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検出 - インデックス未登録に合格後なぜ再発?実例で解説

検出 - インデックス未登録の状態から合格に至った後、再び未登録になったケースがあります。本記事ではその実例をもとに、合格時の対応と再発の原因について紹介します。

検出 - インデックス未登録の実際の表示

まずは、当社クライアントのGoogleサーチコンソールにおける実際の表示をご紹介します。

検出 - インデックス未登録の表示

上記のように、4月29日は検出 - インデックス未登録が187件ありましたが、対策を実施したことで一時的に0件まで減少しました。その後もしばらくは状態が安定していましたが、5月25日に突然199件まで増加しました。

4月末までは集中的に対応していたものの、以降は通常の運用ペースに戻し、週に1ページの新規作成という状態に戻っています。

この急激な再発を受け、当社としても重要な問題と捉えています。そこで、検出 - インデックス未登録の状態から合格に至った際に行った対策の整理と、再発の原因についての検討内容を、以下で紹介します。

検出 - インデックス未登録に合格した時にやったこと

ここでは、実際に検出 - インデックス未登録からインデックス登録された際に行った対策内容を整理します。技術的な問題はなく、主にサイト内部の構造やコンテンツの見直しによって対応しました。

技術的な問題は見つからなかった

一般的に、検出 - インデックス未登録になる原因は、技術的な問題によるものと考えています。たとえば、ソースコードが複雑すぎる場合や、Googleサーチコンソール上でXMLサイトマップが未送信の場合など、Googleがページの内容を正しく把握できないことが一因になります。

そのため、まずはGoogleサーチコンソールでインデックス未登録の状態を確認し、サーバー設定やrobots.txt、noindexタグの設定、クロールエラーの有無を調査しました。しかし、技術的な問題は見つかりませんでした。

この結果から、技術的な修正ではなく、ページの内容やサイト内部の構造を見直す必要があると考え対応を検討しました。

また、技術的な問題については、検出 - インデックス未登録とは?のページで詳しく解説しているため、そちらもあわせてご覧ください。

内部リンクを整理・最適化した

次に行ったのは、内部リンク構造の見直しです。

該当ページに対して他のページからのリンク数が少なく、サイト内での位置付けが弱い状態だったため、関連性の高いコンテンツから積極的にリンクを追加しました。また、リンクテキストも適切に設定し、検索エンジンがページの内容と重要性を正しく把握しやすくなるよう調整しています。

これにより、クローラビリティの改善とページ評価の向上が期待できました。

コンテンツを追加・削除して質を見直した

コンテンツの質を上げるために、不要な要素を削除し、有用な情報を追加する対応を行いました。

まず、他のページと重複している内容や、タイトルと関連性がないコンテンツを削除しました。そのうえで、検索意図に合致する内容や、ユーザーにとって有益と考えられる具体的な情報を追加しています。

このように、削るべきものは削り、足りない情報を補うことで、ページ全体の情報密度と有用性を高めることができました。その結果として、Googleにとってもインデックスに値するページだと評価されやすくなったと考えています。

検出 - インデックス未登録が再発したのはアクセス数が鍵だと予測

一度は検出 - インデックス未登録のページが合格したものの、再び再発してしまうケースが発生しました。その背景として、アクセス数の低下が関係している可能性があると考えています。

再発の原因はアクセス不足の可能性が高い

Googleは、ユーザーに使われていないページはインデックスから除外する可能性があると明言しています。

今回、合格後の状態がしばらく続いたにもかかわらず、更新頻度が通常運用に戻ったタイミングで検出 - インデックス未登録の件数が急増したことから、ページのアクセス数が十分に得られていなかった可能性があると判断しました。

実際に、アクセス解析の結果を見てみると、検出 - インデックス未登録のページは、訪問者数がほぼ0の状態になっています。検索結果での露出が少ないテーマが原因で、ページへの訪問が極端に少なかったことが原因の一つと考えられます。

Googleが評価する価値のあるページとして扱われるには、ある程度のアクセスや利用実績が必要とされるため、アクセス数の少なさは再発の引き金となり得る要素です。

今後の対応としてページをリライトして検証

再発の原因はアクセス数の少なさが関係している可能性が高いため、ページの見直しを実施する予定です。

具体的には、検索意図とのズレや内容の古さ、ページタイトルや見出し構成などを再評価し、ユーザーにとってより有用な情報を盛り込んだ形でリライトを進めていきます。

また、リライト後のページがどのようにインデックスされるかを観察することで、再発との関連性を検証していきます。これにより、同様の状況に陥らないための再発防止策として活用できる知見を得ることが目的です。

また、実際に、再度合格した場合は、当ページをリライトする予定です。

まとめ:合格後も放置せずアクセス数の改善を忘れずに

検出 - インデックス未登録の状態から合格に至るまでには、コンテンツや内部リンクなどの基本的な改善が効果的でした。しかし、合格後に再び再発してしまったケースからも分かるように、アクセス数の向上や継続的なページの見直しも欠かせません。

インデックスされたことに安心せず、ユーザーにとって価値のあるページであり続けることが、再発を防ぐための重要なポイントです。

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