情報があっても、反省と対策法を記載すればメリットにできます。
現在の弊社のホームページ制作では上記2点が主な施策内容ですが、今後よいアイデアが浮かんだら、当記事への追記と対策法の変更を行う予定をしています。
原稿を変更しないお客さまの声を
ホームページ制作後、お客さまの声を作成する際に、原稿の改変は駄目だという理解が必要です。
訪問者を騙す行為は、絶対にならず、訪問者のために、適切に真実だけを伝えることが重要です。
もちろん、運営者は、多少は触ったほうが売り上げに繋がると考えてしまいますが、それは短期的な効果の話で、中長期的に見れば、大きなマイナスになります。
このような騙す行為は、長い目で見たときに、必ずどこかで整合性が取れなくなってしまい、破綻する例は多くあると思います。
そのため、原稿変更ではない部分で、有利なコンテンツとするための仕組みを構築することが、もっとも重要なポイントになります。
これからホームページを制作し、お客さまの声を作成される方の参考になれば幸いです。