セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2024.03.03

ホームページにあるコメント欄のメリットやデメリット

ホームページにあるコメント欄とは、ユーザーが開いているページに対して、訪問者が自由に自分の意見を書き込めるコンテンツのことを言います。

企業サイトを制作する際には、コメント欄を付けることは滅多にありませんが、ホームページの目的によっては実装するケースもあります。

当ページでは、自社サイトにコメント欄を実装するか検討中の方へ、ホームページにあるコメント欄のメリットやデメリットを紹介します。

ホームページのコメント欄とは

ホームページは、運用企業からユーザーへの情報発信がメインになり、SNSなどのように双方向のコミュニケーションができないツールになります。

しかし、一方的なコミュニケーションではなく、できればホームページであったとしても、双方向のコミュニケーションを実現したほうが、高い成果を実現しやすくなります。

そこで、ホームページで双方向のコミュニケーションを実現する方法としてコメント欄があります。

ページを閲覧しているユーザーが、理解がしづらかった場所や、疑問が解消されなかった内容を書きこむことで、ホームページの運営企業が適切なアドバイスを追記することが可能になります。

さらに、コメント欄に記載された内容は、ホームページに訪問したすべてのユーザーが見ることができるので、同じ疑問や悩みを持つ方に、より深い情報提供を行えます。

もちろん、メリットだけでなく、デメリットも存在しているので、一概にすべてのホームページに対して、コメント欄が必要であるとは言いきれませんが、ホームページの成果を高めるためには、効果的なコンテンツの一つと言えます。

コメント欄のメリット

誤字・脱字を指摘してくれる

当社では、コメント欄の最大のメリットは、誤字・脱字を指摘してくれることにあると考えています。

ホームページ運営を行っていると、ページを作成した後に読み直しを行ったとしても、誤字・脱字に気が付かないケースもあります。

誤字・脱字は、少しくらいあっても、ホームページの成果に影響は見られませんが、数が多すぎると、確実に成約率が下がってしまいます。

ただし、コメント欄があるからと言っても、ページに誤字・脱字が過剰に多い場合は、訪問者は指摘をする気も失せるので、読み直しは必須になります。

分からなかった箇所を相談してくれる

コメント欄を活用することで、ページの内容をより深くすることが可能です。

例えば、ページを作成している際には、充実した内容でユーザーが読みやすく理解しやすいことを意識しますが、それでも100%の訪問者が理解できるとは言い切れません。

そういった理解ができなかった内容をコメント欄で相談してもらうことで、すべての人が理解することができるページへと成長させることができます。

SEOやSNSからの集客や、ホームページの成約率の向上を実現するには、ページが読みやすく理解がしやすいことも重要な要因になるので、コメント欄を設置して、ページの内容だけでは分からなかった箇所を補足説明できることは、ホームページの成果において重要と言えます。

SEO効果が出る可能性が高まる

コメント欄は、すべての訪問者が見れるようにすることが一般的です。

すなわち、コメント欄に書き込んだ情報もSEOの評価の1つのコンテンツとして判断されるので、頻繁にコメントされるホームページはSEO効果を出しやすくなっています。

特に、最近のSEOでは、その効果が顕著に見られるホームページも増えていて、必ずではありませんが、良質な投稿を行ってもらえることで、検索順位を高める効果もあります。

コメント欄のデメリット

コメント欄を作成するホームページには、メリットだけではなく、デメリットもあり、実装を検討する際には、デメリットを理解して、対策を講じることが重要です。

リンクスパムの書き込みをされる可能性がある

コメント欄を公開すると、リンクスパムが発生する恐れがあります。

年々サーチエンジンは、被リンクのSEO効果を落としていたり、スパムの被リンクを無効化する傾向がありますが、それでも被リンクのSEO効果は0ではありません。

リンクスパムに利用されたコメント欄は、ユーザーが不快に思う可能性があり、ホームページに再訪される可能性を落としたり、さらにはリンクスパムを行っているホームページとサーチエンジンに認識されると、御社サイトのSEO効果を大きく落としてしまいます。

リンクスパムを回避したコメント欄にするためには、プログラムによる書き込みを禁止したり、URLの投稿をできなくしたりするなどの方法があります。

悪口を書き込まれる可能性がある

コメント欄を開放していると、ページの内容に関係なく、ありもしない内容を書き込まれる可能性があります。

もちろん、本当に失敗してしまった内容であれば、適切な謝罪を行うべきだとは思いますが、コメント欄に書かれる悪口の大半が、そんなはずはないといった内容になってきます。

1つや2つ書かれるくらいであれば、見つけ次第削除をすれば良いですが、大量に書かれてしまうと、削除をするだけでも多くの時間が必要になります。

コメント欄に悪口を書き込まれるようになると、どんな対策をしても基本は収まらないので、最終手段ですが、承認制のコメント欄にする必要があります。

まとめ

ホームページにあるコメント欄のメリットとデメリットを紹介しました。

適切に利用すれば、ホームページの成果を高める効果がありますが、悪意を持ったユーザーに嫌がらせをされてしまうデメリットも存在してきます。

そのため、御社が明確に嫌がらせに対する対処法がある場合で、ホームページの品質的にもコメント欄があった方が良いと判断した場合は設置すべきコンテンツになります。

ホームページにコメント欄を設置すべきか検討中の方の参考になれば幸いです。