- 2022.10.18
失敗してしまう悪いホームページ制作法
当社は、成果を追求するWebサイト制作会社になります。
効果がない悪いホームページを制作しないためには、失敗事例を学ぶことが重要になっていて、当社では、クライアントや同業他社から、失敗事例をなるべく収集するようにしています。
そこで今回は、成功に必要になってくる、よく聞く失敗するホームページ制作のパターンをご紹介します。
失敗してしまうホームページ制作とは
失敗してしまうホームページ制作とは、どんな事例が多いかをご紹介します。
ウェブデザイン作成
もっとも失敗事例として多いのが、ウェブデザイン作成です。
ウェブデザイン作成では、訪問者ニーズに対して最適化する点と、クライアントニーズを満たすの2点が大切になっています。
当社では、まずウェブデザインが好きなホームページをお教えいただきます。
これにより、どういったウェブデザインがクライアント好みかを確認して、成果を出す目的や手段から調整を行います。
そして、調整が終わってから、各ページで利用する要素を確定する目的で、ワイヤーフレームを作成します。
ワイヤーフレームにより、各ページで、掲載する情報だけではなく、どういう順番で配置するかも確定しています。
実際に、ウェブデザイン作成においては、この好みのウェブデザインと調整、そしてワイヤーフレーム作成は非常に大切になっています。
この作業を行えば、完璧とまではいきませんが、クライアントの趣味趣向や成果を出す仕組み作りが行え、ウェブデザイン作成で失敗する可能性が下がります。
ホームページ制作において、ウェブデザイン作成は非常に難しく、そして大変ですが、しっかりと希望通りに作成する対策を取らなくてはなりません。
絶対に行ってはならないのは、ヒアリングなど確認が一切ない状態でウェブデザインを作成し始めて、コーディングを行うことです。
この流れになってしまうと、完成後に、こんなはずではなかったと思うケースが多く、必ずウェブデザインに関する打ち合わせを密に行わなくてはなりません。
企画・構成を見直さない
プレゼンが終わり、発注業者が決まった後、しっかりと仕様確認や調整をしなくてはなりません。
その理由は、プレゼン資料を作成する際に、確かにある程度は調査をしていますが、その調査時間は、そこまで多くありません。
実際に、1社あたりの調査時間としては、1週間程度になっていて、この短い期間で、100%完璧な企画と構成作成は不可能であると思います。
もちろん、少しでも完璧に、クライアントサイトが成功することは考えていますが、細かなところで不十分であるケースが多くあります。
この不十分を解消して、初めて効果的なホームページ制作が可能で、発注後には必ず見直さなくてはなりません。
この見直しを行わずに、案件が進んでしまうと、公開後、現構成や企画は問題がある気がすると思うケースもあります。
さらには、管理画面が非常に使いづらいというケースもあり、しっかりと発注後に、企画と構成を見直し、失敗を回避しましょう。
丸投げしてしまう
ホームページ制作を丸投げしてしまうことは良くありません。
例えば、企画や構成を提案内容のまま作り始めたり、原稿や画像をいい加減に渡したりなど、業者に任せきりはいけません。
そのホームページを公開して、会社概要に掲載する社名は御社名になります。
さらには、御社名で検索したときには、そのホームページが表示され、御社が所有する広告物と考えなくてはなりません。
丸投げをしてしまうと、魅力や特長を打ち出せず、成果を出せる可能性が一気に低くなってしまいます。
そのため、丸投げして、失敗する可能性を高めるではなく、御社も一緒になって作り上げるという意識も持てば、成功する可能性が高まります。
価格で業者を選んでしまう
ホームページ制作提案を行っていて、まれにあるケースが、価格で業者を決めてしまうケースがあります。
もちろん、目的が、ただ公開できれば良いというだけであれば、価格で選んでも問題はないでしょう。
しかし、集客や成約に成功するとなると、価格だけで選定を行うことは、あまりおすすめしません。
例えば、集客の中で、もっとも人気がある対策がSEOです。
このSEOを実施するには、Webサイト制作会社として、それなりに時間がかかる作業が必要です。
そして、価格は、作業時間によって算出されていて、分かりやすく言うと時給で見積書が作成されています。
価格が安い理由は、効率化をしているか、成果を出す作業を省略して、ただ公開する作業だけを行っていると思われます。
中堅以上の業者に発注している場合は、効果を出す施策を効率化している可能性が高いですが、一般的に中規模以下は、作業を省略している可能性が非常に高いです。
そのため、何かしら目的がある場合は、もちろん価格は大切ですが、提案内容で定めたうえで、良い提案をしてくれた業者に価格相談を行うのがベストでしょう。
発注したフリーランスと連絡が取れない
ホームページ制作をフリーランスに発注した際に、まれに発生します。
フリーランスは、すべての作業を自分1人で行い、かなり忙しい方が多いです。
ある日突然、メールなどで返信がなくなったケースなどがあるそうです。
そういったリスクは発注前に、ある程度理解をしていかなくてはなりません。
フリーランスは、一般的に、法人に依頼するよりも安いケースが多く、これらのリスクも踏まえて安くなっていると理解をしておきましょう。
もし、急ぎ案件が多いクライアントであれば、フリーランスへ発注はリスクが高いと思われ、余裕がある発注以外は、法人へ依頼をおすすめします。
ホームページ制作で失敗しないために
上記が、これまで耳にした失敗するホームページ制作事例です。
では、失敗しないために行うべき内容をご紹介します。
目的と情報を整理
目的や情報整理を行いましょう。
なぜ作り始めるかや、どうやって成果を得るかなど、ホームページ制作目的の明確化を行います。
その後、情報整理を目的として、会社組織に依頼か個人事業主に依頼かや、掲載する内容をどうすれば良いかなど、具体的な情報整理を行います。
これらの目的と情報整理がしっかりと行えていれば、失敗しないホームページ制作が可能です。
もちろん、クライアントだけで行うとなると、かなり大変であるため、業者が確定したら、業者と一緒に行うのも効果的な手段になっています。
流れを把握
こちらは当社が掲載しているホームページ制作の流れになり、この流れを把握することも大切です。
細かくは知る必要がありませんが、次に自社がどんな作業を行うかや、いつ頃本アップができるかなどは把握しておきたい情報です。
流れを把握することで、自社が行う作業が明確になり、公開までスムーズな作業が行えます。
当社では、そこまで細かく流れは出しておりません。
細かく出してしまうと、お客さま負担が大きくなってしまい、いつ頃アップするかだけを定めて、いつまでにウェブデザインが完成するかなど、おおよその日にちを定めています。
スケジューリングはトラブルを回避するためにも、しっかりと行っておく必要があり、スケジューリングを行えば、失敗しないホームページ制作となります。
比較ができる見積書に
発注業者を選定する際に、一般的にはホームページ制作の見積書が提出されますが、この見積書を業者ごとで比較する目的で、多少手直しをする必要があります。
例えば、当社では、大まかな予算と細かな予算で2枚の見積書を作成しています。
しかし、会社によっては、ほぼすべての作業が一式で出されているケースがあり、一式で提出されたら、しっかりと業者へ内訳を確認しましょう。
なぜそこまでする必要があるかと言うと、価格比較を行えば、それぞれの会社で得意分野や不得意分野、さらには作業効率化などを確認ができます。
見積書は単に総額だけを見ていると、失敗するケースがあり、内訳こそが最も大切だと思われます。
失敗しないホームページ制作は計画性が大切
失敗しないホームページ制作は、計画性が非常に大切です。
すべての作業に対して、根拠が明確であり、そして成果一点に絞って、対策を行えば、期待以上に成果を出せます。
さらには、クライアント側においても、それぞれのフェーズで適切な確認が行えるようになり、こんなはずではなかったと思うケースも少なくなります。
当社では、失敗事例以外に、成功するホームページ制作についても公開しています。
興味があれば、そちらもご覧ください。